うつ夫とパニコの人生いろいろ

これは20代でうつ病になった夫とパニック障害になった妻の物語。ゆる~い四コマ漫画とともに人生いろいろな日々をお届けします。

パニコ流!自己肯定感の高め方③~自分の気持ちに素直になる。

自分の気持ちに蓋をしていた頃…

「私が本当に望むことは何?」

この質問は、パニコが最近、自分自身に投げかけるようにしている質問だ。

 

と言うのも、知らず知らずに「~すべき」という心のフィルターによって、自分の本当の気持ちが隠されてしまうことがあるからだ。

 

特に、以前のパニコは承認欲求が強く、「人に認められたい」「皆に嫌われないようにしよう」という思いが常に働いていた。そのため、自分の気持ちよりも、周りに合わせることを優先にしてしまっていたのだ(汗)

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そして、自分の感情に蓋をすることが習慣になっていった。

 

欲求不満から感情がこじれてしまった

そんな風に過ごしていると、いつしか自分の気持ちに鈍感になり、自分がどうしたいのか分からなくなってしまう。

 

「本当はこうしたい!」

 

蓋をされた感情は、心の奥底でうずき、「フラストレーション」を生む。その「フラストレーション」は、別のねじ曲がった感情となって現れてくるのだ。

 

例えば、「怒り」「嫉妬」などがそれだ。

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何となく、イライラする、モヤモヤするのは、自分の中に欲求不満があるサインである。処理されずに押し込まれた感情は、行く場をなくし、ネガティブな感情に変換されてしまう。

 

そう、感情がこじれてしまうのだ(汗)

 

こんなに頑張っているのに、認めてもらえない…

私ばっかり、大変な思いをしている…

 

もし、そんな気持ちが生またのなら、注意が必要だ。

それは、そもそも自分が本当に望んでいることをやれていない可能性がある。何か我慢していることがある、サインなのだ。

 

こじらせない練習。――「今」に生きる人のための心理学

こじらせない練習。――「今」に生きる人のための心理学

 

 上の本は、「自己中心」の心の在り方をテーマにする石原加受子さんの著書。感情がこじれる原因を上手く表現してくれていて、とても興味深い。

自分の中のイライラやモヤモヤを何とかしたいと思っている方には大変オススメの一冊だ。自分の心と上手につき合うためのヒントを教えてくれる。

 

自分の感情に気づかせてくれる「自己対話」

自分の気持ちを無視してしまうことは、とても恐ろしいことだと思う。自分で勝手にこじらせ、自分を苦しめることになるのだから(汗)

 

もし、欲求不満のサインに気づいたのなら、感情がどんどんこじれていく前に、そっと自分に聞いてみよう。

 

「私の本当に望むことは何?」

 

こうして、時々でも自己対話の時間をつくることは、自分の本当の気持ちに気づくために有効だ。そして、たくさんの思い込み偏見が邪魔していることにも気づけるだろう。

 

自分の気持ちに素直になれると、心と行動が一致する。心と行動が一致すれば、欲求不満も解消されていくはずだ。

 

そうなれば、自分に対する満足度が上がっていくのだ。

つまり、自己肯定感を高める ことにつながっていく。

 

だから、定期的に自己対話の時間をつくり、自分の気持ちを確かめることは大切なことだと思うのだ。