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【ドラニュース】

梅津、ナゴヤに残って肉体改造 来季さらなる飛躍へ万全準備 ブルペン80球、左膝「大丈夫」

2019年11月10日 紙面から

キャッチボールで調整する梅津=ナゴヤ球場で(橋場翔一撮影)

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 中日の梅津晃大投手(23)が、沖縄・北谷球場での秋季キャンプに合流しないことが9日、決まった。左膝の違和感で別メニュー調整をしていた右腕はこの日、ナゴヤ球場に隣接する屋内練習場のブルペンで80球を投げ込んだが、大事を取ってそのままナゴヤに残留。来季に向けて本格的な肉体改造に着手する。北谷では鈴木博志投手(22)がブルペンで91球を投げ込み、内角の精度向上に取り組んだ。

 梅津は2日連続でのブルペン入り。前日の立ち投げでの60球からこの日は段階的に捕手を中腰、立て膝にして、最後は捕手を座らせて力強い10球を投げ込んだ。合計80球。カーブ、スライダーを交えながら、ブルペンに小気味いいミット音を響かせた。

 「自分は軽いピッチングというのはできないので、体全体を使って大きく投げました。左膝はもともと投げるのに違和感はなかったので全然大丈夫です」

 前日までは左膝の違和感の影響で別メニュー調整。秋季キャンプが始まってからは沖縄ではなく、ナゴヤ球場で練習に取り組んできた。ブルペンでの投球を見守った仁村2軍監督は「強度は上がっている。(沖縄で)できる状態ではあります」としながらも「まだ1年目が終わったばかり。しっかりケアして万全の状態で次の年を迎えられるように準備するのが大切」。来季開幕を見据えて沖縄・北谷へは合流させず、「本人には我慢してほしい」(仁村2軍監督)とナゴヤ球場に残留させる判断を下した。

 

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