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名鉄西尾・蒲郡線、存続の知恵探る 西尾で利用促進大会

名鉄西蒲線の存続に向けて意見を発表する生徒たち=西尾市吉良町の横須賀小で

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 赤字が続く名鉄西尾・蒲郡線(西尾駅-蒲郡駅)の存続を目指す西蒲線利用促進大会が九日、西尾市吉良町の横須賀小学校で開かれた。西尾市や蒲郡市の関係者や沿線住民、地元の中高生ら約三百人が出席。登壇した人たちが次々に西蒲線の必要性や、路線の存続を訴えた。

 西尾市の福地中と西尾東高、蒲郡市の形原中と蒲郡東高の生徒も意見を発表した。

 このうち、福地中の鳥居愛子さん(一年)は、西蒲線で愛知こどもの国に遊びに行ったり、小さいころに祖母と電車を見に行ったりした思い出を紹介。「西蒲線は移動手段としてだけでなく、思い出もつくってくれる。感謝の気持ちも込めて良さを発見していきたい」などと述べた。

 他の生徒たちも、吉良吉田駅-蒲郡駅間へのICカード乗車券導入や自転車を持ち込み可能にするといったアイデアを披露した。

 (宇佐美尚)

 

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