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2019年11月9日 紙面から
指名あいさつを受け、意気込みを見せる岡野祐一郎=横浜市鶴見区で(平野皓士朗撮影)
中日からドラフト3位指名された岡野祐一郎投手(25)=東芝=が8日、横浜市の同社グラウンドで指名あいさつを受けた。松永編成部長、米村チーフスカウト、小山担当スカウトから、即戦力として期待されていると告げられた右腕は今年1年目で大活躍した阪神・近本光司外野手(25)の名前を挙げ、プロへの意欲を示した。
浮かれた気持ちはさらさらない。引き締まった表情が置かれた立場を物語っていた。大卒から社会人3年目で勝ち取ったドラフト3位指名。球団からのあいさつが終わっても、岡野は神妙な面持ちを崩さなかった。
「即戦力という評価をしていただいた。あいさつを受けてプロになる実感が湧きましたし、さらに頑張っていかないといけないと思いました」
高校や大学卒業時、さらに社会人2年目、そのすべてでドラフト指名されなかった大谷世代の一人は、活躍する同学年の姿をテレビ越しに見てきたと言う。今季159安打を放ち、リーグ新人安打の新記録を達成した阪神・近本もその一人だ。昨年、社会人の侍ジャパンの一員としてともに戦った仲間も、1年たった今は新人王候補。今度は対戦相手となる。燃えないわけがなかった。
「自分の世代で活躍している選手がいる。とても刺激になっているし、だからこそ社会人野球で頑張ってこられた」
近本がドラフト1位で指名され、自分は指名されなかったが、腐ることはなかった。「悔しい思いをしたからパワーアップできた」。1年間で最速は1キロアップの149キロ、平均球速は2キロアップと直球の質と変化球の精度に磨きを掛けた。中日スカウト陣も、昨年からの成長を認めていた。
米村チーフスカウトは「安定感があって計算できる投手。アウトローに真っすぐが投げられるのが一番大事。社会人ではナンバーワンだと思ってます」と絶賛。10月28日の日本選手権1回戦の王子戦(京セラドーム大阪)では初回に3点を取られながらも残り3イニングを0点に抑えたことを評価する。「修正能力がある。そこに彼の良さを感じた」とほれ直し、「ローテーションの一角になってくるんじゃないかな」と期待を表した。
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