あとかのブログ

海外ドラマを中心に、日々のことや、不意に思い出した思い出等を書き綴ってます。昔、販売の仕事をしていたので、時々家電ことを書いてみたりします。

【海外ドラマねた】海外ドラマに出てくる薬あれこれ

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こんにちは、あとかです♪

 

病院で扱う薬についての仕事をしていたことがあります。

病院で処方される薬と、ドラッグストアで処方箋なしに買って帰る薬では、明確に分けられています

要は、病院で処方を出してもらう薬の方が強いのです。

(一部、全く一緒のものもあります)

 

海外ドラマを見ていると、特に医療系の物語では薬の名前が多く出てきます。

その薬は本当にあるのかな?と思ったことはありませんか?

ドラマ用に作られた架空の名前とお考えの方もいるでしょう。

実は、ほとんど実在しています。

 

今回は、海外ドラマで出てくる薬について、あれこれご紹介します。

 

海外ドラマに出てくる薬あれこれ

バイコディン

Dr.HOUSE」で、主人公ハウスがポリポリかじっている薬です。

ハウスは足の怪我の鎮痛のために服用していますが、依存性が高い薬で、ついには依存症治療のために入院することになってしまいます。

ドラマを観る限り、とても危険な薬に見えますが、このバイコディンは実在しています。

身体的、精神的依存があり、日本では未承認薬となっています。

House M.D. Poster

引用元:https://www.imdb.com/title/tt0412142/

リスペリドン

医療ドラマでは結構出てきます。

実在する抗精神病薬統合失調症治療薬)で、主に精神科で処方されます。

実際にこの薬が出てくる時は、どちらかと言えば副作用を期待されることが多い印象です。

この薬は、乳腺や乳汁分泌に関わる「プロラクチン」を過剰に増やす副作用があります。

男性の場合は、本来は少ないホルモンが異常に増えると、EDの原因なり得ます。

また、男性なのに乳房が張ってきて、乳汁が出ることもあります。

Dr.HOUSE」では、女性患者の、乳がんを見つけやすくするために(一か八か)使っていました。

フルニトラゼパム

この薬は、医療系、犯罪系、両方で頻出します。

睡眠導入剤です。

医療系のドラマでは、興奮している患者を落ち着かせたり、安静にさせるために使われています。

即効性が高く、比較的代謝(体外に排出)されやすい性質があります。

そのため、犯罪に使われることもあり、一般には規制されている薬剤です。

「クリミナルマインド」など犯罪ミステリードラマでは、「デートレイ◯ドラッグ」と呼ばれます。(酷い言葉なので伏字にします。)

引用元:https://www.superdramatv.com/lineup/SN0000001102.html

メタンフェタミン

完全に違法な薬です。いわゆる覚醒剤です。

当然ながら、犯罪ミステリー系のドラマでよく出てきます。

日本では、「ヒロポン」と言う名前で、普通に薬局でも売っていたことがあると言う恐ろしい 過去があります。

また、「ブレイキングバッド」で主人公が製造しているのが、この薬です。ドラマ自体は面白いと思いますが、中毒患者について軽く描きすぎのような気がします。もっと酷い状態になっているはずです。

アンフェタミン

メタンフェタミンと同様です。

「クリミナルマインド」のシーズン13で、エミリーが犯人によって打たれていました。

心停止を起こされ、幻覚を見せることで操られてしまいました。

エピネフリン

エピネフリンはご存知なくても「アドレナリン」は聞いたことがあると思います。

 最もよく出てくるのは、医療ドラマで、患者が心停止した時です。

また、アナフィラキシーショックを起こした場合にも使われます。

「グレイスアナトミー」「Dr.HOUSE」の医療系ドラマは当然のこと、「フリンジ」などにも出てきています。

Grey's Anatomy Poster

引用元:https://www.imdb.com/title/tt0413573/

クロルプロマジン

抗精神薬ですが、躁病、神経症における不安・緊張・抑うつ、悪心・嘔吐と、幅広い用途で使われます。
また、催眠・鎮静・鎮痛剤の効力増強もあるので、麻酔前投薬などにも使われます。

そのため、医療系のドラマには必ず出てくると思います。 

医療用語

プラセボ(プラシーボ)効果

「グレイスアナトミー」などでも登場しました。

薬効がない薬でも、効果が出ることです。

新しい薬が世に出る前の試験では、本当の薬(実薬)を飲ませる患者群と、同じ形状で薬効のない薬(偽薬)を飲ませる群に分けて、効果を判定します。

普通は、偽薬よりも、実薬の方が、当然良い結果になります。

と言うか、偽薬は効果がゼロのはずです。

にもかかわらず、効果のないはずの偽薬でも、何割かの患者には効いてしまうのです。

それが、「プラセボ(プラシーボ)効果」と言います。

 

ノセボ効果

これは薬の効果でなく、「副作用」が偽薬でも出てしまうということです。

本来なら薬効も何もないはずの偽薬で、吐き気が出たり、眠気が出たり、何らかの副作用を訴えるケースがあるそうです。

「効果があるなら副作用もあるはず」と思い込むことで、体にまで症状が現れると言うことが現実に起こります。

まとめ

今回は、海外ドラマによく出てくる薬についてご紹介しました。

実際に、犯罪にも使える薬なので、詳細には書きませんでしたが、悪用はしないでください!(このくらいの情報でできないとは思いますが。。。)

 

ただ、海外ドラマに登場する薬はだいたい実在していると考えて良いと思います。

また、比較的古い薬の名前が登場していることが多いです。

 

ここまでお読みいただいて、ありがとうございました。

 

それでは、また次回!