「ほぼ大勝軒のチャーシュー」がたった1時間で自作できるって、本当? →本当でした。【料理人のまかないメシ】
自宅でおいしいチャーシューをつくるって、男の夢じゃないですか。
でも、チャーシューって難しそうだよなあ、って思っていたら、鍋ひとつあれば簡単にできるという情報を小耳にはさみました。
しかも、つけ麺で有名な大勝軒と同じチャーシューができるそうです。
本当でしょうか?
半信半疑でお店へ向かいました。
お茶の水の大勝軒に真偽を確かめに
こちらがチャーシューのつくり方をお教えてくださる店主の田内川真介さんです。
── 本当に1時間でチャーシューができるのでしょうか。
【材料】
- 豚バラ 500g
- 醤油 1,300cc
- 日本酒 200cc
- しょうが 1片
- 長ネギ頭 1本分
── たったこれだけなんですか?
ちなみに、醤油と日本酒を合わせたものを「醤油タレ」というそうです。
── 今回はバラ肉ですが、肩ロースやロースなど好きな部位でOKなんですね。
── 肉が全部浸らなくてもいいんですか?
── ということは半分浸っていればいいのですね。
── 沸騰しました。あくは取らなくていいんですか?
30分経過したところです。1時間ほど煮込みました。
10分経過しました。引き上げています。
── いやあ、いかにもおいしそうなチャーシューですね。
── あ、捨てちゃダメなんですね。
── お店のもずっとそうやって使っているんですね。
醤油タレを応用して冷奴に
ネギとかつお節がかかった普通の冷奴です。
見た目ではよくわかりません。
どれどれ、いただいてみましょう。
おおおお、なんだろう。めちゃくちゃおいしいですね。
── 普通の醤油よりもまろやかです。豆腐が何倍もおいしく感じますね。
── ひと晩置くと、こういう色になるんですね。ちなみに大勝軒で使っているものは、今回の部位とは違いますし、ゆでる時間も少し多いようです。
── うわぁ、もう、これだけでおいしいのがわかりますよ。
── では、いただいてみましょう。
── うっほー、めちゃくちゃおいしいです! 和カラシも合いますね!
ちょっと調理時間をまとめてみますね。
まずは、お肉を醤油タレに入れて、沸騰までの時間。
これは、火力によって違ってきますね。
で、弱火で1時間。火を止めて10分。取り出して10分。
だいたい1時間半もあればできちゃいますね。
こんなに簡単に、しかも短時間でできるなんて、びっくりですよ。
ありがとうございました。
── えっ、まだあるんですね。
大勝軒のまかないチャーシュー丼のレシピ
── プロは最初にフライパンに具材を入れる前によく火を入れますね。
うわぁ、これはうまそー!
よく混ぜていただきましょう。
チャーシューの脂の部分が焼けて香ばしくなっていますね。
めちゃくちゃ、おいしいです。
いっきにかきこみました。
── これ、バツグンにおいしいじゃないですか。お店で出してもらえませんか?
── えっ……。
── あ、本当だ。350円なんですね。ごちそうさまでした。自宅でチャーシュー、つくってみます!
お店情報
お茶の水、大勝軒
住所:東京都千代田区神田小川町3-1-5 須田ビル2F
営業時間:11:00~22:00
定休日:月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日が休み)
ウェブサイト:http://www.taisho-ken.tokyo/
営業時間:11:00~22:00
定休日:月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日が休み)
ウェブサイト:http://www.taisho-ken.tokyo/
※記事中の分量表記で誤りがあり、修正いたしました。謹んでお詫び申し上げます(2018年5月18日)
※「醤油タレ」の分量表記に誤りがありました。具体的には以下部分です。
誤)醤油 1,500cc 正)醤油 1,300cc
読者のみなさまには、多大なるご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした(2018年5月23日)
※「醤油タレ」の分量表記に誤りがありました。具体的には以下部分です。
誤)醤油 1,500cc 正)醤油 1,300cc
読者のみなさまには、多大なるご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした(2018年5月23日)