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鳩山総理の「桜を見る会」に行ってきました

  なぜか、今年初めて総理大臣の「桜を見る会」に誘われた。  大喜びの家内昌子は、共に山形から駆け付けたが、待ち受けている東京は寒かった!夜中は雪だったが、受付開始の朝8:30には冷たい雨に変わり、濡れ雪が革靴に浸透。 場所は新宿御苑。 厳重な警備の中、ちょうど総理のスピーチが終わるごろに会場に到着しまた。  どうせ何も聞こえないので、それでいいと思った。

 自衛隊のブラスバンドは予想以上にレベル高かった!休憩もせずに2時間以上頑張り続け、寒い会場の雰囲気を明るくした。本当に「ガーデン・パーティーという感じだったね。家内が一つだけクレームを付けた:「外人と比べて自衛隊のユニフォームが地味ですね」と。

  アメリカの軍人も勢ぞろい。若い海兵隊員もいれば、一緒に写真を撮らしてもらった偉い軍人もいた。どちらも、家内が行った通り征軍服が格好良かった!

 軍人たちが手にしているのは、会場で配れたお酒の升。外人は楽しいね!仕事中に升酒を飲んでいる自衛隊員は一人も見なかった。

  いよいよ本番。無数のSPが警備する花道を、閣僚が通り始めた。普天間基地の移設問題で頭が痛いはずの北沢防衛大臣は、意外と明るい表情。お気の毒だが、周りの観客は「誰だ、あの男。どこかで見たことがある」。防衛大臣になっても、名前を覚えてもらえないというのは、軍の役割を重視するアメリカと比較していいことかもしれない。

  初めて、平野官房長官の笑顔を見たような気がする!最近の記者会見では、政府内の混乱を隠すのが精一杯で、官房長官の表情はずーと渋い。家内は、「よさそうな人じゃん」と感激したが、平野さんについて前から耳に入っている評判は「鳩山に絶対忠実な男」。鳩山由紀夫さんと一緒に権力の座に上り詰めて、一緒にその座から降りる男かな、という感じだ。
 「総理、総理、こっち向いて!」と周りが騒いでいる中で、私が脳を回転させて、総理の注意を惹く方法を考えた。「総理、お久しぶりです」と読んでみたら、さすが総理でもちゃんとこっちの方に目を向いてくれた。嬉しさのあまり、その写真を撮るのを見逃してしまった。ごめんね!

  総理以上に騒がれたのは、やはり「幸婦人」。近距離から見てはやはりさわやかで上品な方だが、いつも見る写真より「歳をとったな」と感じた。旦那様の政権を助けるのに、宇宙パワーだけじゃ足りないということか・・・

  今日はラッキー!ずっと会いたかった前原国交大臣とツーショットを撮ることに成功。昔は建設業社で、今は旅行業を営んでいる私は、ずっと国交省の管轄内に生きてきている(国交省は観光庁の生みの親)。昔から付き合ってきた国交省職員は現在前原大臣の秘書官なので、いつかゆっくり話せるチャンスが来るかもしれない。現実となれば、旅行業の緩和すべき規制について説得して見たい。

  バイバイ総理!品川ナンバー70-00の黒いレクサスに乗り込み、SPに囲まれながら総理は会場を後にした。危険水域に入った支持率、迫りくる普天間問題を決着しなければならない時期、楽観できない参議院選挙。高級車に乗っている時ぐらい、ゆっくり休んで下さいね!

  ああ、楽しい花見会だった。めったに感じるチャンスのないわくわく、ドキドキの連続。やっぱり一国の総理って、支持率はどうであろうと、それなりの威力を感じさせるものだ。

 でも桜の花のごとく、権力も哀れなもの。参議院選後の政界の光景を、だれが予見できるだろうかか・・・ということを気にせずに、桜前線の山形県北部への到来をお楽しみに!

   

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