【11月9日 AFP】米フェイスブック(Facebook)傘下の写真共有SNS「インスタグラム(Instagram)」のアダム・モッセリ(Adam Mosseri)最高経営責任者(CEO)は8日、投稿された写真や動画に付けられた「いいね!」を非表示にする試験措置を米国に拡大すると発表した。

 モッセリ氏は、「お知らせ! わが社は今年、インスタグラム上で『いいね!』を非表示にする措置を多くの国々で試してきた。こうした試験措置を来週、米国のごく一部のユーザーに拡大する」とツイッター(Twitter)に投稿した。

 インスタグラムは7月、「いいね!」の数と動画の再生回数を非表示にする措置を6か国以上で開始すると発表。この措置では、「いいね!」の数と動画再生回数を確認できるのはアカウント主だけで、他のユーザーからは見えなくなる。

 フェイスブックも今年9月、投稿に寄せられた「いいね!」の数の非公開化を試験的に開始したと発表した。

 ツイッターの商品開発責任者、ケイボン・ベイポア(Kayvon Beykpour)氏によると、同社もツイートに対する「いいね」とリツイートの件数を非公開にする試験を行っており、件数を非表示にすると、ユーザーは以前よりもツイートを見なくなることが分かったという。(c)AFP