ポイズンラット


猛毒感染者多発!猛毒注意報発令!名古屋アイドルシーンにて猛威を奮う猛毒中毒アイドル、ポイズンラットが猛毒を撒き散らす!結成から僅か半年で放たれたアルバム『○△□×』の衝撃を経て、新メンバーとして霧鮫世界を迎え5人体制となったポイズンラット。彼女達が5月17日にはRAD HALLにて2ndワンマンライブ「パンデミック」を開催、さらに現体制初の音源となるシングル『パンデミック』をリリースする。今作はTHREE LIGHTS DOWN KINGSのPENPEN(u-ya)を中心に、残響P/708(ハローモンテスキュー)、tmgにより楽曲制作を行っており、ポイズンラットとしての幅やポテンシャルを感じさせる作品となっている。新メンバーのデビューライブ目前、新たなスタートを切ったばかりのポイズンラットと、レーベル代表のてるな(Dramatical Records)を迎え話を訊いた。

 

Q.5月17日にRAD HALLで開催されるワンマンライブから新体制になるとのことですが。

楪:はい。その日から新メンバーが入ります。

霧鮫:新メンバーの霧鮫世界です。よろしくお願いします。

Q.えっと、霧鮫…せ?

楪:あははは。

霧鮫:霧鮫世界です!

楪:5月17日のワンマンでお披露目なんですよ。5人になってポイズンラットがどうなっちゃうのかドキドキしてます(笑)。

苺谷:初めて会ったのも3月なので、まだ本当に最近なんですよ。

Q.どのように加入が決まったのですか?

てるな:公募です。まず私が面接をして、メンバーに会わせてみんながポイズンラットに入れたいと思った子を加入させることにしたんです。これまで4人でやってきたことが崩れてしまうことが怖かったのでメンバーが納得した子じゃないと入れられないなって。

楪:2人だった頃からメンバーを5人揃えることを目指していたんですよ。だから5人になってやっとスタート地点に立った気がしています。

Q.最後のピースがはまったと。

楪:まさに。

苺谷:勿論これまでのポイズンラットから大きく変わるので不安もあります。でもそれ以上に期待しているし楽しみでもあるので、5人になって良くなっていったらいいなって思っています。

Q.霧鮫さんはポイズンラットに入ってみてメンバーの印象はどうですか?

霧鮫:曲を聴いたりMVを観てかっこいいなって思っていたんですけど、メンバーがどんな子か分からなかったから入る前はもしかしたら怖いのかなって思っていました(笑)。

楪:えー!(笑)。

霧鮫:でもラーメンを食べに連れて行ってくれたり、優しくしてくれて。(一同笑)

Q.ガスマスクの印象とかも強いのかもしれないですよね。

霧鮫:そうなんですよ。でも一緒に時間を過ごす中でラーメンだけじゃなくて一緒にお化け屋敷に行ったり。

Q.ラーメンとかお化け屋敷とか(笑)。

霧鮫:そういう時間が凄く大事なんです(笑)。4人が過ごしてきた1年間を私は埋めれないけど早く追いつきたいと思っています。

Q.4人は霧鮫さんの印象はどうですか?

愛音:最初に写真で見たときは大人しそうな子を想像していたんですけど、めちゃくちゃ喋るし、面白いんですよ。だから一瞬で馴染めました。

てるな:そこは結構大事だなって思いますね。やっぱりメンバーとして早く馴染んでもらわないと上手くいかないので。

楪:馴染めないままハブられて辞めちゃうとか最悪だもんね。

猫屋敷:私は?

楪:え!?ハブられてないでしょ(笑)。やめて、また4人になっちゃう。(一同笑)

愛音:せっかく5人になったの(笑)。

Q.このインタビューが脱退の予言をしていたとかやめて下さいね(笑)。

苺谷:いやー!

猫屋敷:辞めません!

Q.苺谷さんは霧鮫さんに会ったときのことは覚えていますか?

苺谷:実は初めて会う日に大須で偶然すれ違っているんですよ。向こうからめちゃくちゃ可愛い子が歩いてくるなって。まさか新メンバーとは思ってなかったんですけど。

てるな:その後私が連れて行ったんだよね。

苺谷:そうそう。「さっきの子じゃん!」って(笑)。

霧鮫:私もすれ違ったとき『ポイズン!』って思った。

苺谷:ポイズン。(一同笑)

Q.ポイズンっていいですね(笑)。

楪:こうやって喋ってても分かるように本当に良い子なんですよ。喋り易いし。ポイズンラットって、みんな癖が強いじゃないですか。でもこんな癖の強いメンバーと上手な距離の詰め方が出来るのは凄いですよね。気付いたらタメ口になっていたし。凄く好印象です。

Q.猫屋敷さんはどうですか?

猫屋敷:私は顔が好き。

てるな:おじさんみたいな発言(笑)。

猫屋敷:なのに喋ったら不思議ちゃんなんですよ。携帯の待ち受けがいきなりステーキの社長だったり(笑)。

霧鮫:よく食べに行くから。

てるな:リスペクトしてるってこと?

霧鮫:そうそう。

楪:いつも美味しいステーキを食べさせてくれる社長だから尊敬してるんだって(笑)。

猫屋敷:そういうところが面白いんですよ(笑)。

Q.隣にレーベルの社長も座っていますけど(笑)。

てるな:私の待ち受けじゃないみたいですね。(一同笑)

Q.ポイズンラットって元々全員が物凄くキャラが濃いじゃないですか。でも全く別の角度から違うベクトルで濃いメンバーが入ってきましたね(笑)。

楪:めっちゃそれです(笑)。

てるな:私はそれを望んでいたんですよ。

楪:それこそピースがはまった感覚だよね。

てるな:うん。それにどうしても5人にしたかったから。

Q.それはもしかして戦隊モノをイメージしていたりします?

てるな:あ、分かります?(笑)。だから私は最初からずっと5人にしたかったんです(笑)。だけどメンバーチェンジがあって、3人が入ってきて、一旦そこで波が止まったんですよ。その時点で4人のポイズンラットとしてキャラも立ってきたし新メンバーの募集もしてなくて。でもやっぱり諦められなくて公募したんです。やっと5人揃ったのでここからが本当のスタートですね。

Q.今回のシングル『パンデミック』は5人で初の音源となりますが。

霧鮫:私はレコーディング自体が初めてだったので緊張しかなかったです。完成した音源を自分で聴いてドキドキしています。早くみんなに聴いて欲しいですね。

Q.今作では「Dear hearts」が愛音さん、「S+O+S」が猫屋敷さんをフィーチャーしているんですよね。

てるな:そうなんですよ。これまでおりり(楪)をメインにした曲はあったんですけど、おりりだけじゃなくてメンバー全員を際立たせていきたいので今作では他のメンバーが目立つ曲を作りました。各メンバーを推してる方も楽しんでもらえるかなと。

Q.メンバー個々がレベルアップすることでポイズンラットとしてもより強くなりそうですね。

てるな:はい。メンバー同士が仲間でありライバル同士みたいな関係でいてくれたら嬉しいです。

Q.「Dear hearts」は愛音さんがメインになっていますが。

愛音:この曲は絶対にライブで観て欲しいです。音源もかっこいいんですけど、曲の間奏の部分で私がソロで踊るパートがあるんですよ。そこがこの曲の見せ所なのでCDを聴いて気に行ってくれたら是非ライブに足を運んで欲しいです。

Q.「S+O+S」のメインになっている猫屋敷さんは如何ですか?

猫屋敷:「何度でも見つけ出すよ この世界中で誰よりも君を見ているから」っていう歌詞があるんですけど、この言葉に凄く共感していて。特定の誰かって訳じゃないんですけど、ポイズンラットに出会ってくれたお客さんに凄く感謝していて、その気持ちが凄く歌詞にリンクしているんです。この曲を私がメインで歌えて嬉しいです。

Q.タイトル曲でもある「パンデミック」はどのような曲でしょう。

てるな:この曲はEiのtmgちゃんが作ってくれて。これまで基本的にu-ya さん(THREE LIGHTS DOEN KINGS)が作ってくれていたのでポイズンラットに幅が出来たかなと。

苺谷:Eiのテイストも感じられて嬉しいですね。バンドならではの拳を上げたくなる感じがめっちゃかっこいいです。

霧鮫:私はまだステージに立っていないから想像の話になっちゃうけど、「パンデミック」に振り付けと生歌、照明が加わって完成したのをイメージするだけでワクワクしちゃいます。早くライブで歌いたいです。

楪:私はこの曲の歌詞が本当に好きで。

てるな:歌詞ね…。

Q.あれ?てるなさん、どうしました?

てるな:これ、言うつもりなかったんですけど…。

楪:え?なに?怖い。

てるな:歌詞書いたの私なんだよね。

楪:ええええええ!!!

苺谷:マジ?

てるな:ごめん、マジ(笑)。

楪:え!え!いいじゃん!だって今から私、歌詞をめっちゃ褒めようと思ってたし(笑)。

Q.u-yaさんの歌詞とは違う毛色ですよね。

楪:u-yaさんは言葉の響きとかリズム、聴こえの良さを意識しながら言葉を並べていって

歌詞にしているじゃないですか。でも「パンデミック」はこれまでの曲に比べると歌詞が分かり易かったんですよ。メンバーが5人になって再出発を歌っているのかなって思う部分があったり。

Q.一番近くでメンバーを見ているてるなさんだから書ける歌詞なのかもしれないですね。ポイズンラットのストーリーを重ね易いというか。

楪:直接的に歌っていなくてもこれはポイズンラットのことだろうなって分かるんですよ。てるな:おりりが歌詞を書いた「Sweet dream」に少し寄せて書いたんですよ。だからおりりが好きな感じも意識していて。ただ本当に始めて歌詞を書いたから言いたくなかったんです(笑)。いつも歌詞にツッコミしかしてなかったから(笑)。

 

Q.そういうドキュメント要素が加わったことが歌にも表れている気がします。

楪:これまではオートチューンが多かったけど、「パンデミック」は生歌っぽく仕上がっているのでライブで頑張らなきゃなって思っています(笑)。

Q.5月17日には自身最大キャパでのワンマンライブも開催されます。

霧鮫:その日が私のデビューライブなんですけど、我武者羅に頑張るしかないので期待していて下さい。まだまだ実力が伴っていないかもしれないですけど、そこも含めてワンマンを観て欲しいです。そこから成長していくことを約束するので。

愛音:歌割のパートも変わるしダンスのフォーメーションも変わるので新生ポイズンラットを見せれるように頑張ります。

苺谷:新メンバーを引っ張っていけるように頑張りたいですね。今まで以上にかっこいいポイズンラットを見せます。

猫屋敷:ライブでお客さんを楽しませるにはまず自分が楽しまないといけないと思うんです。その為にも自分のメンタルや体力を付けて全力で楽しみたいです。

楪:私達、1stワンマンはRAD SEVENが埋まっていないんですよ。なのにRAD SEVENの何倍もあるキャパのRAD HALLでワンマンをするので気合いをいれないとなって思っています。あとは、ワンマンをやることが私達のゴールじゃないので、いい意味で完全燃焼しないような、先に繋がるワンマンにしたいですね。

てるな:アイドルって本当に不思議で、メンバーが勝手に集まって始まるものじゃないし、私が集めた5人がポイズンラットとして頑張ってきた中で最後のピースもはまり、ここから本当に始まるなと思っています。新しいポイズンラットに期待していて欲しいです。私はステージに上がって何かをする訳じゃないですけど、私の気持ちをメンバーがステージで表現してくれるので、今は早くこの5人のポイズンラットを観て欲しいです。これからもワクワクすることを考えていくので信じて着いてきて欲しいです。最高の景色を見せるので。

 

 
リリース情報
ポイズンラット
タイトル:パンデミック
¥1200
2019年5月17日発売

 

LIVE
2nd ONE MAN LIVE 「パンデミック」
2019年5月17日
大須RAD HALL
OPEN19:00 START19:30
前売り3000円 当日3500円

http://poisonrat.com/

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