すでに2次ラウンドへの進出を決めていた侍ジャパンは8-1で快勝し、1次ラウンド3戦全勝とした。1回に4番鈴木の左中間三塁打と5番吉田正の右前適時打で2点を先制すると、3回には鈴木が2試合連続弾となる左越え2ランで加点。6回には丸の中越え二塁打で1点を追加。9回にも3点を奪った。
投げては先発の今永が3イニングを4安打無失点に抑えると、大野雄、山岡、甲斐野、岸、山本とつないで地元の台湾打線を9回の1失点で封じた。
1次ラウンドで対戦していない別組の上位2チーム計4チームと対戦する2次ラウンド(11日開幕・東京ドームなど)は、1次ラウンドの対戦成績が持ち越されるため、台湾に勝った日本は1勝0敗からのスタート。2次ラウンドにトーナメントはなく、上位2チームが決勝戦に進むだけに、世界一へ大きな1勝となった。現時点でA組はメキシコが1勝、米国が0勝。韓国、キューバ、カナダ、オーストラリアで争うC組はまだ上位2チームが決まっていない。