Kan Kimura

あすはオレせんせいだから！！！ #primenews

研究者というのは、きちんの勉強したことがない分野に口出しすることがどれだけ危険なことか知っているはずなのに、社会問題に対してだけは妙に自信過剰な人をよく見掛ける。不思議。

異国の言語で書かれた先行研究の文脈を追うことができないために、異国向けに発信してもほとんど意味のないガラパゴス言語の独自研究にしかなっていない皆様はいかが致しましょう。https://twitter.com/kankimura/status/1193827041818238977…

マスの試験だったら「対策」が点数獲得に占める割合は結構高いはず。その意味では、二次が重要なのは言うまでもなく、というか、むしろそういう話は二次でやるんで、一次はそんな凝ったことしなくてよいです、ということかもしれない。

のではないかと、考える。果たして、今追求している「記述式」なる民間入試は、本当にそういう選抜に向いているのだろうか。結局のところみんながマニュアル的に対応する方向に向かわせることに、結局のところなりはしないだろうか、との懸念が払しょくできない。記述式でもマークシートでも、

見てると、だいたいパターン化されて、ああしっかり対策指導されてきているな、というのが結構ある。それでそれなりに点数は取れるが、大学としては、そのような対策を取らずに原石のまま残された才能を見出せるような、つまり受験産業の裏をかいて、埋もれた人材「も」発掘できるような入試が望ましい

大学の教員として、今の入試改革で一番矛盾というか、納得できないことは、「民間」といったって、結局のところ受験産業主導の改革というところなんだよなあ。大学としては、入試は、マニュアル化した受験対策を指導する受験産業との戦いだと思っている。あまり詳しく書けないけど、今の学生の答案

物理学者は物理帝国主義だから、その分野での先行研究をちゃんと見ないんですよね。物理の雑誌なら、それで通っちゃうし。物理学者の悪いところです

ある場所で座っていた。見た目60才以上の女性が５、６人が乙女みたいな笑顔で僕に「あの〜 ラグビーの方ですよね⁈」と聞いてきた。僕が返事するのを凄い笑顔で待っていた…僕が「プロレスです‼︎」と言うと 乙女の顔から年相応の顔になって僕の前から居なくなった(笑)ラグビーにわかファン増えたな！

「有給休暇権利放棄奨励日」ですね。

その辺はおそらく割と複雑な事情があり、双方に言い分があるので、私はどちらにも否定的な気分にはなれないのです。

私の感触では、伝統的に理論経済学の人はミクロ的な基礎がはっきりしていて（主体の意志決定原理がオーソドックスな効用最大化になっている）、かつ解析的に解けるモデルを好んできましたが、

物理系の人はその辺良くも悪くもアバウトで、経済学者から見れば恣意的な仮定を割と平気で置くし、解析的に解けないと平気で計算で力押しします。最近全卓樹先生@Quantum_Zen が世論力学をやった時にも、似たようなコメントを経済学者からもらったようです。

解析的に解けないモデルを数値計算でゴリゴリ、というのは経済学でも特にマクロではもう30年位前から普通にやってるようですが、ミクロ的基礎にはみなさんこだわられるようで。反面物理の人は「現象を何となく再現してるっぽいならなんでもええやん」的なところがあります。

どうしてこんな違いが生じたのか？　ひとつの理由は、物理屋さんには「間違ったモデルにはすぐさま自然が×をつけてくれるからええやん」的な楽観主義があるからではないかと想像しております。経済学者には「何が正しくて何が間違ってるかなんてそう簡単に実証的に識別できない」との悲観があるかと。

これは効き目ありそうな脅しwhttps://twitter.com/kankimura/status/1193761773448351745…

「2019年度パシフィックリーグホームラン王記念碑(文春野球)」とかいかかでしょうか？

「日韓歴史認識問題研究三代研究者の一人木村幹の碑」を建てに伺えばよろしいでしょうか(お金かかりそう