天皇杯で浦和破ったホンダFCがJFL史上初の4連覇！偉業達成に「チームが一つになった結果」

　日本フットボールリーグ（JFL）のホンダFC（浜松市）が10日、史上初の4連覇を達成した。ホンダは茨城県龍ケ崎市陸上競技場で流通経大ドラゴンズに2―1で勝ち、勝ち点を59に伸ばした。2位のソニー仙台は引き分けて勝ち点は49。残り3試合で、仙台は全勝してもホンダに追いつかないため、ホンダの4連覇が決まった。

　苦しみながらも偉業を達成した。前半に先制点を許したが慌てず、落ち着いてボールを回し後半に2点を奪って逆転勝ちした。

　井幡博康監督（45）は「4連覇は地道に積み上げてきた成果」と振り返った。リーグ優勝はもちろん、全国にその名をとどろかせたのは天皇杯での快進撃。J2の徳島、J1の札幌と浦和を下して準々決勝進出。当時J1首位の鹿島に0―1で惜敗したが、積極的な攻撃の姿勢はサッカーファンを驚かせた。DF鈴木雄也主将（28）は「チームが一つになって戦った結果」と話していた。