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【ドラニュース】

「速さ、強さでなく、目指すは勝てる球」 福谷が今キャンプ投手陣最多の206球を熱投

2019年11月12日 紙面から

北谷組、名古屋組含め秋季キャンプ最多の206球を投げ込んだ福谷=中日ドラゴンズ屋内練習場で(高岡辰伍撮影)

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 ナゴヤ球場での秋季キャンプに参加している中日・福谷浩司投手(28)が11日、屋内練習場のブルペンで200球超えの投げ込みを行った。左打者の内角へズバズバ投げ込むなど、投じた球数は実に206球。1度のブルペン入りでは、沖縄の北谷組、名古屋組を含め今キャンプ最多の球数となった。

 「門倉コーチとも話をして、速いとか強いとかではなく、勝てるボールを目指してやっていこうと。いい感じのボールが出てきているので継続していきたいと思います」

 今キャンプでは、打者から球の出どころが見にくい投球フォームの習得をテーマに掲げる。キャンプイン当初は平たんなところで投球練習をしてきたが、5日からブルペン入り。ここまで約700球を投げ込んできている。

 「今年は腰を痛めたので、足腰を鍛えるのはもちろん。プラス、1年間戦えるようにするためにはどうしたらいいのか。先発なら完投、リリーフなら必ず抑えられるように。そういう意識をもってやっていきたい」

 先発転向を目指した7年目の今年、5月6日の広島戦(ナゴヤドーム)でプロ初先発し、6イニング1失点と好投した。その後、椎間板ヘルニアで離脱。来季の巻き返しへ向け、必死の取り組みを見せている。 (鹿嶋直樹)

 

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