世界初の完全分離骨伝導イヤホン「earsopen PEACE」でネクストレベルの「ながら聴き」を体感

聴覚補助モデルも展開しています

田沢梓門, @samebbq
20 時間前 in Av
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骨伝導機器を多く開発製造してきたBoCoがGREEN FUNDINGにて、完全分離骨伝導イヤホン「earsopen PEACE」のプロジェクトを展開しています。価格は音楽用無線モデルが1万7600円〜、聴覚補助用無線モデルが5万9800円〜、音楽用有線モデルが8200円〜でそれぞれ割引価格で展開されています。

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骨を振動させて、音を聴く骨伝導イヤホンのジャンルでは世界初の完全分離イヤホンです。デバイスとしてはまだまだ珍しい部類の骨伝導イヤホン。恥ずかしながら筆者はまだ試したことがないので、早速装着してみました。装着時は円筒状のバッテリー部が耳の後にきて、イヤホン部を耳介の内側後方に当てることで頭部全体に振動を伝えて音楽をリスニングします。

普段のイヤホンの鳴り方と比較すると、少しくぐもった感じに聞こえたので少しボリュームを大きめに調整しました。一番驚いたのは、音楽を再生していても周りの人と自然に会話できるということ。周囲の声がハッキリと聞こえます。アニメなどでよくある「貴方の心に...直接語りかけています...」的な体験できてしまうわけです。これを完全分離イヤホンで楽しめる、ネクストレベルの「ながら聴き」ですね。

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▲装着イメージ。骨伝導が実現する「ながら聴き」の便利さに震えました。一度完全分離イヤホンの便利さの味をしめると有線イヤホンは買いたくないので、完全分離でも骨伝導を楽しめるのは素晴らしいです。

前述した「少しくぐもった感じに聞こえる」問題ですが。これは、骨伝導イヤホンで聴くということに身体が慣れたり、イヤホンの当てる位置を調整したりすることで聞こえ方が改善されるそうです。BoCoの担当者の方によると、骨伝導での聞き方に慣れれば電車など騒がしい環境でも十分音楽を楽しめるそうです。

と、今更ながらな骨伝導イヤホンで音楽を聴くという体験に感動したわけですが。ポイントは完全分離イヤホンであること。この全長36mmというサイズで、骨伝導の完全分離イヤホンを開発できたのは、BoCoの独自技術を用いて開発されたΦ10の骨伝導デバイスを搭載しているからです。

そのため、他社では「earsopen PEACE」のようなサイズ感での製品開発は難しいとのこと。「世界初」と堂々と宣言できるのも納得です。こういったコア技術を有しているメーカーさんは、開発力で強みがありますね。

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▲正面からの装着イメージ。耳たぶの後にバッテリー部が隠れているので、見た目的には変な感じはありませんね(注:モデルの風体は別で考えてください)。

その他のスペックとしては、通信方式はBluetooth Ver5.0。プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSP、SPPに対応。動作時間は4時間で、充電時間は1時間。重量は左右セットで15g。IPX7等級の防水設計で、通話用マイクも搭載しています。一般的に流通している完全分離イヤホンと比較すると動作時間が短いのが気になりますが、「通勤時のみ」や「勤務時間中のみ」みたいに使用するシーンをある程度自分の中で設定できればある程度カバーできるでしょう。

「earsopen PEACE」は聴覚補助モデルも展開しています。もし購入して聴こえを実感できない場合には、商品を受け取り日の翌日から3週間以内での返品であれば返金対応するという保証もあります。

GREEN FUNDINGでの「earsopen PEACE」のプロジェクトは11月21日23時59分までとなっています。この記事を読んで少しでも気になった方は、お得に購入できるのでプロジェクトを支援してみましょう。


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