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2019年11月11日 20時59分
一走の位置から柳(右)ら投手の動きを見る荒木内野守備走塁コーチ(中)
盗みのことは盗みの達人に聞け。中日の沖縄・北谷キャンプ第4クール初日の11日、荒木雅博2軍内野守備走塁コーチ(42)が、投手陣のけん制練習に乱入。球団史上最多378盗塁と、先の塁を盗み続けてきたその技を、投手陣に伝授した。盗まれぬ秘訣(ひけつ)は、間にありー。
本来そこにいるはずのない「ランナー、荒木」が、一塁の位置に陣取った。リードを取って、マウンドの投手を凝視する。2年前までは現役としておなじみだった姿。その狙いは、走者にとって嫌なけん制とは何か、を伝えるためだった。
「走りにくいけん制、走られにくいけん制というのがある」
投手たちはマウンド付近でセットポジションの構え。順番にけん制を放った。荒木コーチは1球投げられるごとに投手へアドバイスを送った。説いたのは「間」の大切さだった。
「ただ(間が)長いだけじゃないんだよね。本当にホームに投げるか、一塁に投げるのか分からないような」
数々の投手と駆け引きを繰り広げてきた荒木コーチ。現役時代、塁に出た時に「嫌だな…」と感じたのは、ホームに投げるのか、けん制するのか分からない「間」を持った投手だった。ならではの目線で、嫌なけん制の仕方を伝えた。
意外なところからヒントをもらった柳は「あれだけ盗塁を記録された方ですから、自分にはなかったような視点で教えていただきました」と目からうろこ。元盗塁王のアドバイスに「これからより一層けん制を磨いていきます」と力を込めた。
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