「プレミア12」で優勝を目指す侍ジャパンの稲葉篤紀監督(47)が9日、11日に開幕する2次ラウンドでは第4戦の韓国戦(16日・東京ドーム)までに決勝進出を決める青写真を描いた。
「決勝に行けるかどうかが16日までに決まっていれば、16日はいろんな戦い方ができる」
投手起用などで17日の決勝に全力を傾けることが可能になるため、「16日までに決まるのが正直理想」と語った。
2次ラウンドでは1次ラウンドで下した台湾を除く4カ国と対戦。侍ジャパンは11日に豪州(ZOZOマリン)、12日に米国(東京ドーム)、13日にメキシコ(同)、16日に韓国(同)と顔を合わせる。現段階で先発投手は豪州戦が山口、米国戦は高橋礼、メキシコ戦は今永を予定。17日が上位2カ国の決勝の舞台となる。侍ジャパンは16日の韓国戦までに決勝進出を決めれば、日韓戦はいわば決勝へのたたき台。これが指揮官が描くシナリオだ。
なお、侍ジャパンは台湾での1次ラウンドを3戦全勝で終え、この日成田空港に帰国した。