サラゴサの香川真司(30)は加入直後こそスペイン2部で活躍を見せたものの、ここ数試合ゴールに絡めないなど苦しんでいる。それでもチームを預かる指揮官は香川の復調に期待を寄せている。
地元紙『エラルド』が報じたところによると、10日に行われるアルメリア戦に向けてビクトル・フェルナンデス監督が会見の中で、香川のコンディションについて言及している。前節ラス・パルマス戦でベンチ外としたのは「テクニカルな決定だった」と話す一方で「彼は復調を果たしてほしい選手の一人だ」と話した。
また同監督は「練習での向上ぶりにはとても満足しているし、ここ数日間とてもよくやってくれている。彼自身も改善する必要性を感じ、われわれにもっと多くのものを与えなければと思っている」と香川の責任感の強さを強調している。