◇4日 フィギュアスケート西日本選手権・ジュニア男子フリー(滋賀県立アイスアリーナ)
昨年の全日本ジュニア選手権王者で、ショートプログラム(SP)で8位と出遅れた壷井達也(16)=愛知・中京大中京高=はフリー3位となる123・93点をマーク。合計184・79点の3位で今大会を終えた。
SPではトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)がシングルとなって規定を満たさず得点がゼロ点となったが、この日も冒頭から試みた2本ともに失敗。優勝した三宅星南(岡山理大付高)を逆転できなかったこともあって、「アクセルへの自信のなさがやっぱり出たなという感じがします」と反省の弁を口にした。
しかし、不本意な内容が続いたことで負けじ魂に火が付いた様子。「今まで感じたことがないくらいの崖っぷちですが、絶対にはい上がるという気持ちを持って練習していきたい。このまま負けるわけにはいかない」と次戦として臨む全日本ジュニア選手権での巻き返しを誓っていた。