評価:4
ゲーミングノートPCは、デザインがゴツい。重いし外で使うにはデザインが微妙。持ち運びには適さないというイメージ強いですが、そのイメージを覆す製品が登場しました。
FF14などMMOはもちろん、FORTNITEやPUBG、APEXといったシューティングゲームにも十分な性能を持つ、ドスパラの「GALLERIA GCR2070RGF-QCG」です。
GALLERIA GCR2070RGF-QCGは、CPUにCore i7-9750HにGeForce RTX 2070(Max-Q)のGPUを搭載するにもかかわらず、ゲーミングノートPCとしては最軽量の1.87kgの軽量ボディ、最薄部20.5mm、最大10時間の長時間駆動バッテリーといった持ち運びもしっかり考えられたPCです。
そんなわけで「【ドスパラGCR2070RGF-QCGレビュー】外で使えるデザインとシューティングゲームもこなせるスペックを備えたゲーミングノートPC」について書いていきます。
タップできるもくじ
ドスパラGCR2070RGF-QCGのスペック
ドスパラの「GCR2070RGF-QCG」は、15.6型のゲーミングノートPCです。
モバイルは左スライドで全表示
製品名 | ドスパラ「GCR2070RGF-QCG」 |
CPU | Core i7-9750H(2.60GHz) |
GPU | NVIDIA GeForce RTX2070(Max-Q) |
液晶 | 15.6インチ(非光沢)、リフレッシュレート144Hz |
解像度 | フルHD(1920 x 1080) |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
生体認証 | Windows Hello |
端子 | USB3.1 type-c(Thunderbolt3対応),USB3.1 Gen2 x1, Gen1 x2 /マイク入力 x1, ヘッドフォン出力x1 /HDMI x1 |
無線LAN | Intel Wi-Fi 6 AX200NGW (IEEE802.11 ax/ac/a/b/g/n 2x2 Max2.4Gbps) |
バッテリー | 10時間 |
質量 | 1.87kg |
外観
本体カラーは非光沢なガンメタリックでフラットなデザイン。ロゴも1か所でゲーミングノートPCとしては主張の抑えられた印象。
ギラギラしたデザインの多いゲーミングノートPCの中でもひときわシンプル。
サイズ・重量
GALLERIA GCR2070RGF-QCGのサイズは幅356 x 奥行233mmとなっています。
Surface laptop(13インチ)と比べるとひと回り大きいものの、屋内での持ち運びは余裕です。
ゲーミングノートPCでこの薄さ(20.5mm)は非常に魅力。
付属のACアダプターも約573g(バッテリー駆動は10時間)。裏面に滑り止めがついているのが地味に良い。
液晶ディスプレイ
GALLERIA GCR1650GFのディスプレイは1920 x 1080ドットのフルHD液晶で、発色が豊かでくっきり映ります。
視野角も広く、角度をつけても鮮明に見ることができます。
ディスプレイの上枠には、HD Webカメラが付いています。
音質は平均レベルといったところです。
キーボード
GALLERIA GCR1650GFのキーボードは、慣れが必要かもしれません。一番右側に「
キーストロークはやや浅いものの、操作性に問題はありませんでした。
キーボードにはゲーミングらしくカラフルなLEDライトを搭載し、暗所でも作業しやすく見た目にも楽しいです。
タッチパッドの横幅は約10.5cmと小型ですが、クリック感・操作性ともに問題ありません。
インターフェース
GALLERIA GCR1650GFのインターフェースは、ひととおり揃っています。
右側面にはSDカードリーダーとUSB-A x 2(USB 3.1)、左側面にはLANポートとUSB-A(USB 2.0)、マイクロフォン&ヘッドフォンジャックが付いています。
背面中央部にもあり、Mini DisplayPort x 2とHDMI、USB-C(USB 3.1)と電源ジャックを備えています。
ドスパラGALLERIA GCR1650GFのSSD・CPU性能・ゲームベンチマーク
GALLERIA GCR1650GFのストレージは、読み書きの速いSSD(PCIe)を採用しています。
- HDD(Hard Disc Drive) ディスク型の記録デバイス
- SSD(Solid State Drive) フラッシュメモリ(USBメモリの中身)の大型版
ベンチマークソフト「Crystal Disc Mark」で、ストレージの読み込み/書き込み速度を測定したところ、その特性が活かされ、かなり速い値を示していました。
CPUには第9世代のCore i5-9300H プロセッサー、GPUはGeForce GTX 1650を内蔵し、中程度の重さのゲームまでなら快適にプレイできる性能を有しています。
総合的なベンチマークソフト「PCMark 10」の結果は4,500超えと、なかなか良いスコアでした。
CINEBENCH R20のスコアも2,000に迫る値を示していました。
重い3Dゲーム「ファイナルファンタジー15」の通常品質で「やや快適」、高品質で「普通」という評価。エントリークラスとしてはがんばっているほうかと。
中程度の「ファイナルファンタジー14 漆黒のヴィランズ」では、最高品質でも「非常に快適」でした。
Sponsored Links
ドスパラGALLERIA GCR1650GFレビューまとめ
本記事は「【ドスパラGALLERIA GCR1650GFレビュー】中程度の3Dゲームもできる10万円以下の15.6型ゲーミングノートPC」について書きました。
GALLERIA GCR1650GFは、Core i5-9300H プロセッサーにGeForce GTX 1650、さらに512GBのSSD(PCIe)搭載にもかかわらず、10万円以下から購入できるコスパ最高のノートPCです。
エントリークラスながら中程度の3Dゲームまでカバーする、なかなか優秀なゲーミングノートに仕上がっています。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
コメントを残す