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【大リーグ】

MLBゴールドグラブ賞 捕手はともに初受賞で新時代突入

2019年11月4日 15時10分

 大リーグは3日、守備のベストナインに相当するゴールドグラブ賞を発表した。捕手部門は両リーグともに初受賞で、新時代に突入したようだ。

 ナ・リーグはフィリーズのJ・T・リアルミュート捕手(28)が初受賞した。

 大リーグ公式データシステムのスタットキャストによれば、今季は捕球から二塁への送球時間(ポップタイム)平均1・88秒はメジャー最速。昨季の同1・90秒も最速だった。ちなみに、甲斐拓也捕手(ソフトバンク)の昨季ポップタイム平均は1・83秒を誇る。

 今季のリアルミュートはバットでも打率2割7分5厘、ともに自己ベストの25本塁打、83打点。昨季に続き、打撃部門のベストナインに相当するシルバースラッガー賞の有力候補となっている。

 ナ・リーグの捕手部門は、昨季カージナルスのモリーナが9度目の受賞を果たしたが、既に37歳。今季は同賞の候補入りにとどまり、ようやく「最強捕手」の座を明け渡す時代が来たようだ。

 ア・リーグはインディアンスのロベルト・ペレス捕手(30)が初受賞。大リーグ公式サイトによれば、今季「捕手で118試合(以上)に出場し、パスボールなし」は、1930年以降ではメジャー史上4人目の快挙だった。ア・リーグの捕手部門も昨季はロイヤルズのS・ペレスが5度目の受賞だったが、今季は3月に右肘靱帯(じんたい)再建手術を受け、全休した。

 

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