米Lifehacker編集部では、ここ数週間、フライトの正しいエチケットについて議論を重ねてきました。

たとえば、窓の日よけを閉める権利はどの席の乗客にあるのか、ファーストクラスのトイレを利用してもよいのか、着陸時にどの順番で降りるべきなのか、などについてです。

もっとも、フライト中にシートを後ろへ倒すことの是非ほど、ソーシャルメディアを熱くさせるテーマはありません。

最近あのWashington Postもこの問題を取り上げていました（New York TimesとNPRも過去に取り上げています）。

米Lifehackerでも7月にこのテーマを取り上げ、賛否両輪あれど、シートを倒したければ倒せばよいのだと結論づけています。

米Lifehackerに寄せられたコメントでは、JasonMTracyさんが次のように話しています。

初めて飛行機に乗る人でもないかぎり、事情をわかってくれるはずです。

私がシートを倒すのは、前の席の人がシートを倒してくるからです。私にだってスペースが必要ですから。

私も同じ意見です。もちろん、離陸や着陸時は安全上（および快適性）の理由から、シートを倒すべきではないのは言うまでもありません。

また、食事の時間もシートを倒すべきではないでしょう。誰だって、窮屈な姿勢でご飯を食べたくはないでしょうから。

ルールを守らずリクライニングする人への対処法

残念ながら、こうしたルールを誰もが守っているわけではありません。

Redditで、この問題に対処するための邪悪なハックが紹介されていました。u/medievilmusicianさんは次のようにコメントしています。

前の席の人がシートを倒しっぱなしで、自分のスペースが狭くなっているなら、頭の上にあるエアコンを全開にして、相手の頭に向けてやればいいんです。

言い換えれば、前席の乗客がシートを戻すまで冷たい空気を浴びせ続けるという、受動的攻撃を発動するということです。

もちろん、相手が空気を浴びせるのはやめてくれと文句を言ってくる可能性はありますが、どちらかといえば、対立を避けるためにシートを戻す可能性のほうが高いと思われます。

それでも何も起こらない場合や、相手の頭に風をうまく当てられない場合は、もう少しアグレッシブな行動にでるべきかもしれません。

同じくRedditユーザーのu/drudown49さんは次のように投稿しています。

前席の人がシートを倒し始めたのがわかったので、ひざでブロックして、シートが倒れないようにしてやりました。前の人がシートがなぜ動かないのかわからず右往左往しているのが笑えました。

それでもまだだめなときは、前のシートをときどきキックしたり、足を当ててもぞもぞ動かしたりしていれば、少なくとも少しくらいはシートを戻してくれるかもしれません。健闘を祈ります。

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Image: AriSys/Shutterstock.com

Source: Twitter(1, 2, 3), Washington Post, New York Times, NPR, Reddit(1, 2)

Josh Ocampo - Lifehacker US［原文］