
佐賀県産ハウスみかんが「こうのとり」8号機に搭載されました
~佐賀みかん 3度目の宇宙へ~
令和元年9月25日に種子島宇宙センターから打ち上げられた、国産の宇宙ステーション補給機「こうのとり」8号機に、佐賀県が28年連続日本一の生産量を誇る「ハウスみかん」が搭載され、国際宇宙ステーション(ISS)の宇宙飛行士へ届けられました。
「こうのとり」で佐賀県産の生鮮食品が輸送されるのは、「こうのとり」6号機に搭載された「露地みかん」、「こうのとり」7号機に搭載された「ハウスみかん」に続き3回目となります。


なお、今回搭載されたハウスみかんは、加温を抑えて栽培することで、果皮は緑のままで果実を完熟させた「グリーンハウスみかん」と呼ばれるもので、露地みかんが出回る前の7月から9月にかけて販売されています。今回も昨年に引き続き、佐賀県太良町で生産されたものが提供されています。


搭載された生鮮食品については、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構が全国の都道府県に、生鮮食品(野菜、果物に限る)に関する情報提供を依頼し、その情報を元に、調達可能時期と打上げ時期が合うこと、調理性、保存性、衛生性、安全性、食品残さ、搭載量の制約等の技術的要件から候補品を選定しているもので、今回提供したハウスみかんは、それらの要件をクリアしたことで搭載が決定したものです。
【参考情報】
○「こうのとり」8号機に搭載された国産生鮮食品
佐賀県産の「ハウスみかん」を含め、北海道産の「玉ねぎ」、宮城県産の「パプリカ」、岡山県産の「オーロラブラック」、「シャインマスカット」、 愛媛県の「温州みかん」の6品です。
○「こうのとり」への⽣鮮⾷品搭載の⽬的
ISS 計画では、補給船を保有する国が分担してISS に⻑期滞在する宇宙⾶⾏⼠に⽣鮮⾷品(果物及び野菜。以下同じ)を届けています。JAXA
では、国産⽣鮮⾷品を調達し、「こうのとり」でISS に輸送、宇宙⾶⾏⼠に提供することにより、宇宙⾶⾏⼠が抱える⻑期宇宙滞在による様々なストレスを緩和し、パフォーマンスの向上に繋げたいと考えています。
また、併せて、“⾷”という⾝近なテーマを通じてISS/宇宙⾶⾏⼠の活動を多くの⼈に⾝近な存在として認識いただくとともに、「こうのとり」ならではの国産⽣鮮⾷品の輸送を⽣鮮⾷品の産地の皆さまとともにアピールすることにより、ISS プログラムにおける⽇本のプレゼンスが向上することを期待しています。