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2019年11月11日 紙面から
中日と仮契約を終え、「一歩ずつ前進」と書かれた色紙を掲げる菰野高・岡林勇希=(板津亮兵撮影)
中日からドラフト5位で指名された岡林勇希投手(17)=菰野高=が10日、三重県四日市市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金3000万円、年俸550万円で入団合意した。最速153キロの剛腕だが高校通算21本塁打の打力も兼ね備える。身体能力抜群の期待の星に、米村チーフスカウトは「現場がこれから決めることだが、8割方、バッターでと思う」と外野手として期待していることを明かした。
投手としても、野手としても魅力十分な原石。ただ、あくまで本線は「外野手・岡林」が球団の考えだった。ドラフト指名時は投手として発表されていたが、入団交渉を終え、米村チーフスカウトは「8割方、外野手として考えています」と明かした。
実際、40分ほどの入団交渉では岡林にもその意向が伝えられたもよう。新人合同自主トレやキャンプで、与田監督や仁村2軍監督がチェックして最終判断する。もちろん最速153キロの剛球に、キレ味鋭いスライダーは魅力十分。投手としての可能性は残すが、二刀流はやはり簡単ではない。
仮契約を終え、岡林は「球団からは『(投手、野手)どちらでもいける準備はしてほしい』と言われました。必要としてもらえるところでやりたい」と口元を引き締め「両方ともできるようにしておきたい」と意欲十分だった。
打者としては高校通算21本塁打。力もある上、50メートル5秒8の俊足でもある。身体能力が非常に高い。同チーフスカウトは岡林が高校2年時に初めてチェックした際、右翼の守備に就き、2打席連続本塁打を放った姿が脳裏に焼きついているという。「将来的には大島や平田の後継者。3、4年後にはいける」ときっぱり。剛腕のポテンシャルを考えれば鉄砲肩は容易に想像がつき、相手を震え上がらせるレーザービームにも期待大だ。
177センチ、74キロの岡林は、線の細さを自覚している。「80キロ、85キロと筋肉を付けていきたい。下半身が一番大事なので、下半身を大きくしたい」。現在は入念に走り込み、食事にも気を使っている。朝食から「おなかいっぱい食べるようにしている」と話した。
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