「ニュージーランドに留学してみたいけれど、ダニーデンってどんなところなんだろう……」
と思っている方。
ダニーデンはニュージーランド南島の南端、オタゴ地方に位置するニュージーランドで5番目に大きい都市です。都市と自然が共存する環境で、静かに集中して勉強するのに適しています。
とはいえ、具体的にダニーデンのどんなところが良いのか、なかなかイメージしにくいですよね。
そこでこの記事では、
・ダニーデン留学の特徴
・ダニーデン留学のメリットとデメリット
・ダニーデン留学で知っておきたいこと・注意点
をお伝えします。
初めての海外留学は不安に感じるかもしれませんが、押さえるポイントはそれほど多くありません。
まずはこの記事で、ダニーデンについて知っていきましょう。
※この記事は2018年11月時点の情報をもとに作成しています。
※この記事は1NZドル=約80円で計算しています。
ダニーデンは人口約12万人。ニュージーランド南島の南端、オタゴ地方に位置する、ニュージーランドで5番目に大きい都市です。南島に限って言うと、クライストチャーチに次いで2番目に大きな都市となっています。
かつて、スコットランドからの移民によって開拓された街としても知られ、今なおスコットランドの雰囲気を十分感じられます。
街は程よい大きさで、市内中心部には「オクタゴン」と呼ばれる八角形の広場があり、ここを中心に市街地が広がっています。スーパーや銀行など、生活に必要な施設がそろっているので、海外からの留学生も快適に過ごすことが可能です。
ダニーデンの気候は、年間を通して降水量が少なく温暖です。雪は南部の山間部で積もることがあるものの、平野部で積もることはほとんどありません。ただし「1日の中に四季がある」と言われるほど天候の急な変化があり、気温差も大きいです。
ダニーデン留学の特徴は3つです。
1つずつ説明しますね。
1つ目の特徴が、世界でも評価される住みやすさです。
ダニーデンのあるニュージーランドは、「住みやすさ」や「幸福度」など、多くの世界ランキングで常に上位にランクインしています。
国連が発表した「世界幸福度ランキング2018」では、ニュージーランドは第8位にランクインしました。このランキングは、各国で毎年1,000人程度に「今の幸せは10点満点中何点か」を電話やインタビューで聞くものです。ちなみに日本は54位とかなり下位に位置しています。
加えてニュージーランドは、国際シンクタンク経済平和研究所が毎年発表している「世界平和度指数2018」において第2位でした。世界平和度指数は、世界163ヶ国において治安状況や政情、国内総生産(GDP)に占める軍事支出など23項目をもとに世界各国の平和の度合いを数値化したものです。
いくつもの世界的なランキングで評価されているニュージーランド。その住みやすさは、実際に生活してみるとよくわかるでしょう。
参考:The Institute for Economics and Peace「Positive Peace Report 2018」(http://visionofhumanity.org/)
2つ目の特徴が、スコットランドの文化を味わえることです。
ダニーデンにはスコットランドの文化が色濃く残り、「南のエディンバラ」と呼ばれています。街を歩けばスコットランド様式の建築物が多く立ち並び、ビクトリア朝やエドワード朝時代の建物が街を彩っています。スコットランドの伝統楽器バグパイプの演奏なども耳にすることができますよ。
またスコットランドといえばパブが有名です。ダニーデンにもスコットランドの雰囲気溢れるパブがいくつもあります。ぜひ夜の食事に利用してみましょう。
3つ目の特徴が、雄大な自然を楽しむことができることです。
ダニーデンは海に面しており、豊かな自然を楽しむスポットがたくさんあります。特に有名なのが、ダニーデンの南側に広がるオタゴ半島です。このエリアは「エコツアー」観光のメッカで知られており、いくつもの動物観察ツアーがあります。
見ることのできる動物は「オットセイ」や「ペンギン」、「アホウドリ」など。興味のある方は、ペンギンプレイスで「イエロー・アイド・ペンギン」を、ロイヤルアルバトロスセンターで「アホウドリ」を見ることが可能です。
ダニーデン留学のメリットは3つです。
の3つです。1つずつ解説しますね。
1つ目のメリットは、歴史ある文化に触れられることです。
ダニーデンは都市と自然が調和した街で、博物館や歴史的建造物も数多く建っています。アートなど芸術に対する理解も深く、美術館などの芸術施設は、無料で入れるところが多いのも魅力です。
ダニーデンの歴史に触れるうえでぜひ訪れてほしいのが「ラーナック城」です。ニュージーランド国内で唯一のお城であるラーナック城では、ビクトリア朝時代の豪華な雰囲気を肌で感じることができます。城内に入れば、繊細なデザインの絨毯や格式ある一流家具を見ることができますよ。
ダニーデン観光といったらここ!現地で楽しめるおすすめスポット5選
2つ目のメリットは、 教育レベルが高く、勉強に集中できる環境が整っていることです。
ダニーデンは、国内最古の歴史を持つ名門「オタゴ大学」を中心に、専門学校や教養成カレッジ、個性豊かな高校が数多く存在します。都市の人口約120,000人に対して学生が約25,000人と、実に人口の約20%が学生で占められている「学園都市」なのです。留学生の数も多く、約3,000人の留学生が80ヶ国以上からダニーデンを訪れます。
留学生に対しての教育レベルも高く維持されており、勉強に集中したい留学生には最適の都市です。加えてニュージーランド政府により、留学生の生活を保障する取り組みがなされているため、安心して勉強に向き合うことができます。
3つ目のメリットは、勉強とアルバイトを両立しやすいことです。
ニュージーランドはワーホリや留学先として人気の国の1つですが、その理由が「仕事の得やすさ」です。アルバイト情報も豊富で、インターネットをはじめ新聞紙やローカル情報誌、掲示板、口コミなどでいくつも見つけることができます。
賃金ベースも日本より高く、都市部では観光客を相手にしたサービス業が多く、地方では
など、アルバイトの種類はたくさんあります。
ダニーデン留学のデメリットは、以下の2つです。
1つずつ解説しますね。
1つ目のデメリットは、イギリス英語寄りの訛りがあることです。
ニュージーランドの英語は、基本的にイギリス英語に近いです。そのため、ふだん私たちが聞き慣れているアメリカ英語からすると、少し違和感を感じます。
例えば、ニュージーランドで「eight」を発音する場合「エイト」ではなく「アイト」と発音します。さらに「pin」も「pen」も同じ発音なので、最初は少し聞き取りにくいかもしれません。
発音だけでなく、単語のつづりや言い回しなども、イギリス英語と同じように少しずつ異なるので注意が必要です。
ニュージーランド英語の特徴と訛り
2つ目のデメリットは、坂道が多く自転車が利用しづらいことです。
ダニーデンには「世界一急な通り」として、ギネスブックにも記録されているボールドウィン・ストリートがあります。最大勾配は35%とかなり急な坂道で、まず自転車で上ることは不可能です。
さすがにボールドウィン・ストリートは特別ですが、この他にもダニーデンには緩やかな坂が多くあるため自転車の利用はしづらいのが実態です。移動コストを抑えるうえで便利な自転車ですが、ダニーデンではバスを使って移動しましょう。
ここでは、ダニーデン留学における
・費用
・ビザ
・アクセス方法
をお伝えします。
ダニーデン留学の費用は、1カ月につき約31~48万円です。
・授業料(教材):875~1,500NZドル(7~12万円)
・家賃:500~1,000NZドル(4~8万円)
・生活費(雑費含む):1,000~1,250NZドル(8~10万円)
・航空券:11~17万円
・海外旅行保険:約1万円
シーズンによって航空券は値段が大きく変わりますので、予算には余裕をもっておきましょう。
ダニーデンを含むニュージーランドに留学する場合、3カ月以内の留学であれば、基本的にはパスポートと往復航空券で入国でき、ビザは必要ありません。
3カ月を超える留学の場合は、訪問ビザ(Visitor Visa)、学生ビザ(Student Visa)、ワーキング・ホリデービザのいずれかを取得することになります。
ニュージーランドに3カ月以上、9カ月以内の観光や留学を目的とした場合には、訪問者ビザの申請が必要です。訪問者ビザの注意点として、学校に行ける期間は最大3カ月、かつ働くことは禁止されています。ですので、訪問者ビザは1カ月~3カ月ほど語学学校や大学へ短期留学し、残りの期間は観光をする場合に適しています。
3カ月以上の留学を予定していおり、働きながら学校に通いたい場合は、学生ビザを取得します。学生ビザのアルバイトは週20時間まで認められていますので、留学費用を節約することが可能です。
申請には、訪問ビザに必要な書類に加えて、
・入学許可書
・学費の支払い証明書
・学歴証明書
・計画書
などが必要になります。
ワーキングホリデービザを取得すれば、1年間の滞在が可能で、学校に通える期間の最大が6カ月となります。就労に関する期間の制限がないので、働くことにもウェイトを置きたい場合は、学生ビザや訪問者ビザよりも自由度が高いです。
ワーキングホリデービザの申請には、以下の条件を満たすことが必要です。
・年齢18歳~30歳
・パスポートの有効期限が15カ月以上あること
・十分な滞在資金を持っていること
・過去にニュージーランドのワーキングホリデービザを取得していないこと
・心身ともに健康であること
・日本国籍を持っていること
日本からダニーデンまでの直行便はありませんので、オークランド国際空港を経由し、ダニーデン国際空港まで向かいます。
東京からダニーデン国際空港までの便は、
などから出ています。
トータルの所要時間は15時間ほど。往復料金は11万円~17万円が相場です。シーズンによって上下するので渡航シーズンに合わせて予算を調整する必要があります。
ダニーデン空港から市内までの主な交通手段は、シャトルバスとタクシーの2つです。
・シャトルバス:市内までは30~40分ほどでアクセスでき、料金は片道30NZドル(2,400円)
・タクシー:市内までは20~30分ほどでアクセスでき、料金は片道約90NZドル(7,200円)
ダニーデンの空港情報と市内へのアクセス方法
今回は、ニュージーランドのダニーデンへの留学についてお伝えしました。
ダニーデンは人口約12万人。ニュージーランド南島の南端、オタゴ地方に位置する、ニュージーランドで5番目に大きい都市です。
ダニーデンはスコットランドからの移民によって開拓された街で、今なおスコットランドの雰囲気を多く残していることから「南のエディンバラ」と呼ばれています。街を歩けばスコットランド調の古い建物を見ることができます。
街はコンパクトにまとまっており、スーパーや銀行など生活に必要な施設がそろっているので、快適に留学生活を送ることが可能です。
ダニーデン留学には、以下のメリットとデメリットがあります。
【メリット】
・歴史ある文化に触れられる
・教育レベルが高く、勉強に集中できる環境が整っている
・勉強とアルバイトを両立しやすい
【デメリット】
・英語の訛りがある
・坂道が多く自転車が利用しづらい
仕事が見つけやすく、高いレベルの教育を受けることができるので、仕事も勉強もどちらも頑張りたいという方にピッタリの街といえます。休日は少し足を伸ばせば、めずらしくて可愛らしい動物に出会うことも可能です。
もしダニーデンが留学先として自分に合っていると感じた方は、具体的な語学学校を決めていきましょう。
ダニーデンでおすすめの学校や、留学費用について知りたい方は以下で紹介しているので参考にしてみてください。
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