IAEAが福島県近海の海産物は「安全性が保障」[2013/12/05 10:55]
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福島を視察していたIAEA=国際原子力機関の調査団長が会見を行い、福島県近海の海産物について、市場に流通しているものは「安全性が保障されている」と強調しました。
IAEAは10日間にわたって福島第一原発と周辺区域で調査を行い、4日、茂木経産大臣に報告書を提出しました。その後、行われた会見で調査団長は、現在、韓国や中国などいくつかの国や地域が福島県近海の海産物の輸入を禁止にしていることについて、日本政府の食品管理基準は国際的にも厳しく、安全性は保障されているという考えを示しました。
IAEA調査団・レンティッホ団長:「福島と周辺地域のすべての海産物の安全は保障されています」
また、廃炉に向けた作業について調査団は、進展がみられる一方で、課題も多く残されていると指摘しています。
撮影:原子力規制委員会、東京電力