本家ディズニーも顔負け! 日本人なら初期の東映アニメは見ておきたい
(2016.9.19)
日本のオールドアニメファンは前から欲しがってたという、知る人ぞ知る伝説的なアニメ、戦前の『くもとちゅうりっぷ』、『桃太郎 海の神兵』が待望のDVD・ブルーレイ化されてますよ(詳しくは右画像クリック)。取捨選択しながら作品を見る人にとっては、いい時代になりました。TVマスコミ垂れ流ししか見ない人はどんどんバカになっていきますが。
-----------------------------------------------------------------------------
(2012.3.8)
昨日は初期のディズニーの良質な作品について触れましたが、今日はそのディズニーに勝るとも劣らない日本のアニメ作品群のご紹介。
日本のアニメは一般に『鉄腕アトム』(1963)で始まったと思われてる方、多いかもしれませんが、本当の日本のアニメ黎明期はそのずっと前に遡ります。
トーキーアニメも既に戦前からあったし、戦中も桃太郎などを題材に戦意高揚アニメなどが作られていました。
そしてディズニーにも対抗しうる本格的なアニメ制作が開始された時期というのは、やはり50年代の東映アニメからと言ってよいでしょう。初期の東映アニメには非常に良質な作品があります。
『白蛇伝』(1958)に始まり、『少年猿飛佐助』(1959)、『西遊記』(1960)、『安寿と厨子王丸』(1961)、『アラビアンナイト・シンドバッドの冒険』(1962)、『わんぱく王子の大蛇退治』(1963)といった風に、ほぼ年1作ペースで長編カラー作品が発表され、この1963年にテレビで『鉄腕アトム』が始まったことで、アニメ映画の制作スタンスも大きく変わったようです。
なので、ここで私のいう東映初期アニメとはそこまでのもの。
シナの話を題材にした『白蛇伝』や『西遊記』より、まず見るべきは『安寿と厨子王丸』と『少年猿飛佐助』でしょう。特に『安寿と厨子王丸』には森鴎外の『山椒大夫』で知られる伝承を元に、本来の日本人の感性、魂、美意識のすべてが結集され、 日本文化とその高い精神性が子供向けにわかりやすく描かれています(詳しくは右画像クリック)。
また『少年猿飛佐助』はベネチア国際映画祭児童映画部門で銀獅子賞(最高位)を受賞するなど、その優れた作品性は世界でも認められています。
尚、『わんぱく王子の大蛇退治』は日本神話のスサノオをわんぱくな子供に見立てた扱いですが、偉大な神様の一人であるスサノオをそんな風に扱ってるところ、子供向けにいいとか思われる方もおられるかもしれませんが、私はそういう軽く扱おうとするところに何となく左翼臭を感じるので私は見ておらず、何ともオススメする気にはなれません。私の感性としては、やはり日本神話には、ある程度の格調高さを求めたいところ。
また、これら初期の東映アニメにはクマやネズミ、ウサギやサル、イヌやシカといった動物キャラが人間を助ける役として頻繁に登場します。しかし猫は出てきません。この頃はまだ、猫は怨念が宿った動物ということで、きっと日本では今と違って一般に忌まわしい動物とされていたはず(少なくとも1960年代頃までは。私の子供の頃も猫のイメージなんてそんなものでしたから)。
猫がカワイーと持て囃されるようなったのは、反日左翼作家として名高い井上ひさしがヨーロッパの寓話を元にシナリオを書下ろした、同じ東映の映画『長靴をはいた猫』(1969)辺りからでないかと思います。あれはとっても楽しい映画ですよね。でも恐らくあの頃からか、あの映画をきっかけにか、一般に日本ではダークな側面のあった猫のイメージが可愛いらしいものに書き換えられ、日本人の感性が狂わされてきたように思います。
上記の初期東映作品、どれもとっても素晴らしい作品。中でも『アラビアンナイト・シンドバッドの冒険』なんて、ディズニーが作ったのではないかと見まがうほど(詳しくは右画像クリック)。
『鉄腕アトム』登場のずっと前から、如何に日本人の感性、制作スタッフが当時から優れいて、アメリカからすればそれが脅威的にさえ感じられたであろうこと、間違いありません。ディズニーの『アラジン』を見るくらいなら、東映の『アラビアンナイト・シンドバッドの冒険』を見ましょう ^▽^)
映画 『安寿と厨子王丸』 (1961) 予告篇
左翼的な革命ではない、上からの堅実な行政改革、日本的な世界観を象徴する作品だと思います。やまと絵的な美しい作画に加えて、清らかで献身的な安寿。本物の大和撫子とはこういうのを言うんですよ。

映画 『少年 猿飛佐助』(1959)予告篇 詳しくは右画像クリック
少年 佐助のカッコよさは元より、ヒロイン おゆうのけなげさ、身のこなしや言葉遣いのとにかく美しいこと! 当時と今のヒロイン像、何と変わり果てたことか。プリキュアはじめとする今のアニメキャラに出てくる高慢下品な女たちと比べて、どっちが本当に魅力的な女か、よく考えてくださいね。
-----------------------------------------------------------------------------
◆最近の女の子とプリキュア ~ 男の子が女の子にケリ入れられて入院
◆溝口映画『山椒大夫』=「安寿と厨子王」に見る日本人の価値観 ~ 左翼は日本の価値観に反する
◆子供をフヌケ化 宮崎アニメの左翼性 ~ 強烈な反日・共産主義イデオロギー
◆犬が亭主の人気漫画と日本の伝統文化“化け猫”の話 ~ 同性愛、フェミニズム、オタク、ペットはワンセットの日本破壊工作
◆「男より女のほうが強いの!!」5歳にして終わってる女の子 ~ プリキュアになって戦う勘違い少女たち
◆日本に漫画・アニメ文化が興ったのは、痛い敗戦があってこそ ~ 石森章太郎の世界②
◆プリキュア洗脳されたパッパラパー母娘たち ~ こんなのが今の女性の目標!?
◆70年代後半から男を呼び捨て子供番組による男女平等精神侵略 ~ 日本人なら、女が男を呼び捨てにしてはいけません
◆「日本がなくなっても地球だけあればいいじゃない!」 ~ アンパンマンが襲い掛かる! 子供たちへの恐るべき地球人洗脳
◆もはや日本文化の区別、正常な判断すら出来なくなった、おバカな日本人!~ 中国の英雄 孫悟空を冠した『ドラゴンボール』の奇妙さにすら気づけない
◆『ぐりとぐら』 『こどものとも』の児童書 福音館は反日出版社 ~ 天皇を貶め、自虐史観に満ちた子供向け絵本
◆子供の5歳卒業前にピアノを弾いてもらいました ~ ディズニー アメリカ音楽編
-----------------------------------------------------------------------------
(2012.3.8)
昨日は初期のディズニーの良質な作品について触れましたが、今日はそのディズニーに勝るとも劣らない日本のアニメ作品群のご紹介。
日本のアニメは一般に『鉄腕アトム』(1963)で始まったと思われてる方、多いかもしれませんが、本当の日本のアニメ黎明期はそのずっと前に遡ります。
トーキーアニメも既に戦前からあったし、戦中も桃太郎などを題材に戦意高揚アニメなどが作られていました。
そしてディズニーにも対抗しうる本格的なアニメ制作が開始された時期というのは、やはり50年代の東映アニメからと言ってよいでしょう。初期の東映アニメには非常に良質な作品があります。
『白蛇伝』(1958)に始まり、『少年猿飛佐助』(1959)、『西遊記』(1960)、『安寿と厨子王丸』(1961)、『アラビアンナイト・シンドバッドの冒険』(1962)、『わんぱく王子の大蛇退治』(1963)といった風に、ほぼ年1作ペースで長編カラー作品が発表され、この1963年にテレビで『鉄腕アトム』が始まったことで、アニメ映画の制作スタンスも大きく変わったようです。
なので、ここで私のいう東映初期アニメとはそこまでのもの。
また『少年猿飛佐助』はベネチア国際映画祭児童映画部門で銀獅子賞(最高位)を受賞するなど、その優れた作品性は世界でも認められています。
尚、『わんぱく王子の大蛇退治』は日本神話のスサノオをわんぱくな子供に見立てた扱いですが、偉大な神様の一人であるスサノオをそんな風に扱ってるところ、子供向けにいいとか思われる方もおられるかもしれませんが、私はそういう軽く扱おうとするところに何となく左翼臭を感じるので私は見ておらず、何ともオススメする気にはなれません。私の感性としては、やはり日本神話には、ある程度の格調高さを求めたいところ。
また、これら初期の東映アニメにはクマやネズミ、ウサギやサル、イヌやシカといった動物キャラが人間を助ける役として頻繁に登場します。しかし猫は出てきません。この頃はまだ、猫は怨念が宿った動物ということで、きっと日本では今と違って一般に忌まわしい動物とされていたはず(少なくとも1960年代頃までは。私の子供の頃も猫のイメージなんてそんなものでしたから)。
上記の初期東映作品、どれもとっても素晴らしい作品。中でも『アラビアンナイト・シンドバッドの冒険』なんて、ディズニーが作ったのではないかと見まがうほど(詳しくは右画像クリック)。
『鉄腕アトム』登場のずっと前から、如何に日本人の感性、制作スタッフが当時から優れいて、アメリカからすればそれが脅威的にさえ感じられたであろうこと、間違いありません。ディズニーの『アラジン』を見るくらいなら、東映の『アラビアンナイト・シンドバッドの冒険』を見ましょう ^▽^)
映画 『安寿と厨子王丸』 (1961) 予告篇
左翼的な革命ではない、上からの堅実な行政改革、日本的な世界観を象徴する作品だと思います。やまと絵的な美しい作画に加えて、清らかで献身的な安寿。本物の大和撫子とはこういうのを言うんですよ。
映画 『少年 猿飛佐助』(1959)予告篇 詳しくは右画像クリック
少年 佐助のカッコよさは元より、ヒロイン おゆうのけなげさ、身のこなしや言葉遣いのとにかく美しいこと! 当時と今のヒロイン像、何と変わり果てたことか。プリキュアはじめとする今のアニメキャラに出てくる高慢下品な女たちと比べて、どっちが本当に魅力的な女か、よく考えてくださいね。
◆最近の女の子とプリキュア ~ 男の子が女の子にケリ入れられて入院
◆溝口映画『山椒大夫』=「安寿と厨子王」に見る日本人の価値観 ~ 左翼は日本の価値観に反する
◆子供をフヌケ化 宮崎アニメの左翼性 ~ 強烈な反日・共産主義イデオロギー
◆犬が亭主の人気漫画と日本の伝統文化“化け猫”の話 ~ 同性愛、フェミニズム、オタク、ペットはワンセットの日本破壊工作
◆「男より女のほうが強いの!!」5歳にして終わってる女の子 ~ プリキュアになって戦う勘違い少女たち
◆日本に漫画・アニメ文化が興ったのは、痛い敗戦があってこそ ~ 石森章太郎の世界②
◆プリキュア洗脳されたパッパラパー母娘たち ~ こんなのが今の女性の目標!?
◆70年代後半から男を呼び捨て子供番組による男女平等精神侵略 ~ 日本人なら、女が男を呼び捨てにしてはいけません
◆「日本がなくなっても地球だけあればいいじゃない!」 ~ アンパンマンが襲い掛かる! 子供たちへの恐るべき地球人洗脳
◆もはや日本文化の区別、正常な判断すら出来なくなった、おバカな日本人!~ 中国の英雄 孫悟空を冠した『ドラゴンボール』の奇妙さにすら気づけない
◆『ぐりとぐら』 『こどものとも』の児童書 福音館は反日出版社 ~ 天皇を貶め、自虐史観に満ちた子供向け絵本
◆子供の5歳卒業前にピアノを弾いてもらいました ~ ディズニー アメリカ音楽編