治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
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ギョーカイ人の生態 妄想接待

2019-04-10 08:25:43 | 日記
先日これ回してくれた人がいて、「またやってる~」と思いました。



なんらかの理由で「治りたくない」っていう当事者はいるのね。
そしてその人たちはなんらかの理由で「自分は治らなくてもいいけど、他人が治るのはご自由に」とは思っていない。他人が治ることさえいやがる。だからトンデモとか、ニセモノだったんだとか、本当は治っていないとか、ごちゃごちゃごちゃごちゃ言うのは皆さんも見てきたとおり。
そしてそういう当事者たちが複数、この大先生のもとに駆け込んできたんでしょ。「杉山先生が治ると言っているとデマを言っている人がいる~」と。

読んでないんだね。

それを「悪質」とまで言われてはねえ。
じゃあこの本で杉山先生は嘘を書いたのかな?

初版。



20万部越えたあと。



そして電子書籍。



「治る子と治らない子の違い」について書いている! とこの本は帯に謳い、私たちはそれを読んで「なるほど治る子と治らない子はこう違うのか」と学んだ。
それが嘘だというのなら、杉山先生か版元が優良誤認を促し、騙して売ろうとしたのかな?
だったらこの当事者萌えのおっさんではなく著者か版元から「本当は治らない」って言ってほしいもんですな。帯は嘘書いたんだって。私の見たところ嘘じゃないけど。

辻井氏は30年来のパートナーの本すら読まないのかしら?

まあ、悪質とまで言われてはねえ。

だったらこっちもこのギョーカイ人がやったことをしゃべらないとねえ。
そしてそれを知れば皆さん、このツイートの背後がわかると思う。

たとえばね、自閉症者同士でトラブル的な何かがある。
片方が片方に熱烈に片思いしている。
そして片思いの相手が水着姿の写真がほしい。
普通の社会人だからふだんはもちろん、服をフルに着て人の前に出ているんだけど。

ところがこの支援者は偶然その片思いされている人と仲良かった時代があって、海水浴に行ったことがあって、水着姿の写真を持っている。

それを自分が抱えた、っていうかいやいや抱えさせられた司法問題がめんどくさくなり、もううっちゃりたくなってごねる相手に水着の写真を見せちゃった。まあこういうことをやったんですよこの辻井っていう人は。
もちろん写真に映った人には一言の断りもなく。

鬼畜でしょう?

なんでこんなことをやったかって?
当事者萌えのためです。

今年の青いお祭りも終わったのかな? どのくらい盛り上がったのか知らないけど、私が何年か前の青いお祭りのときにギョーカイに成り代わって作ってあげたお札がありますよ。



そうなんです。
ギョーカイがやりたい啓発っていうのはこれ。
当事者にどれだけ迷惑な特性があろうと「社会が我慢しろ」。
それがギョーカイが訴えていることです。

つまり、ギョーカイのやっている支援は「反社会的」なんです。
社会を毀損するもんなんです。
ギョーカイを潰さないといけないのは社会の敵だからです。
ギョーカイが栄えれば栄えるほど日本がダメになるからです。

そして彼らはそれを実践している。

彼らは自閉症者がごねたら接待するし、妄想は否定せずに接待するし
そしてごねない聞き分けのいい自閉症者と、ごねる自閉症者がいたら、つねにごねる方の肩をもつんです。

だからごねてる自閉症者を満足させるために、ごねない自閉症者の人権を平気で蹂躙するんですよ。
辻井氏がやったのはそういうことです。

そのギョーカイ人の生態がよく現れたのがこのツイートですよ。

彼らは親に関してもこの作戦できます。
ごねる親
前向きな親

両方いたらごねる親を接待します。

自分はあれこれ工夫する気はないし、めんどくさくても
ニキさんのように「めんどくさい」と率直に認められず
「あの人たちはだまされている」「トンデモだ」と言う親たち。

そういうごねる人たちの方にギョーカイは味方します。
「治った」と喜ぶ人がいるといじける親がいる。
そのいじけている方にギョーカイは味方して、「治った」と喜ぶ親を攻撃してくる。
それが彼らの生態なんです。

そう思ってギョーカイ人を観察しているといいですよ。
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2 コメント

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Unknown (ふうりん)
2019-04-10 10:22:05
杉山先生の本を読んでないということはないと思うけど、なんですぐばれる嘘つくかな。ブロックしとけば情報統制できるとでも?
写真の話最悪です。辻井って人はやっちゃいけないこともわかってない。先生だからと気を許して一緒に遊んだばっかりに知らないうちに危険な目に会いかねないことされるなんてとんだ災難。
Unknown (ヨヨ子)
2019-04-11 10:44:59
長期的かつ現実的に考えると、ギョーカイ人はごねない自閉者だけでなくごねる自閉者の人権も蹂躙してると思います。
何故なら障害を盾にしたごね得にも限界があるからです。

ギョーカイ人に甘やかされごねることを覚えた自閉者もいずれごね得が通用しない場面に遭遇するでしょう。その時ギョーカイは助けてくれませんし一般社会も助けてくれません。
ギョーカイに未だに縋り付いている自閉者はそこをよく考えてこれからの事を考えた方がいいと思います。

ギョーカイって、治りたい自閉者にとっても敵だけど、治りたくない自閉者にとっても敵なんですよ。

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