溝口映画『山椒大夫』=「安寿と厨子王」に見る日本人の価値観
~ 左翼思想は日本の価値観に反する
(2017.1.7)
まずは、私たち自身が本来の日本人の感性に戻らなければならない。皇室、陛下さえ最近は怪しくなってます。
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(始めから) (2010.2)
今や何処もかしこも、腐った価値観を持った日本人しかいない
最早、守るべき日本人などいないのだ。
ちなみに溝口の映画『山椒大夫』からも(詳しくは右画像クリック)、本来の日本人の美意識・価値観がハッキリ伺える。
もちろん原作は鴎外だが・・・・・
山椒大夫=有名な「安寿と厨子王」の話
高名な貴族の出だった兄妹 安寿と厨子王、母と旅する旅の途中で、人買に捕らえられ、
兄妹は奴隷、母は遊女として売り飛ばされる。
安寿と厨子王は、山椒大夫の元で、悲惨な強制労働に服される。
これが『蟹工船』のような左翼・プロレタリア系の作品なら、奴婢が一斉蜂起して山椒大夫をやっつけ、人々は解放されるという展開になるだろう。
しかし、そこは日本人の価値観と美意識。日本では、そんな昔話は存在しない。
何とか厨子王は山椒大夫の元から逃れることに成功。
最高指導者である関白に面会して、高貴な公家の子孫であったことも認められ、山椒大夫がいるところの国の守まで任じられる。
厨子王は、奴婢を禁じるおフレを出し、山椒大夫の所の奴婢たちを解放する。
要するに、下からの一揆ではなく、奴婢だった厨子王が高官となり、上からの改革で過酷な運命にあった奴婢たちを解放するという流れ。
つまり、血の粛清による革命でなく、日本では、あくまで官僚による上からの改革を良しとする。
加えて未来を厨子王に託す、安寿の美しい自己犠牲精神。
これこそが、日本人の美意識による価値観なのである。
そして、そういった世のための改革を高官が推し進めるに当り、さらに上から支持する者の存在が必要となる。
でないと利権にまみれた守旧派に、改革が押し潰されてしまう。
改革を最上位から支持する者こそが天皇、摂政や関白なのである(いわゆる“ミカド”)。
そもそも日本では、皇族を含む特権階級そのものを敵視し、体制破壊まで目論むなど有りえなかったということだ。
武家が公家を倒したのも、下からの革命ではなく、あくまで特権階級同士の勢力争いにすぎない。
これがもしも、階級末端である下からの改革ということになると、当然、天皇の存在自体を否定しなければならなくなってしまう。
大衆が体制をひっくり返すような左翼的な革命志向なんて、もともと日本人には存在しなかった価値観。
だから、日本人にとっての世直しとは、あくまで上からの改革を善しとすることである。
これだけでも、本来の日本人としての価値観・美意識が、どういうものであったか、おわかりいたただけたろうか?
つまり革命的な左翼思想自体、皇室を中心とする日本人としては元から異端であり、国民主権思想を含む、左翼がのさばること自体、もはや日本では革命と相成っているということだ。
映画『山椒大夫』(1954)予告編 (詳しくは右画像クリック)
監督:溝口健二 出演: 田中絹代、花柳喜章、香川京子 他
この『山椒大夫』の初期の東映アニメ『安寿と厨子王』もオススメ! ------------------------------------------------------------------------------
(2011.2.28)
私が森鴎外を読み始めたのは中学生ぐらいからでしょうか。
漱石の作品はそれほどいいとは思えませんでしたが、鴎外の世界にはとっても魅かれるものがありました。
だけど、なぜか世間やマスコミの評判は漱石の方が断然いい。
学生になったら、漱石を読んどけとか、学校とかいろんなとこでよく言われたものです。
怒る方おられるかもしれませんが、漱石がこんなに持ち上げられてるワケ、実は彼が朝日新聞にいたことが大きいのではないかと思ってます。
「学生なら夏目漱石を読んどけ」と言われたのは、「受験生なら朝日新聞を読むべし」と言われてたのと、きっと同じ類で、恐らく発信源も同じでしょう。
それと、前にNHKで夏目漱石の特集をやってた時、ゲストに唯一の知識人として漱石の大ファンとかで朝鮮人 姜尚中が出てました。
私がいいと思わない漱石が世間で持ち上げられてるヒント、実はこの辺にあるのではないかと考えてますが・・・
うちには学生の頃に買った夏目漱石の作品が一冊にまとめられた、朝日新聞社刊の分厚い全集が今もあります。
反中韓なだけでは、保守でもなんでもありません。
本当に日本人が失ってしまったもの、古い日本映画を見れば感じ取れる方、きっとたくさんいると思います。
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(2013.2.6)
女子柔道選手のJOCへの監督チクリ・叩きは、左翼・共産主義イデオロギーが元になってる。
監督・コーチに従うべき選手(民衆)らが「あいつ悪い奴だ」とみんなで権力者(監督・コーチ)を悪者として吊し上げ、叩きのめそうという革命イデオロギーが根にあるわけ。
こういうのがまかり通り始めると、あの役員気に食わねえ、あの校長気に食わねえ、あの上司気に食わねえ、あいつ気に食わねえ・・・って風にやりたい放題、某宗教団体や悪質な労組等が組織的に暗躍することで、容易に体制をひっくり返すことができるようなるわけ。
つまり『蟹工船』のパターンの悪用。
日本的な改革手法とも言える、『山椒大夫』のパターンとは好対照。
もし、女子柔道で極悪非道・超暴力的な指導が本当になされていたというなら、選手たちは自らが立派な成績を上げた後、立派な指導者にでもなって、自らが先頭に立って指導の仕方について改革をしていけばいい。それこそが日本人としての美徳を持った伝統的なやり方、流儀。
それを、メダルとれなかったのをグジュグジュと監督やコーチのせいにして罵ったり、外にまで触れ回るなんて鬼畜、外道のやること。告発した選手どもは正に腐りきった女たち、日本の恥さらし、ゴミ、クズ、カス、卑怯者。武道家の風上にも置けないわ。
このままでは、旧東欧共産主義国家やフランス革命時などのチクリ・密告が横行した通報社会と同様に日本がなっていきます。
また気になるのは、かつてNHKで海老沢会長というのがマスコミに叩かれて追放された後(2005)、急激に左翼・反日外国人に乗っ取られて今に至ってるわけで、女子柔道もその流れに倣っていくことでしょう(今にして思えば、あのNHKのゴタゴタ事件も、マスコミと反日左翼勢力の仕込みだったのだと誰もが感じてるはず)。
女子サッカーなんかもすでに北朝鮮や電通に乗っ取られてるし、私にとっては女子柔道なんてどうだっていいのだけど、朝鮮系選手ばかりになって、これが日本女性の代表であるかのよう子供たちの前などでも日本人らしからぬ振舞いをしてまわり(女がガニマタやガッツポーズとったり変なパフォーマンスしたり)、日本の伝統・文化破壊、日本貶めにプロパガンダ利用されそうなので、そのことが気がかりではあります。
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(始めから)◆日本人の美意識が結集!溝口健二『雨月物語』~ 品が悪くなった日本女性
◆往年の日本映画を子供が見はじめました! ~ 『山椒大夫』 『隠し砦の三悪人』
◆そもそも革命とは ~ フランス革命に見る民衆とマスコミの狂気
◆階級社会なくして日本は存立し得ない ~ 古来から存在した皇室
『雨月物語』予告編付◆もう日本人なんてどこにもいない ~ 子供を世界で日本人として通用させたいなら
◆個性の追求、結婚できない無縁社会の到来 ~ 漱石に見るネコの意味するもの
◆腐った価値観を決定づけたもの ~ 節操ない男女観とセックスに毒された日本人
◆気持ち悪いフェミ女、勘違い女ばかりの、今の日本のTV、CM
◆官僚への攻撃は反日勢力の陰謀①~官僚への度を超した攻撃に興じる売国マスコミと民主党
◆敗者の名誉を重んじた日本人 ~ 日本で切腹が存在した意味
◆日本神話の絵本について ~ 子供たちに日本と天皇へ愛着を持たせましょう
◆何よりも、独立自尊の精神を叩き込むのが保守でしょうが!~ 国旗、国歌、天皇より、先に来るもの
◆『お正月』の歌に見る、日本の子供文化の完全崩壊!~ 独楽、羽根つき、凧揚げ、マリつき・・・どこいった!?
まずは、私たち自身が本来の日本人の感性に戻らなければならない。皇室、陛下さえ最近は怪しくなってます。
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(始めから) (2010.2)
今や何処もかしこも、腐った価値観を持った日本人しかいない
最早、守るべき日本人などいないのだ。
ちなみに溝口の映画『山椒大夫』からも(詳しくは右画像クリック)、本来の日本人の美意識・価値観がハッキリ伺える。
もちろん原作は鴎外だが・・・・・
山椒大夫=有名な「安寿と厨子王」の話
高名な貴族の出だった兄妹 安寿と厨子王、母と旅する旅の途中で、人買に捕らえられ、
兄妹は奴隷、母は遊女として売り飛ばされる。
安寿と厨子王は、山椒大夫の元で、悲惨な強制労働に服される。
これが『蟹工船』のような左翼・プロレタリア系の作品なら、奴婢が一斉蜂起して山椒大夫をやっつけ、人々は解放されるという展開になるだろう。
しかし、そこは日本人の価値観と美意識。日本では、そんな昔話は存在しない。
何とか厨子王は山椒大夫の元から逃れることに成功。
最高指導者である関白に面会して、高貴な公家の子孫であったことも認められ、山椒大夫がいるところの国の守まで任じられる。
厨子王は、奴婢を禁じるおフレを出し、山椒大夫の所の奴婢たちを解放する。
要するに、下からの一揆ではなく、奴婢だった厨子王が高官となり、上からの改革で過酷な運命にあった奴婢たちを解放するという流れ。
つまり、血の粛清による革命でなく、日本では、あくまで官僚による上からの改革を良しとする。
加えて未来を厨子王に託す、安寿の美しい自己犠牲精神。
これこそが、日本人の美意識による価値観なのである。
そして、そういった世のための改革を高官が推し進めるに当り、さらに上から支持する者の存在が必要となる。
でないと利権にまみれた守旧派に、改革が押し潰されてしまう。
改革を最上位から支持する者こそが天皇、摂政や関白なのである(いわゆる“ミカド”)。
そもそも日本では、皇族を含む特権階級そのものを敵視し、体制破壊まで目論むなど有りえなかったということだ。
武家が公家を倒したのも、下からの革命ではなく、あくまで特権階級同士の勢力争いにすぎない。
これがもしも、階級末端である下からの改革ということになると、当然、天皇の存在自体を否定しなければならなくなってしまう。
大衆が体制をひっくり返すような左翼的な革命志向なんて、もともと日本人には存在しなかった価値観。
だから、日本人にとっての世直しとは、あくまで上からの改革を善しとすることである。
つまり革命的な左翼思想自体、皇室を中心とする日本人としては元から異端であり、国民主権思想を含む、左翼がのさばること自体、もはや日本では革命と相成っているということだ。
映画『山椒大夫』(1954)予告編 (詳しくは右画像クリック)
監督:溝口健二 出演: 田中絹代、花柳喜章、香川京子 他
(2011.2.28)
私が森鴎外を読み始めたのは中学生ぐらいからでしょうか。
漱石の作品はそれほどいいとは思えませんでしたが、鴎外の世界にはとっても魅かれるものがありました。
だけど、なぜか世間やマスコミの評判は漱石の方が断然いい。
学生になったら、漱石を読んどけとか、学校とかいろんなとこでよく言われたものです。
怒る方おられるかもしれませんが、漱石がこんなに持ち上げられてるワケ、実は彼が朝日新聞にいたことが大きいのではないかと思ってます。
「学生なら夏目漱石を読んどけ」と言われたのは、「受験生なら朝日新聞を読むべし」と言われてたのと、きっと同じ類で、恐らく発信源も同じでしょう。
それと、前にNHKで夏目漱石の特集をやってた時、ゲストに唯一の知識人として漱石の大ファンとかで朝鮮人 姜尚中が出てました。
私がいいと思わない漱石が世間で持ち上げられてるヒント、実はこの辺にあるのではないかと考えてますが・・・
うちには学生の頃に買った夏目漱石の作品が一冊にまとめられた、朝日新聞社刊の分厚い全集が今もあります。
反中韓なだけでは、保守でもなんでもありません。
本当に日本人が失ってしまったもの、古い日本映画を見れば感じ取れる方、きっとたくさんいると思います。
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(2013.2.6)
女子柔道選手のJOCへの監督チクリ・叩きは、左翼・共産主義イデオロギーが元になってる。
監督・コーチに従うべき選手(民衆)らが「あいつ悪い奴だ」とみんなで権力者(監督・コーチ)を悪者として吊し上げ、叩きのめそうという革命イデオロギーが根にあるわけ。
こういうのがまかり通り始めると、あの役員気に食わねえ、あの校長気に食わねえ、あの上司気に食わねえ、あいつ気に食わねえ・・・って風にやりたい放題、某宗教団体や悪質な労組等が組織的に暗躍することで、容易に体制をひっくり返すことができるようなるわけ。
つまり『蟹工船』のパターンの悪用。
日本的な改革手法とも言える、『山椒大夫』のパターンとは好対照。
もし、女子柔道で極悪非道・超暴力的な指導が本当になされていたというなら、選手たちは自らが立派な成績を上げた後、立派な指導者にでもなって、自らが先頭に立って指導の仕方について改革をしていけばいい。それこそが日本人としての美徳を持った伝統的なやり方、流儀。
それを、メダルとれなかったのをグジュグジュと監督やコーチのせいにして罵ったり、外にまで触れ回るなんて鬼畜、外道のやること。告発した選手どもは正に腐りきった女たち、日本の恥さらし、ゴミ、クズ、カス、卑怯者。武道家の風上にも置けないわ。
このままでは、旧東欧共産主義国家やフランス革命時などのチクリ・密告が横行した通報社会と同様に日本がなっていきます。
また気になるのは、かつてNHKで海老沢会長というのがマスコミに叩かれて追放された後(2005)、急激に左翼・反日外国人に乗っ取られて今に至ってるわけで、女子柔道もその流れに倣っていくことでしょう(今にして思えば、あのNHKのゴタゴタ事件も、マスコミと反日左翼勢力の仕込みだったのだと誰もが感じてるはず)。
女子サッカーなんかもすでに北朝鮮や電通に乗っ取られてるし、私にとっては女子柔道なんてどうだっていいのだけど、朝鮮系選手ばかりになって、これが日本女性の代表であるかのよう子供たちの前などでも日本人らしからぬ振舞いをしてまわり(女がガニマタやガッツポーズとったり変なパフォーマンスしたり)、日本の伝統・文化破壊、日本貶めにプロパガンダ利用されそうなので、そのことが気がかりではあります。
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(始めから)◆日本人の美意識が結集!溝口健二『雨月物語』~ 品が悪くなった日本女性
◆往年の日本映画を子供が見はじめました! ~ 『山椒大夫』 『隠し砦の三悪人』
◆そもそも革命とは ~ フランス革命に見る民衆とマスコミの狂気
◆階級社会なくして日本は存立し得ない ~ 古来から存在した皇室
『雨月物語』予告編付◆もう日本人なんてどこにもいない ~ 子供を世界で日本人として通用させたいなら
◆個性の追求、結婚できない無縁社会の到来 ~ 漱石に見るネコの意味するもの
◆腐った価値観を決定づけたもの ~ 節操ない男女観とセックスに毒された日本人
◆気持ち悪いフェミ女、勘違い女ばかりの、今の日本のTV、CM
◆官僚への攻撃は反日勢力の陰謀①~官僚への度を超した攻撃に興じる売国マスコミと民主党
◆敗者の名誉を重んじた日本人 ~ 日本で切腹が存在した意味
◆日本神話の絵本について ~ 子供たちに日本と天皇へ愛着を持たせましょう
◆何よりも、独立自尊の精神を叩き込むのが保守でしょうが!~ 国旗、国歌、天皇より、先に来るもの
◆『お正月』の歌に見る、日本の子供文化の完全崩壊!~ 独楽、羽根つき、凧揚げ、マリつき・・・どこいった!?