名古屋グランパスは9日、神戸戦(豊スタ)に臨み、3―0で勝利した。8月10日の川崎戦以来、9試合、3カ月ぶりの勝利。風間八宏前監督に代わって就任したマッシモ・フィッカデンティ監督(52)が就任5戦目で初勝利を挙げた。
前半12分、FW長谷川からボールを受けたFW前田が豪快に左足を振り抜き、5試合ぶりの先制点をゲット。同23分には、前田のクロスをMF和泉が流し込んでチーム2点目。後半9分には、前田がこの日2点目となる得点を決めた。
先制点の前田は「正直、待たせすぎたというのはあるけど、勝てて良かった。先取点を取れれば勝てるというのはあった」と安堵(あんど)。神戸戦勝利は2015年9月以来、4年ぶりだった。自動降格圏17位・松本と勝ち点差3で迎えた一戦で快勝。J1残留へ大きな勝ち点3を手にした。