安倍首相「桜を見る会」で“買収”疑惑 公金私物化の元凶は
安倍政権による新たな“公金私物化”問題だ。毎年春に安倍首相が主催する「桜を見る会」が、安倍首相や自民党議員の支援者の“買収”に利用されていた疑いが浮上したのだ。公金を使った脱法行為を許してはダメだ。
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火を噴くきっかけとなったのは8日の参院予算委だ。
共産党の田村智子議員が、予算額が約1700万円にもかかわらず、実際の支出額が2014年度の3000万円から、18年度は3倍の5200万円に膨らんだ「桜を見る会」の招待客について質問した。
内閣府によると、招待客は〈国会議員、都道府県知事、議長をはじめ、各界において功績功労のあった方々〉と規定されているにもかかわらず、出席者は安倍首相や稲田党幹事長代行、萩生田文科相の後援会関係者が目立つ点を指摘したのだ。