ニュージーランドにあるクィーンズタウンという都市をご存知ですか?「ビクトリア女王が暮らすのにふさわしい美しい街」として、この名前が付けられたそうです。その所以の通り、翡翠色のワカティプ湖を中心に、サザンアルプス山脈を臨むことができる世界有数の観光都市です。
今回は、クィーンズタウン留学の特長をご紹介していきます。ニュージーランドの留学先といえば、クライストチャーチやオークランドがメジャーですが、クィーンズタウンも肩を並べるほど魅力的な留学先です。ぜひ留学先選びの参考にしてください。
クィーンズタウンは、ニュージーランド南島の内陸にある人口約2万5,500人が暮らす都市です。ニュージーランドの人口は2017年で約476万人なので、クィーンズタウンがいかに小さな街かおわかりいただけるでしょう。
一方で年間約360万人もの観光客が毎年訪れており、ニュージーランド屈指の観光地としても知られています。
主要産業は観光業です。 クィーンズタウンはバンジージャンプ発祥の地として有名で、さまざまなアクティビティが揃う、まさに楽園のような都市です。
町に並ぶたくさんのレストランでは、行列が止まない名物のハンバーガー「Fergburger」を筆頭に、カジュアルからフォーマルまで幅広いジャンルの食を楽しむことができます。周辺には国内有数のワイン産地もあり、ワイン愛好家からも愛されています。
次は、クイーンタウンの魅力や特長をご紹介していきます。
クィーンズタウンには、四季を問わずさまざまな観光地が揃っています。世界遺産にも登録されているフィヨルドランド国立公園を筆頭に、圧倒的に美しい自然が世界中の観光客を引き付け魅了します。
例えば、水辺ではクルージングやジェットスキー、山ではトレッキングやスキー・スノーボード、マウンテントレイル、空ではパラグライディングなどたくさんのアクティビティが楽しめます。
また、実はクィーンズタウンはバンジージャンプ発祥の地でもあります。ここまで幅広い種類の遊びが揃う街はなかなかありません。
クィーンズタウンは、コンパクトにまとまった街のつくりが特長です。観光地、レストラン、スーパー、病院、学校など生活に必要な施設がぎゅっと集まっているので、観光も生活もしやすいです。
ほかにも、街を走る公共バスOrbusはプリペイドカードを使うことで2NZD(約160円)で乗ることができます。大自然が近くにある街なので、学校と家の往復を自転車にしたり、健康維持がてら徒歩で移動したりすることもおすすめです。コンパクトなクィーンズタウンだからこそできることです。
有名作品のロケ地としても知られるクィーンズタウン。『ロードオブザリング』や『ホビット』など名だたる映画の撮影が行われました。
街の中にある公園や見晴らし台、湖畔など、どこから街を切り取っても絵になります。自然がすぐそばにあるクィーンズタウンだからこそ、映画の登場人物になったつもりで、雄大な自然を堪能してみましょう。
では次に、クィーンズタウン留学を選ぶメリットをご紹介しましょう。
クィーンズタウンに限らず、ニュージーランド留学はアットホームな雰囲気がポイントです。特にクィーンズタウンの学校は生徒数自体が少ないので、大人数が苦手な人や、少人数のクラスでじっくりと英語を勉強したいと思っている人に向いています。
ニュージーランド人は、暖かく朗らかな人が多いです。多くの人はまずホストファミリーと生活することになりますが、初めてだとちょっと不安かもしれません。
しかし実際のところは、これまで多くの移民を受け入れてきた国の背景もあり、外国人に対して非常に親切です。食事に行ったり一緒に買い物に出かけたり、とてもいい関係を築いている留学生が多いですよ。
先ほども紹介しましたが、クィーンズタウン留学では数々のアクティビティが留学中に体験できることもメリットの一つでしょう。留学+αが実現できるコースが各語学学校に用意されています。
例えばスキー・スノボや、ゴルフなどクィーンズタウンの恵まれた環境を生かして充実した留学生活を楽しめます。
他にも、留学中の息抜きや思い出作りにも最適です。遠出をしなくても、世界中の人が求める絶景や自然にすぐアプローチができます。毎週金曜日にアクティビティが用意されている学校もあります。
ニュージーランドは世界から見ても治安のいい国として知られています。凶悪犯罪の数は圧倒的に少なく、アメリカや欧米の都市よりは安全です。
ですが、もちろん油断は禁物。日本と同じくらい安全というわけではないので、貴重品の管理や夜遅い時間は出歩かない、雰囲気の悪い道や地域には足を踏み込まないなどの注意は不可欠です。
クイーンズタウンの治安は大丈夫?現地のトラブル事例から危険な目に遭わないためのポイントまで紹介
一方でクィーンズタウン留学を選ぶ際のデメリットはどんなところにあるでしょうか。
ニュージーランドの物価は日本より高く、平均して月に10万円ほどの生活費が必要です。加えて、クィーンズタウンは世界的な観光地なので、他の都市と比べて物価は高めです。
一般的に首都以外の郊外は物価が安くなる傾向にありますが、クィーンズタウンは例外です。
留学となると短期で数カ月、長期だと1年以上の留学期間になります。なので物価が高い地域では、じわじわと出費を増やしてしまいます。
もちろん、寮生活を選択して、できるだけ自炊を心がけ、移動費がかからないように工夫するなど、出費を抑えることは可能ですが、金銭的余裕があまりない方にはおすすめできません。
クィーンズタウンは「1日の中に四季がある」と言われるように、朝晩と日中の温度差がとても大きいのが特徴です。
例えばニュージーランドの夏に当たる12~2月の最高気温は近年30℃を超えることもありますが、朝晩は気温がぐっと下がり、10℃ほどの振り幅があります。冬の最低気温は、氷点下になります。
ニュージーランドは比較的温暖な気候として知られていますが、クィーンズタウンはイメージとはちょっと違います。環境が大きく変わる留学期間中は体調を壊してしまう可能性も否めません。また寒い地域が苦手な人にとってはデメリットな環境だといえます。
クィーンズタウンの天気・気候と服装
年間約360万人が訪れるクイーンタウンでは、渋滞が慢性化しています。コンパクトで移動しやすい街ですが、観光客が増加したことで完全にキャパを超えてしまい、さまざまな問題が生じています。
政府は信号機の設置や道の新設など渋滞の早期解消を目指していますが、抜本的な解消には至っていません。一時は観光客の運転マナーが問題にもなっていました。
早急にすべての問題が解消するのは無理かもしれませんが、長い目で見ればそう遠くはないかもしれません。
また、日本からのアクセスがしづらいのもデメリットです。現在、直行便はなく、まずオークランドを目指し、その後、陸路か空路でクィーンズタウンを目指す必要があります。ハイシーズンだとチケットが見つからなかったり、金額が高くなったりしまうので、出費が増えてしまう懸念があります。
最後にクィーンズタウン留学する際に知っておきたいことをご紹介します。
日本から電化製品を持っていく場合、コンセントの変換プラグが必要です。ニュージーランドのプラグは「O型」です。また電圧は230v~240vですので、海外非対応の製品は電圧機を用意してください。
ニュージーランドへ学生ビザで行く場合、許可があれば週20時間働くことができます。日本より物価も高いので、英語勉強も兼ねて働きたいという方は事前に労働の許可申請を行ってください。ルールを知らずにビザが取り消された……なんてことはないように、事前にチェックすることを忘れないようにしましょう。
ニュージーランドに入国する際、食べ物の持ち込みには十分注意してください。農業と酪農が盛んなニュージーランドでは、生態系を壊さないために他の国と比べて持ち込み品の規制が特段に厳しいです。
まず注意したいのは、卵製品。カップラーメンに入っている卵の加工品も禁止です。その他、牛乳、粉牛乳、その他の乳製品、肉製品、はちみつなど、食品は特に注意が必要です。
いかがだったでしょうか。世界的な観光地として知られるクィーンズタウンは、季節を問わず楽しめるアクティビティが満載、コンパクトで移動しやすい、有名作品に登場する風景に出会えるという特徴があります。
留学先に選ぶ場合は、アットホームな雰囲気、アクティビティの豊富さ、治安の良さがポイントになるでしょう。ただし、物価の高さ、寒暖差が四季を通じて大きい、交通の問題があることも念頭に置いた上で留学先を検討してください。
どこで勉強するかも大事ですが、自分が留学を通して何を成し遂げたいのかという強い意志を持つことはさらにとても重要です。自分に合った土地で、思う存分英語力を磨いてくださいね。
もしクィーンズタウンが留学先として自分に合っていると感じた方は、具体的な語学学校を決めていきましょう。
クィーンズタウンでおすすめの学校や、留学費用について知りたい方は以下で紹介しているので参考にしてみてください。
クィーンズタウンの人気語学学校ランキング
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