憂鬱な気分を吹き飛ばす「心の休息」の取り方

「なかなか疲れが取れない」のは要注意です

日頃の疲れ、ちゃんと取れていますか?(写真:fizkes/iStock)

こんにちは。生きやすい人間関係をつくる「メンタルアップマネージャⓇ」の大野萌子です。

日々の忙しさからか「身体を休めてもだるさが取れない」「いつも疲れがたまっている」などを感じている方も多いかと思います。ようやく過ごしやすい季節になってきて、一気に不調を感じるようになった方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、こうした不調を無視せずに、回復させる方法をお伝えしたいと思います。

「心の休息」が大切

ある程度、体を休めたりしっかり寝ても取れない疲れは「メンタル疲労」かもしれません。肉体的な疲労は、適度な睡眠と身体を休めることで回復します。それでも「なかなか疲れが取れない」と感じる、しぶとい疲労の正体は、実はストレスによる「心の疲労」によるところが大きいと思われます。

この連載の記事一覧はこちら

職場での人間関係や家庭でのストレスなど、日々私たちは、心労を抱え込みやすい環境にあります。こうした蓄積した「メンタル疲労」を放っておくと、慢性的な不調や病気につながる場合もありますので、注意が必要です。

血圧や体温は数値で計測するすべがありますが、ストレスの度合いを明確に測ることはできません。ゆえに、日常の生活の中で見られる、初期の「ストレスサイン」をご紹介したいと思います。こうした「ストレスサイン」は、自分の心からのシグナルだと捉えて早めの対処が必要です。

次ページ「ストレスサイン」はどんな兆候が?
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
  • 自衛隊員も学ぶ!メンタルチューニング
  • 最新の週刊東洋経済
  • ブックス・レビュー
  • 日本野球の今そこにある危機
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
4

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
  • bug8f785ce618a9
    何でこの記事が「鉄道最前線」扱いなのでしょうか?
    up10
    down1
    2019/11/11 08:52
  • AJRAbdebf3631e11
    何かを成していくには、それがどんな事であれ、心がまず何よりも大切なことは、物事を深く追求すればするほど、実感します。能力だけに頼っていては、必ず大きな壁にぶち当たる事になり、続けられなくなってしまうから。

    マイナスはマイナスを連れてくるもの。つい引き込まれてしまったら危険すぎます。マイナスをはね返すには、その倍以上のプラスがいるのだから、無防備にマイナスを発したり、受け取らないことです。
    up4
    down1
    2019/11/11 09:26
  • 大吉254751bcddb2
    日本の今の会社でストレスがない方の方が少ないんじゃないですか?休む事が出来るような企業なら良いですが中小零細企業や個人事業主は無理しないと生きていけないと思います、また心療内科への理解が少ない日本で足を運ぶ事にも抵抗がある方も多いと思います、そうなる前に記事のような気分転換は効果があると思います只何度も手を洗うやドアの戸締まりが気になるは精神疾患の可能性もあるのでシンドイ時は薬に頼る必要もあると思います、内科で風邪薬や整形で痛み止めと同じですから、心療内科で安定剤で楽になるなら頼って早く治す方が良いと思います
    up3
    down0
    2019/11/11 07:51
  • すべてのコメントを読む
トレンドウォッチAD
株式投資・ビジネスで勝つ<br>決算書&ファイナンス

この1冊で企業財務がぐっと身近に。PL、BS、CSの基本から、キーワードで読み解く業界分析、買収価格算出などの応用まで、厳選30のノウハウを丁寧に解説。業績絶好調企業に加え、会計と実態の差を補う疑似資産、会計利益先行率のランキングも。