7日
10時13分

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日本風刺の芸術展、公認撤回
安倍総理や福島第一原発事故などを批判的に描いた作品を展示しているオーストリアでの展覧会が、日本との国交樹立150年の記念事業としての認定を取り消されていたことがわかりました。
「ジャパン・アンリミテッド」と題して、ウィーンで開催中の展覧会では、安倍総理に扮した人物が歴史問題で中国や韓国に謝罪する動画のほか、福島第一原発事故や昭和天皇を風刺した作品が展示されています。また、「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」に参加していたグループも出品しています。
展覧会は日本の大使館がオーストリアとの友好150年関連事業の1つに認定し、9月下旬から始まっていましたが、10月30日付で認定が取り消されたものです。大使館側は、「両国の友好関係の促進という事業目的に資さないため」として、特定の作品やアーティストではなく、展覧会の内容全体から判断したと説明しています。
一方、主催者は「芸術の自由は不可欠であり、批判的なテーマもここでは表現できる」とコメントを発表し、認定取り消し後も11月下旬の会期末まで展示を続けるとしています。







































































