第3クール最終日、ラストの練習メニューには、球場近くの海岸沿いにあるウオーキングコースを使って、4.4キロのランニングが組み込まれた。
朝から激しい練習に取り組み、かなり疲れ切った中でのランニングだったが、ここでトップになったのは根尾。17分31秒で走り、18分35秒だった2位の藤嶋を1分以上も引き離すぶっちぎりの1位となり、周囲を驚かせた。根尾は「しっかり走れて良かったです」とサラリと話したが、塚本コンディショニングコーチは「疲れている中でぶっちぎりとなり、いい走りだったと思います」と評価していた。