港区南麻布を一周して距離を計測してみた~後編~
港区の住居表示の外周をグルっと走って距離を計測するシリーズの第4弾は南麻布の後編をお届けします。
ここまでにお送りした前編、中編では広尾駅3番出口からスタートして有栖川記念公園の北側を通り、麻布通りに出て、古河橋の交差点で右折し、天現寺の交差点に向かう途中のイランイスラム共和国大使館までお届けしました。
中編は一の橋から五の橋の紹介で費やしてしまった感じですね^^;
南麻布4丁目に佇む巨大な大使館
そう、南麻布4丁目にあるフランス大使館です。
この辺りはどこに行っても坂だらけなんですよね。
マラソンで坂の訓練をしていた頃、この辺りの坂には随分とお世話になりました。
道を挟んだ向かいにはアメリカ軍の巨大な施設
ニュー山王ホテルです。
こちらのニュー山王ホテルは「赤坂にあった旧山王ホテルの代わりとして日本政府がアメリカ軍に供与したアメリカ軍のための施設で、今現在はホテルとしてアメリカ軍関係者が東京を訪問した際の宿泊施設、及び在日米軍のための保養所、社交場として機能している。さらに、駐日アメリカ大使館関係者にも開放されている」とのことです。
ホテルなんて名前がついている施設でも、一般の人が利用できるホテルではなく、アメリカ軍と関係のない人は入れない施設なのですね…。
この赤坂の旧山王ホテル(住居表示は千代田区永田町)は、私の大好きな小説、百田尚樹の「海賊とよばれた男」に出て来て、その際色々調べてみました。
赤坂にあった旧山王ホテルのことは何となく知っていたけど、その代わりとなった施設が、天現寺の交差点のすぐ近くのこちらの正体不明の巨大な建物とは思っていなかったので、事実を知った時はかなりビックリでした。
赤坂にあった旧山王ホテルは二・二六事件の舞台でもあったのですね。
ちなみにこちらのニュー山王ホテルのある敷地は1981年まで神奈川県厚木市に本社のあるアンリツ株式会社の旧本社があったとのことです。
港区にこんな巨大なアメリカ軍の施設があるだなんて本当にビックリ!
ただ、この撮影直後、港区の私のもっと身近なところにもアメリカ軍施設があることを知り、そちらもかなり衝撃的でした。
近いうちにそちらもご紹介したいと思います。
天現寺橋交差点を右折するとゴールの広尾駅
明治通りの天現寺橋交差点を右折すると、いよいよスタートした広尾駅前の外苑東通りに戻ってきました。
南麻布一周のゴールももう直ぐそこです。
広尾駅前の広尾橋交差点です。
広尾駅というと一般的にはこちらの交差点のところを指すのではないでしょうか。
たいした距離でないのに、運動不足の私にはけっこう堪えました!
南麻布一周の距離は?
いつものように隣接する住居表示を囲ってみました。
そして、右上の赤で囲んで数字が南麻布一周の距離になります。
外周と完全に一致するわけではないので多少の誤差はあるけど、南麻布一周の距離は私のガーミンによると4.1kmでした。
私が思っていたよりも小さかったです。
次に南麻布の高低差はと言うと、前半は鉄砲坂と北条坂で一気に上った後は韓国大使館前の仙台坂で下り、そこからはそんなに高低差はないですね。
明治通りは古川沿いなのであまりアップダウンはないようです。
これまで港区の住居表示を一周した距離を挙げてみます。
麻布狸穴町 0.61km
麻布永坂町 0.84km
南麻布 4.1km
白金台 5.6km
短い順に並べて見ました。
今のところ白金台が一番大きいですね。
果たして白金台を越える町名はあるのでしょうか。
港区はまだまだ沢山の町名があるので、一つずつクリアしてみたいと思います。
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