近年、料理人にフォーカスするというユニークなコンセプトを持ったグルメサイト「ヒトサラ」が注目されています。
それに伴い、ヒトサラを集客ツールとしてとして運用する飲食店も増加していますが、ヒトサラのサイト内におけるランキングはどのようにつけられているのでしょうか。
この記事では、ヒトサラの概要、ヒトサラを利用するメリット・デメリット、効果的な運用方法について解説します。
ヒトサラとは?プロのシェフによる料理の評価サイト
ヒトサラとは、近年急成長中のグルメサイトです。
従来のグルメサイトのように店舗を羅列するのではなく料理人や料理にフォーカスし、より深い情報を伝えるというユニークな観点が評価され、徐々にその人気を高めています。
以下では、ヒトサラの概要、特徴について解説します。
「料理人の顔が見えるグルメサイト」
ヒトサラは「料理人の顔が見えるグルメサイト」という、これまでにないコンセプトを打ち出しています。
他のグルメサイトと同様に、店舗の基本的な情報を掲載しつつも、どのような経歴を持つシェフがどのような思いのもとに料理を提供しているのかを伝えるグルメサイトとなっています。
比較的、高単価の飲食店が多くラインナップされているため、メインのユーザー層は30代以上で、他のグルメサイトと比べてリピート志向の高いユーザーが多いようです。
ヒトサラとは?プロの料理人のおすすめが見られるグルメメディア
ヒトサラはプロの料理人のおすすめする店舗が、その推薦のコメントとともに見られるグルメメディアです。調理に携わる料理人や、提供される一品一品の料理に焦点を当てるという他のグルメサイトには見られないスタイルで、ユーザーの支持を集めています。15,000以上のお店を掲載し、シェフたちが実際に通うお店をヒトサラ編集部が直接取材する「シェフお墨付き」店舗は8,000店にも上ります。食べログやぐるなびなどといったグルメサイトのように、ユーザー層の属性が幅広いとはいいがたいヒトサラですが、ファンは決して...
実際にお店で料理を作っている人からのコメントも
ヒトサラでは、店舗情報やメニューだけでなく、店舗で調理している料理人からのコメントを閲覧することもできます。
2018年8月時点で11,600人の料理人を掲載しており、実際に調理に携わる人の目線からおすすめメニューや料理についての説明を受けられる点は、まさにヒトサラの唯一無二の特徴と言えるでしょう。
料理人のこだわりについてのコメントを読んでから味わう料理は、より一層の深みを感じられるでしょう。
「料理人から探す」機能
グルメサイトでは、価格帯や立地、料理のジャンルから飲食店を探すのが一般的ですが、ヒトサラでは、「料理人から探す」機能が実装されています。
料理人から探す機能では、特定の料理人が評価している店舗を見ることができるため、信頼する料理人が高く評価している店舗を選べるでしょう。
プロである料理人が自らの名を出しておすすめする店舗は、見知らぬユーザーの口コミ以上に信頼性の高いものであると考えるユーザーが多く、「料理人から探す」機能は好評を集めています。
メリット・デメリットは?
一際ユニークなコンセプトや機能で話題となっているヒトサラですが、ユーザーや掲載者にとっては具体的にどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
以下では、ユーザー目線、掲載者目線からヒトサラのメリット・デメリットについて解説します。
ユーザーのメリット
ユーザーにとっての最大のメリットは、料理人の顔が見える安心感です。
近年では、スーパーで販売されている野菜や果物にも生産者の顔が見えるシリーズなどが販売されており、安心感を求める顧客から一定の人気を集めています。
しかし、従来の外食産業において料理人の顔が見えるサービス提供の形はごく限られており、多くの飲食店ではどのような料理人が、どのようなこだわりを持って作っている料理であるか、顧客には伝わらない状況でした。
料理人の顔や料理に向き合う姿勢がわかるヒトサラでは、ユーザーにこれまで以上の安心感を提供しています。
掲載者のメリット
掲載者にとってのメリットは、料理人にフォーカスしているため、料理人同士のコミュニケーションが生まれやすい点です。
プロの料理人が高く評価する店舗を掲載するページなどもあるため、そこでは互いに紹介しあう形で相互的なマーケティングが促進され、店舗同士、料理人同士のコミュニケーションが生まれるきっかけにもなり得るでしょう。
また、オンラインにおけるプロモーションではSEOに強く、大きな規模でWebマーケティングに取り組むことができるチェーン店の方が有利な状況にある場合が多いですが、個店の掲載数が多いヒトサラではチェーン店に埋もれてしまう可能性も低いと言えます。
掲載者のデメリット
掲載者にとって魅力的な要素が多いヒトサラですが、その知名度はまだ十分とは言えず、幅広い層に向けたプロモーションがしづらい点はデメリットであると言えます。
たとえば、高単価な店舗が多く、金銭的にも余裕のある30代以上のユーザー層がメインターゲットであるヒトサラでは、ユーザー側も特別な日に行きたい、少し贅沢なお店を探しているケースが多く、価格競争によって顧客をつかむ薄利多売型のマーケティングにはあまり向いていないでしょう。
このように飲食店のビジネスモデルや取り込みをねらうターゲット層が、ヒトサラのコンセプトやメインユーザー層にマッチしない場合には、十分な集客効果が得られない可能性もあります。
他のグルメサイトとの併用が効果的
他のグルメサイトと比べて規模が小さいという、ヒトサラのデメリットをカバーするためには他のグルメサイトとの併用が効果的な対策となります。
以下では、ヒトサラを効果的に運用するためのポイント、掲載プラン、インバウンド対策について解説します。
食べログ・Rettyとの連携
ヒトサラでは、大手グルメサイトである食べログやRettyと連携が可能です。
サイト側では、店舗についてのより充実した情報をユーザーに提供するために連携をしていますが、掲載者側にもメリットがあり、ユーザーに多くの情報や魅力を提供することで訴求力を高め、かつ他サイトからの相互的な流入が期待できます。
飲食店なら店舗会員になるべき!「食べログ」登録のメリット・無料会員と有料会員の違いについて解説
食べログは国内で最も有名なグルメサイトの一つです。同サービスには圧倒的なユーザー数とプレビュー数が集まっており、集客ツールの1つとして飲食店からの注目も集めています。このように人気サービスでありながら、食べログで店舗会員が受けられるサービスや店舗会員の登録方法についてはあまり広く知られてはいません。この記事では、食べログの店舗会員における新規会員登録の方法、店舗会員が受けられるサービスの内容、無料会員と有料会員の違いについて解説します。 グルメアプリ「食べログ」登録するべき?飲食店オーナー...
食べログを賢く活用するには?メリットや使い方を徹底解説!
食べログは飲食店についての口コミや評価、基本情報を掲載しているグルメサイトです。国内の大手グルメサイトの中でも特に利用者数や登録店舗数が多く、非常に影響力の大きなサイトであるといえるでしょう。店舗にとっては、食べログを上手く活用することによって大きな集客力を得られる可能性があります。この記事では、食べログの概要、特長、登録のメリットや活用のポイントについて解説します。食べログとは?食べログは国内最大級規模のグルメサイトで、飲食店における集客に大きな影響力を持っています。食べログをはじめとす...
「Retty」に店舗を登録して集客につなげるには?日本最大級・実名型グルメサービス・店舗ページ・登録のメリットを解説
飲食店を検索する際に、店舗の情報がたくさん掲載されたグルメサイトにアクセスして探すという人も多いのではないでしょうか。ぐるなびや食べログ、ホットペッパーグルメが代表的なサービスでしょう。近年、こうした老舗グルメサイトに加えて、注目度が高まっているグルメサイトが「Retty」です。Rettyの特徴は「実名SNS型サイト」という点にあります。今回は、Rettyへの登録方法や、登録するメリットなどについて詳しく見ていきましょう。実名型グルメサイトRettyとは?登録するには?Rettyは、「Re...
3つの掲載プランでWeb内上位検索対応
ヒトサラでは、ゴールドプラン、ベーシックプラン、ライトプランと、3つの掲載プランを設けています。
初期費用は一律6万円で、月額料金はそれぞれ3万円、2万円、1万円となっており、ライトプラン、ベーシックプランでは8ページまでの店舗紹介、ゴールドプランでは13ページまでの店舗紹介が可能です。
また、ベーシックプランでは、スマホ広告枠やピックアップによってユーザーの目に触れる機会を増やすことができ、ゴールドプランではさらにシーズン特集などの有料枠に無料で店舗を掲載することができるようになります。
なお、これらのプランでは表示順位にも優劣がつけられるため、ヒトサラをメインの集客ツールとして運用する場合には、上位のプランに登録するとより効果が期待しやすいでしょう。
訪日客をターゲットにした「SAVOR JAPAN」
ヒトサラでは、インバウンド旅行者向けに特化したグルメサイト「SAVOR JAPAN」と連携しています。
SAVOR JAPANはいわばヒトサラの外国語版で、英語、簡体字、繁体字、韓国語に対応しています。
サイト利用者の8割以上が海外のユーザーであることが特徴で、月間利用ユーザー数も順調に伸ばしているため、今後飲食店におけるインバウンド集客対策のスタンダードとなる可能性も十分に期待できるでしょう。
SAVOR JAPANもヒトサラと同様に、25歳~34歳の年齢層のユーザーが最も多く、アッパーミドル層がメインターゲットとなっています。
また、SAVOR JAPANでは翻訳にもこだわりを持っており、AIによる翻訳ではなくエキスパートによる人力翻訳によってよりネイティブに料理の魅力が伝わりやすい翻訳を目指しています。
サイト内ランキングは料金プランによる : 他サイトとの併用で知名度アップ
近年、徐々に注目を浴び始めているグルメサイトのヒトサラでは料理人に焦点をあてて飲食店の紹介をしています。
他のグルメサイトとは一線を画すコンセプトによって、一部のユーザーから厚い支持を受けているヒトサラですが、世間一般に広く認知されているとは言えず、メインユーザー層である30代~40代に特化した集客対策に使用するのが良いでしょう。
また、ヒトサラでは、検索結果のランキングやピックアップは料金プランに左右される部分が少なくありません。
ヒトサラを店舗における集客ツールとして本格的に運用するのであれば、上位のプランへの登録が必要となる可能性が高いでしょう。