ご存知の方もおありだと思います。
これが石鹸?と目を疑うような美しさでと同時に
奇麗で美味しそうな、まるでゼリーのような石鹸でした。
この石鹸、本当に使えるの?と思いました。
ぎっしりカラフルな果物が詰まったフルーツゼリー?
実はこれ、純植物性の石鹸なんです!
これは、石鹸ブランド『Ii’iIi’i(リィリィ)』の
フルーツキャンデイソープ。
今直ぐにでも、食べてしまいたくなるようなビジュアルから、
『PLAZA』『LOET』『東急ハンズ』などで注目を集めています。
リィリィを作っているのは、神奈川県小田原市にある
株式会社リンクラインという会社です。
障害者の社会的自立支援を目的として、
2010年に誕生した会社です。
工場内は、どこからともなくフルーツの良い香りがしてきます。
リィリィの石鹸は、一つ一つ手作りです!
この石鹸、フルーツによって香りもそれぞれ違うという
こだわりようです!
調香師に依頼したオリジナルの香料をしようしていて、
フレルグランス石鹸としても楽しめます。
この石鹸のコンセプトは、『作るのも僕たち。売るのも僕たち。』
として、障害者の手作りであることも、素直に伝えています。
彼らの夢は『お客様の笑顔が見たい』というものです。
自立した社会人として育てていきたい
ここのの社長の神原さんの想いが、
『自立した社会人として育てていきたい』です。
始めは上手くいかないことも多かったそうです。
そこで神原さんは、毎日の目標設定を作り、能動的な自主努力を
促しました。
その結果、当初は200個作るのが精一杯だったのが、今では月に
2万個を作るまでに、生産性が上がりました。
バイコット引用
自社ブランド製造で注目度アップ
神奈川県小田原市、川沿いの緑豊かな田園に建つ
「リンクライン(LinkLine)」の工房。
23人の従業員は、知的、身体、精神のいずれかに障害がある。
ここでは皆、「メンバー」と呼ばれる。
このほかに指導担当の3人が加わり、国産の植物性油脂を用いて
企画から梱包まで一貫して社内で手がける。
主力商品のせっけんは、ネット通販のほか、
全国の有名雑貨店で販売されている。
東京のIT関連会社の特例子会社として、2010年に設立された。
以前は、企業からの委託製造(OEM)が中心だったが、
2016年に自社ブランド「リィリィ」を打ち出して自分たちで
デザインしたせっけんを作るようになってからは、
会社や作り手への注目度が高まった。
昨年は、主力のフルーツキャンディーバーソープなどの
売り上げが好調で、創業以来の目標だった売り上げ1億円を達成。
貸し切りバスで日帰り社員旅行にも行った。
作りの手のことも知ってほしい
リンクライン代表で、自らせっけんの型を作りメンバーに
指導する神原薫(Kaoru Kambara)さん(44)は、
「障がい者ががんばっているからという理由ではなく、
2回目も買いたくなるものを作っていきたい」と語る。
「障がい者を雇用して満足するのではなく、収益を上げ、
会社として自立するにはどうしたらいいか」。
創業時に考えた神原さんが行き着いたのが、せっけんだった。
「作り手のことをもっと知ってほしい」という思いが募り、
自社ブランドが誕生。人気の「キャンディバー」のほか、
今やケーキやチョコレート、バラの花や貝殻、
口紅の形をした化粧品のシリーズなど種類は広がる。
自社ブランドを展開する上で、OEMをしていた経験が生きた。
細かい検分は技術の向上につながり、
納期を守ることで達成感やチームワークを身につけていった。
手作りせっけんには、模様の配置が同じものはなく、
従業員の個性が透けて見える。
働く姿勢で人の心を動かす
製造現場では、高い集中力と手先の器用さが求められる。
イチゴの断面を表現するために白髪ネギ用のナイフで削り取り、
茶こし網でたたいてフルーツタルトの表面の質感を
表現するなどしてこしらえた模様は、固まる前の液体せっけんの
温度を間違えれば、すぐに溶けてしまう。
慎重な温度管理が求められるなど、工程ごとに
さまざまな作業があるが、どのメンバーも手慣れた様子。
障害の程度によって、得手不得手はあるものの、苦手分野を
克服することでやりがいや自信につながっているようだ。
同社には、福祉関係以外の見学者も多く訪れる。
「説明がうまくできない時もあるが、働く姿勢や背中で
言葉以上のことが伝わる。人の心を動かせるのがみんなの才能」
と神原さん。
作る人に思いめぐらせながら、せっけんを飾るも良し、使うも良し。
今後はどんな新作が生まれるのか楽しみは尽きない。
(c)AFPBB News引用
いかがでしたか?今にも果物やお花の香りが漂ってきそうな、
石鹸ですよね。
棒が付いているタイプで1000円プラス消費税です。
他の物や詳しいことは、リィリィのホームページをどうぞ・・・
プレゼントに絶対喜ばれます。
私、12月が誕生日なんです!
主人にいつも何が欲しいって聞かれるんですけど、
物欲ないので、いつも要らないと言ってますけど、
今年はこの石鹸が、何種類かほしいなぁ~・・・
使わないで眺めたり、香りを楽しんだりしたいなぁ~・・・
生きていく中で自分の努力で何とかなることと、
自分の力では、どうしようもないことがある・・・
それを人は、運命だとか、さだめだとかと言う・・
そして、運がいいとか悪いと言って、嘆いたり、喜んだり。
そして、その運命や定めを受け入れ懸命に生きる。
本人の責任ではないことの一つに障害がある。
生まれつきの障害もあれば、不運な事故、怪我、
病気、そんなことで障害を負う事もある・・・
そしてそういう方々を障害者と人は呼ぶ。
健常者と障害者の違い・・・それは、単に運が良かった悪かったと
いう違いだけではないかと私は思う・・・
そんなことも分からず、何十人もの人を殺傷した愚か者がいた・・・
強いだけの人間がいる世の中であったならば、
殺伐とし、暗澹たる世界がただ果てしなく広がるだけ・・・
強い者と弱い者がいることで、お互いを知り調和をとり、
長所や短所を知り、尊敬し合い協調して人して
高め合っていくことを知る・・・
頑張って生きている人たちは、皆、美しい・・・
美しい人は美しい物が作れる・・・
そんな究極に、美しくて可愛くて、欲しくなる石鹸でした。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
ゲーム好き主婦の
ひとりごとでした・・・