マジョルカの久保建英は10日のスペインリーグ、ビジャレアル戦で移籍後初ゴールを決めた。PK獲得、追加点の契機となるヒールパスなど3-1での勝利に大きく貢献したことで、スペイン全国紙『マルカ』でも絶賛されている。
同紙が特に注目したのは後半8分の得点シーン。左サイドでボールを持ち運んでから味方に一度預け、ペナルティーエリア外正面から鮮やかにたたき込んだ。同紙は「素晴らしい左足シュートは(相手GKの)セルジオ・アセンホが何もできなかった。久保は違いを作り出せるサッカー選手であり、彼の特徴の一つはミドルシュートでもあった」とゴールを振り返った。
採点では両チーム唯一となる三つ星満点を与えるとともに「自分は毎晩のようにこの日を夢見ていた。すごく満足しています」との本人のコメントも紹介している。
また同紙はここまでの久保についても言及。「マジョルカで先発メンバーの壁を破るのに苦労してきたが、少しずつスターティングイレブンに落ち着いた。彼の影響力は、チーム内でバブルのように成長している」とレギュラーを確保しつつあると見ている。