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【グラニュース】

J1名古屋フィッカデンティ監督就任5戦目で初白星 イニエスタの神戸完封「すごく賢くサッカーができた」

2019年11月9日 19時9分

神戸に勝利し、笑顔を見せるフィッカデンティ監督

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◇9日 J1第31節 名古屋3-0神戸(豊田スタジアム)

 残留へ前進する大きな1勝は8月10日の川崎戦以来3カ月ぶり、フィッカデンティ監督就任5戦目での初星となった。

 「苦しんだ分だけ勝利の味は良いもの。(攻守で)いろいろな場面を想定して練習した。どの時間でもやり切れた。すごく賢くサッカーができた」と指揮官。塩味と苦味で牛耳られたグランパス。やっとのことで勝利の味をかみしめられた。

 最後に頼りになるのは「何をしてきたか」という経緯しかない。前半12分にチーム5戦ぶり先制点を挙げたFW前田は「自信のある形」と語った。練習でつくりあげた得意の形だった。同23分にはMF和泉が押し込み、後半立ち上がりに前田がこの日2点目。守備陣も完封。対神戸で2015年9月以来、6試合ぶりに勝った。

 個々の役割を見つめ直し一丸を求めた。新監督就任後、全体ミーティング後はポジション別に輪ができる。先月29日にはクラブ首脳が提案し、決起集会も開いた。勝利に必要な最後のピースこそ自己犠牲と結論づけた。「選手は正しく理解してくれた」と指揮官。主将丸山は「信じてやり続けてきたから圧倒できた」と9戦ぶり白星に頬を緩めた。

 

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