クーポンとカードボード。
いよいよ来週木曜日に迫ったサイエンスフェア。
実験も終わったしタイピングも次男の最終チェックが入って、あとは形にするのみとなりました。
今週末にはボードに写真などと共にプリントアウトしたものを貼って行かなくてはいけません。
そんな中、まだうちは娘達のボードを買っていなかったので、学校で売っている一枚5ドル(約500円)のボードを2枚買うため、昨日$10を握りしめて子供たちが授業が終わったころ買いに行ってきました。
オフィスに入って「ボードはまだありますか?」と事務の人に尋ねたところ、オフィスのボードが置いてあっただろう一画を見渡して
「売り切れちゃいましたね。。。」の返事が。
またしても出遅れてしまいました。(毎年繰り返している)
ということで、今日はボードをゲットするため、アートショップが3軒ほど固まっているちょっと大きな町へ行ってきました。
3軒ともチェーン店でネットで50%オフのクーポンがアップされているので、ボードは2枚で良いのですが、念のため3軒分、前もってプリントアウトしておきました。
(スマホで見せれば済むのですが、万が一の時に備えて)
因みにクーポンは1軒につき1商品のみ割り引かれます。
1軒目に立ち寄る前にTarget(Kmart的なお店)で家で使う詰め替え用のテーブルなどの拭き掃除用洗剤を買い、$1ショップ(100均)でボードに飾りとして貼るカラーペーパーを二人分買い、やっとその横にあるアート&手芸用品のお店、Joannにボードを探しに入りました。
文房具のコーナーをみつけ、その辺りに並んだ大きなボードをみつけるも、なんと全て白色のボードしかありません。。。
他の学校も今がサイエンスフェアの時期なのでしょうか。
とにかく白は人気が無いようです。
因みに朝、学校へ行く前に娘達に何色のボードが良いか聞いたところ、
黄色!とか緑!といった返事が返ってきました。
潔く次に行くお店に意識を向け、すぐに車に乗り込み移動しました。
こういうときは悪い予感が出てこないようにサクサク動くに限ります。
次に行くお店は斜め向かいの、先日娘がチャームを買ったMichael'sです。
駐車場に車を止め、すたすたと一気に文房具コーナーまで歩いて行きます。
「有った・・・。」
色とりどりのボードが充分な量ありました。
早まって白色のボードを買わなくて正解でした。
とりあえず状態も綺麗な緑のボードを手に取り、レジへと向かいます。
お店の人にクーポンは使えるか確認し、お会計をすると$5.50のところが半額の$2.75プラスタックスで最終的に$2.92になりました。
「よっしゃ!」
すっかり気分が良くなってお店の駐車場を出たところの信号機まで来ると、丁度「Homeless」と書かれた段ボールの紙をもって立っていたおじいさんの横に赤信号で止まる状態になってしまいました。
クーポンをわざわざプリントアウトして数ドルをやっとセーブした身としては、さすがに$1でも気軽に出すことはできませんでした。
(以前他のホームレスに小銭を渡したら「ちっ」と言われた過去あり。)
信号が青に変わるや否や私は逃げるようにその場を走り過ぎました。
しかし先ほどのお店を出たところでもホームレスのおじいさんが立っており、ニューヨークなどの街中でもないこんな町でも何人も居るのを見ると、アメリカの経済もまだ完全には良くなっていないのかな、と考えさせられます。
さて、3軒目は少し離れた場所にあったのですが、そこでもなんとか2枚目のボードを無事ゲットすることができました。
そこは同じボードが$5.99の半額の$2.99プラスタックスで$3.25でした。
子供たちの学校で買うよりは全然安く買えたし、目当ての色のボードも無事手に入ったわけですが、なぜか手放しでは喜べない今日の買い物でした。