今オフの「FAビッグスリー」は、見込まれる契約額も超ビッグだ。米大手データサイトのファングラフスは4日、FAトップ50を独自ランキングし、契約条件も予想。大方の予想通り、1位はゲリット・コール投手(29)=アストロズからFA。2、3位は、ともにナショナルズからFAのアンソニー・レンドン三塁手(29)とスティーブン・ストラスバーグ投手(31)だった。
同サイトのマクダニエル記者が予想した契約総額も、順位通りだった。コールは7年総額2億4200万ドル(約263億8000万円)。「野球界は2億5000万ドル(約272億5000万円)に近い金額は間違いないと見ている。ボラス代理人は(契約を途中破棄できる)オプトアウト権や(契約期間の後半に増額する)エスカレーターなどの条件を工夫するはずだ」とした。
同日の大リーグ公式サイトによれば、アストロズのクレーン・オーナーは、コール争奪戦について「参戦する。あちらの希望に沿えるかどうかは分からないがね。ボラス代理人はタフな交渉相手だ」と、全力慰留を誓った。
以下の2選手の予想契約は、レンドンが7年2億1100万ドル(約230億円)、2人より2歳年上で31歳のストラスバーグが5年総額1億5000万ドル(約163億5000万円)となっている。この2人は、ともに平均年俸3000万ドル(約31億8000万円)が攻防ラインとなりそうだ。