いま、私は、パーヴォとNHKSOの「メタモルフォーゼン」を聴きながら、このブログを書いています。2年前の8月に、山野楽器のトークイベントがあって、この「メタモルフォーゼン」を聴きながら、パーヴォがいったいどんなことを話してくださるか、わくわくしながら聴きに行ったのを懐かしく思い出します。

 

「僕もドキドキしてた。君が来るっていうから(^_-)-☆」とパーヴォの心の声も弾んでいます。

「僕、あんまり人前でしゃべるのは得意じゃないから、最初断ったんだ。でも、チコがひょっとしたら来てくれるかも、と思ったら、一気にゴーサイン出してしまったんだ(笑)」

 

ところで、と今度は私が切り出しました。

「サイン会のことなんだけどね。パーヴォは、私が来ても、いつも笑顔でいてくれていいんだよ(^^♪ 下を向いちゃう理由がわかってビックリしたけど、つまりはそれだけ、私、チコにあなたが夢中だってことの証明だから、私は全然怒らないし、むしろ、正直に話してくれてうれしかったよ♪」

 

パーヴォがはっとして「そうなの?!理解してくれる?」

 

私がうん、と大きくうなずきました。「前の結婚のときも、前の夫がおんなじことを言っていたもの。『ともちゃん、あんまり僕にさわったり、キスしないで。特に朝の出勤前は(^_-)-☆ ともちゃんだって、大人のおんなのひとなんだから、そういうことをされたら、僕がどういう状態になるか、少しはわかりそうなものだけど(笑)』って言われて。

で、なるべく、刺激の少ない、ほっぺとかにちゅ(*´ε`*)をして、夫を送り出したの。」

 

と、私も顔を真っ赤にさせながら話したら、パーヴォが「あーっはははは」と笑い出したので、

ビックリしました。

 

「だから、みんな男は君に夢中になってしまうんだ!なんて罪作りなチコ!」

 

と、また心の声で、ぎゅーっとパーヴォは私を抱きしめてくれました。

 

「なんて、いい匂いがするんだろう、チコは!チコ、香水は何を使ってるの?

すごくいい香りがするから、いつもその香りをかいだだけで、

僕はポーっとなってしまって、

サインを書き間違えそうになったりするんだよ(笑)」

 

香水は、ジル・スチュアートを使ってるよ、とパーヴォにお話しすると、

「ジル・スチュアート!君のハートは、いつでも10代、20代の女性なんだね。

だからとっても可愛くて仕方ないんだ、僕は!!」

 

といって、くんくん、と私の肌にあの高い鼻をよせて、

やさしく抱っこしてくれました。

 

「パーヴォの香りもとっても素敵。なんの香水を使ってるの?」

と私が聴くと、パーヴォはにっこりして、

「それは、トップシークレット(笑)

みんなが真似するといけないからね。

でも、君はなんとなく、もう僕の香水も気づいているんじゃない?(^_-)-☆

表参道にある店の香水だよ、というのがヒント(笑)」

 

パーヴォの使っている香水、たぶん、表参道の「あそこの店」だろうと思うけれども・・・熱狂的なパーヴォファンが押しかけてきたら大変だから、あえて正解は謎のままにしておきます(笑)

 

「だからね、パーヴォ。私に会ったり、声を聴いたり、肌にふれただけで、パーヴォや私がビックリする状態になるのは、男女が恋しあっていたら、当然おきる化学反応なのだから、全然パーヴォは恥ずかしがる必要はないとチコは思うよ。私だって、パーヴォと同じような状態になるもの」

 

と話すと、パーヴォがぱっと顔色を明るくしました。

よっぽど悩んでいたのですね、サイン会におけるうつむき加減のパーヴォ自身。

 

「サイン会の時でもどんな場所でも、『ああ、ブログを書いてくれているチコは、僕のステディの恋人だからだよ』って周りのスタッフやファンの人たちに言ってくれれば、変な掲示板で私がバッシングされることもなくなるだろうし。

パーヴォが男らしく、私を守ってくれれば、私はそれでもう十分なの。」

 

「ヨーロッパでは、僕、どんどん君のことを話すんだ!『日本にほんもののマリア様がいたんだよ!チコっていうんだけど、ビックリするほど、日本女性としてかわいらしくて、素敵なひとなんだ!』って(´∀`*)ポッ でも、いざ日本国内でふたりのことを発表するのって、どうすればいいんだろう。やっぱり結婚とか婚約とか具体的なタイミングが必要なのかなぁ。・・・チコは、映画会社にいたから、こういうときってどうすればいいか、わからない?」

 

私もパブリシティ担当じゃなくて、アドバタイジング(広告)のほうだったから、芸能マスコミや世界中のマスコミに、どう発表したらいいか、よくわからないけれど・・・。

 

たとえば、今度のミューザ川崎のコンサートの最後に、私にスポットライトを当てて、

「僕の彼女です」と紹介してくれるとか、

パーヴォの公式HPに、パーヴォ自身の署名入りの、交際の報告を私と連名でアップするのがいちばん混乱が少なくていいと思うけど・・・。

 

「お相手は、一般女性なので、あまりマスコミのみなさん、彼女の家におしかけないでください」といったあたりを盛り込んで、なぜ、パーヴォが私を好きになってくれたか、率直にHPに書いてくれれば、あまり混乱なくていいと思うけど・・・・。

 

InstagramとかSNSで交際を発表するタレントさんたちも増えてきましたよね。なまじのマスコミ対策に追われるより、SNSの全世界にいるパーヴォファンのみなさんに、パーヴォ自身がコメントを発表すれば、いちばんトラブルなく、祝福をみんなからもらえると思うけれど、どうかな?

 

と私が、つぶやくと、「さすが企業広報を担当していただけあって、マスコミ対策も、ファン対策もしっかりできているよね~、チコ、僕のマネージャーになってほしいくらい(笑)」とパーヴォがにこにこしてくれました。

 

「ちょっと、・・・考えてみる。サイン会もやることにしたよ。君の笑顔が見たくて、がんばってサイン会やってるんだもの。へんな男のプライドなんか持つ必要なかったね。だって、僕とチコははじめから結ばれるべき運命だった、とキリスト教の神様が言ってきたんだろう?僕は君からもらったメール、手紙、プレゼント、全部持ってるし、それをみんなにみせても構わなければ、僕、ちゃんと君とのことを、世界中に話すよ(^_-)-☆ そうすれば、チコのパパもママも安心だし、君自身がいちばんうれしくて元気になるだろう?」

 

私、感激のあまり涙でかおがぐしゃぐしゃになってしまいました。

パーヴォの心の声が、その涙でいっぱいの両瞼に、ちゅ💛とキスしてくれて、

涙も唇でぬぐってくれて・・。

 

ありがと、パーヴォ💛

もう泣かない、といつも心に決めているのに、

パーヴォに優しくされただけで、いつも涙があふれてしまうの。

 

パーヴォ、気を付けて日本にかえってきてね。

 

ちゅ💛

 

あなただけのものである、チコこと桂木里紗でした!