「ニュージーランドに留学してみたいけれど、クライストチャーチってどんなところなんだろう……」
と思っている方。
クライストチャーチはニュージーランドの南島中部に位置し、ニュージーランドで2番目に大きい都市です。都市と自然が共存する環境で、静かに語学を学ぶのに適しています。
とはいえ、具体的にクライストチャーチのどんなところが良いのか、なかなかイメージしにくいですよね。
そこでこの記事では、
・クライストチャーチ留学の特徴
・クライストチャーチ留学のメリットとデメリット
・クライストチャーチ留学で知っておきたいこと・注意点
をお伝えします。
初めての海外留学は不安に感じるかもしれませんが、押さえるポイントはそれほど多くありません。
まずはこの記事で、クライストチャーチについて知っていきましょう。
※この記事は2018年11月時点の情報をもとに作成しています。
※この記事は1NZドル=約80円で計算しています。
[目次]
クライストチャーチは人口約38万人。ニュージーランドの南島中部に位置するニュージーランドで2番目に大きく、南島においては最大の都市です。しかし、オークランドに比べるとサイズはかなり小さく、コンパクトな街並みとなっています。
市内にはハグレー公園をはじめ、多くの公園や庭園があることから別名「ガーデンシティ」とも呼ばれています。自然の豊かさと都市の便利さをバランスよく兼ね備えているのがクライストチャーチの魅力です。
クライストチャーチといえば、2011年2月に発生したカンタベリー地震を忘れてはいけません。この地震により街の中心部は大きな被害を受けました。7年以上が経った今、街は問題無く復興していますが、当時のままの姿で残された建物も見られ、傷跡の深さを物語っています。
クライストチャーチの気候は、冬季は1℃~13℃、夏季は12℃~25℃ほどと、1年を通して比較的穏やかで過ごしやすいです。ただし1日の気温差が激しいため、寒いとき用の上着を持ち歩くことをおすすめします。また、日本と比べて乾燥しているため、夏場の水分補給などは小まめに行うようにしましょう。
クライストチャーチ留学の特徴は3つです。
・世界トップレベルの住みやすさ
・イギリスの雰囲気を味わえる
・大自然を楽しむことができる
1つずつ説明しますね。
1つ目の特徴が、世界トップレベルの住みやすさであることです。
クライストチャーチのあるニュージーランドは、多くの世界ランキングで上位にランクインしています。
国際シンクタンク経済平和研究所が発表した2018年の「世界平和度指数」において、ニュージーランドはなんと第2位でした。世界平和度指数は、世界163ヶ国において治安状況や政情、国内総生産(GDP)に占める軍事支出など23項目をもとに世界各国の平和の度合いを数値化したものです。
さらにニュージーランドは、国際NGOのセーブ・ザ・チルドレンが毎年発表している「子どもが守られている国ランキング(End of Childhood Index)」において、2018年6位にランクインしており、安全に子どもを育てる環境が整っていることが評価されています。
このように多方面から、ニュージーランドで暮らすことの満足度の高さが証明されています。
参考:The Institute for Economics and Peace「Positive Peace Report 2018」(http://visionofhumanity.org/)
2つ目の特徴が、イギリスの雰囲気を味わえることです。
クライストチャーチは「イギリス以外で最もイギリスらしい都市」と呼ばれるほど、イギリスの文化が色濃く残る街です。その背景には、かつてニュージーランドがイギリスの植民地であったことがあります。その後独立して主権国家となりましたが、今もイギリス連邦に加盟しており、イギリスとの関係性は継続しています。
街を歩けばゴシック様式の建物を多く目にすることができ、ガーデニングの文化が浸透していることから街には美しい公園が多く、オンシーズンには街中に花が溢れ「ガーデンシティ」とも呼ばれています。
3つ目の特徴が、大自然を楽しむことができることです。
クライストチャーチは自然に囲まれており、街を少し抜け出せば大自然の中でアクティビティを楽しむことができます。
など、見どころは盛りだくさん。泊りがけで行けば、ニュージーランド最高峰のマウントクック、南島の西海岸への山岳鉄道旅行もできます。各語学学校でも、週末を利用して参加できる観光やアクティビティプログラムが用意されていますので、ぜひチェックしてみてください。
クライストチャーチ留学のメリットは3つです。
の3つです。1つずつ解説しますね。
1つ目のメリットは、街がコンパクトで過ごしやすいことです。
クライストチャーチは、オークランドに比べて街のサイズはかなり小さく、車でドライブしても30分くらいで回り切れるほどの大きさ。街のつくりは大聖堂を中心として放射線状に発展しており、直線道路が整備されているため移動がとても楽です。
市街地の移動手段としては、バス・自転車・車が多く使われています。特にバスは本数も多く、3.50NZドル(280円)で2時間まで乗降りできるのでとても使いやすいです。
また、坂の少ないクライストチャーチでは自転車も交通手段として人気です。特に学生は自転車利用が多く、留学生のなかにも中古の自転車を買って学校に通う人もいます。
2つ目のメリットは、高水準の教育レベルであることです。
ニュージーランドでは1980年以降、積極的に留学生の受け入れを行ってきました。その結果、現在では留学生への教育サービスがニュージーランドの輸出産業として大きなウェイトを占めており、国際的にもニュージーランドの教育制度が高評価を得ることにつながっています。
ニュージーランド政府によって、留学生の生活を保障する取り組みがなされており、
などが保障されているため、安心して語学に集中することが可能です。
3つ目のメリットは、勉強とアルバイトを両立しやすいことです。
これはニュージーランドがワーホリや留学先として選ばれやすい理由の1つにもなっているのですが、勉強に集中できる環境が整っているだけでなく、仕事も得やすい環境が整っています。
まず賃金ベースが日本より高く、効率よくお金を稼ぎやすい点が大きなメリットです。またアルバイト情報も豊富で、インターネットをはじめ新聞紙や地域情報誌、掲示板、口コミ等で見つけることができます。
都市部では、
などの仕事が多いです。郊外であれば、
があり、仕事探しに困ることはほとんどありません。
クライストチャーチ留学のデメリットは、以下の2つです。
1つずつ解説しますね。
1つ目のデメリットは、ニュージーランド英語の訛りがあることです。
ニュージーランド英語は、基本的にイギリス英語に近いです。そのため、ふだん私たちが聞き慣れているアメリカ英語からすると、少し違和感を感じます。
例えば、ニュージーランドで「Today」を発音する場合「トゥデイ」ではなく「トゥダイ」と発音します。さらに「Cat」の場合「キャット」ではなく「ケット」と発音します。まったくわからないことはないと思いますが、やはり最初は少し聞き取りにくいかもしれません。
発音だけでなく、単語のつづりや言い回しなども、イギリス英語と同じように少しずつ異なるので注意が必要です。
ニュージーランド英語の特徴と訛り
2つ目のデメリットは、遊ぶための施設が少ないことです。
クライストチャーチは、大都市のオークランドに比べると田舎寄りの街です。そのため、クラブやバーなどのナイトスポットは当然ながら少なくなります。
街自体もそれほど大きくないので、留学に遊びの部分も求める方には少し物足りない街といえるでしょう。逆に、誘惑の少ない環境で静かに語学に集中したい方にはピッタリの街といえます。
ここでは、クライストチャーチ留学における
・費用
・ビザ
・アクセス方法
をお伝えします。
クライストチャーチ留学の費用は、1カ月につき約35~53万円です。
・授業料(教材):1,000~1,625NZドル(8~13万円)
・家賃:625~1,250NZドル(5~10万円)
・生活費(雑費含む):1,125~1,375NZドル(9~11万円)
・航空券:12~18万円
・海外旅行保険:約1万円
シーズンによって航空券は値段が大きく変わりますので、予算には余裕をもっておきましょう。
クライストチャーチを含むニュージーランドに留学する場合、3カ月以内の留学であれば、基本的にはパスポートと往復航空券で入国でき、ビザは必要ありません。
3カ月を超える留学の場合は、訪問ビザ(Visitor Visa)、学生ビザ(Student Visa)、ワーキング・ホリデービザのいずれかを取得することになります。
ニュージーランドに3カ月以上、9カ月以内の観光や留学を目的とした場合には、訪問者ビザの申請が必要です。
訪問者ビザの注意点として、学校に行ける期間は最大3カ月、かつ働くことは禁止されています。ですので、訪問者ビザは1カ月~3カ月ほど語学学校や大学へ短期留学し、残りの期間は観光をする場合に適しています。
3カ月以上の留学を予定していおり、働きながら学校に通いたい場合は、学生ビザを取得します。学生ビザのアルバイトは週20時間まで認められていますので、留学費用を節約することが可能です。
申請には、訪問ビザに必要な書類に加えて、
などが必要になります。
ワーキングホリデービザを取得すれば、1年間の滞在が可能で、学校に通える期間の最大が6カ月となります。就労に関する期間の制限がないので、働くことにウェイトを置きたい場合は、学生ビザや訪問者ビザよりも自由度が高いです。
ワーキングホリデービザの申請には、以下の6つの条件を満たすことが必要です。
1. 年齢18歳~30歳
2. パスポートの有効期限が15カ月以上あること
3. 十分な滞在資金を持っていること
4. 過去にニュージーランドのワーキングホリデービザを取得していないこと
5. 心身ともに健康であること
6. 日本国籍を持っていること
日本からクライストチャーチまでの直行便はありませんので、オークランド空港を経由し、クライストチャーチ空港まで向かいます。
東京からクライストチャーチ空港までの便は、
などから出ています。
トータルの所要時間は15時間ほど。往復料金は12~18万円が相場です。シーズンによって上下するので渡航シーズンに合わせて予算を調整する必要があります。
クライストチャーチ空港から市内までの交通手段は、市バス・乗り合いバス・タクシーの3つです。
今回は、ニュージーランドのクライストチャーチへの留学についてお伝えしました。
クライストチャーチは人口約38万人。ニュージーランドの南島中部に位置するニュージーランドで2番目に大きく、南島では最大の都市です。しかし、オークランドに比べるとサイズはかなり小さく、コンパクトな街並みとなっています。
「イギリス以外で最もイギリスらしい都市」と呼ばれるほど、イギリスの文化が色濃く残っており、街を歩けばゴシック様式の建物を多く目にすることができます。多くの公園や庭園があることから別名「ガーデンシティ」とも呼ばれ、自然の豊かさと都市の便利さをバランスよく兼ね備えているのがクライストチャーチの魅力です。
クライストチャーチ留学には、以下のメリットとデメリットがあります。
【メリット】
・街がコンパクトで過ごしやすい
・高水準の教育レベル
・勉強とアルバイトを両立しやすい
【デメリット】
・ニュージーランド英語の訛りがある
・遊ぶための施設が少ない
条件の良い仕事が見つけやすく、高いレベルの教育を受けることができるので、仕事も勉強もどちらも頑張りたいという方にピッタリの街といえます。休日には郊外にある大自然の中でアクティビティを楽しめば、疲れもすぐに癒されることでしょう。
もしクライストチャーチが留学先として自分に合っていると感じた方は、具体的な語学学校を決めていきましょう。
クライストチャーチでおすすめの学校や、留学費用について知りたい方は以下で紹介しているので参考にしてみてください。
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