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【芸能・社会】

嵐・櫻井翔「祝賀式典」本番前にツイッターで緊張明かす 皇居に響いた5人の力強い歌声

2019年11月9日 20時49分

国民祭典で万歳三唱を受け、ちょうちんを掲げて応えられる天皇、皇后両陛下(淡路久喜撮影)

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 天皇陛下の即位を祝う「国民祭典」の祝賀式典が9日夜、東京・皇居前広場で催された。天皇、皇后両陛下も皇居から姿を見せられ、安倍晋三首相が祝辞、人気アイドルグループ「嵐」が奉祝曲を披露。嵐の熱唱後には皇后陛下が涙をぬぐう場面もあった。女優の芦田愛菜(15)らはお祝いのメッセージを述べた。

 夕暮れから皇居前広場で始まった祝賀式典。嵐の5人が国民の代表としてステージに上がり、奉祝曲を熱唱した。

 午後6時10分すぎ、天皇、皇后両陛下が笑顔で姿を見せた。その様子が大型スクリーンに映し出されると、広場に集まった約3万人から「おおー」とどよめきが起き、一斉に日の丸が振られた。

 特設舞台では即位奉祝曲「Ray of Water」の演奏が始まった。「水に差し込むまばゆい光」という意味のタイトルで、3部構成の組曲。5人はえんび服姿で舞台に登場。深々と一礼した後、第3楽章「Journey to Harmony」をオーケストラをバックに歌った。

 君が笑えば世界は輝く 誰かの幸せが今を照らす 僕らのよろこびよ 君に届け 

 5人の力強い歌声が皇居に響いた。天皇陛下が水問題に関心をお持ちで、治水や利水を通じた環境保全や国際平和の実現に熱心であることにインスピレーションを受けて作られ、この日初披露された。「あの大河だって/はじめはひとしずく」などの歌詞があり、水が重要なモチーフになっている。

 櫻井翔(37)は本番前、公式ツイッターで「嵐として一世一代の大仕事のリハーサルです」と紹介。さらに「緊張します。行ってきます」と大舞台に臨む心境を明かしていた。広場を埋めた参加者から大きな拍手を受けた嵐。国民的アイドルグループとしての役目を見事に果たした。

 

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