東都大学野球の1、2部入れ替え戦は10日、神宮球場で2回戦を行い、駒大(1部6位)が拓大(2部1位)に2―0で連勝し、1部残留を決めた。
高校時代は、U―18日本代表のエース格だった上野翔太郎投手(4年・中京大中京)が1安打完封。ラストシーズンの今秋になって救援で初勝利を挙げ、この日が神宮初先発。キレのいい直球を軸に、見逃し4つを含む8奪三振。三塁を踏ませず、試合前にチームメートに宣言した通りに完封してみせた。
「リーグ戦のあと、入れ替え戦に向けて切り替えて練習してきた」。1部残留を置き土産に、来年は社会人でプレーする右腕は「レベルが上がるが、いい結果が出せるようにしたい」と意気込んだ。
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