自然と都会が共存したニュージーランド最大の都市オークランド。旅行先として人気なのはもちろん、ニュージーランドの中でも便利で暮らしやすいことから、留学先としても人気があります。
しかし他の都市と比べ、オークランドがどのような違いがあるのかわからない人も中にはいるのではないでしょうか。
そこで今回は、そんなオークランド留学の特徴やメリット・デメリット、注意点についてご紹介します。これを読んで少しでもオークランド留学のイメージを持っていただければ嬉しいです。
[目次]
オークランドはニュージーランドにおける商業と経済の中心の都市で、港には多くのヨットやボートが停泊していることから「帆の街」とも呼ばれています。
元々、オークランドは先住民族「マオリ」の居住地でしたが、1840年、イギリスの植民地になって以降多くのヨーロッパ系統の白人が移り住み、現在ではポリネシア系、アジア系などの人種も多く住んでおり、広く「移民の街」として知られています。
公用語は英語、マオリ語、ニュージーランド手話の3つです。時差は日本より3時間、サマータイム中は4時間進んでいます。
オークランドの季節は南半球であることから、日本とは逆の季節になります。12月〜2月が夏の季節、6月〜8月が冬の季節になります。オークランドは年間を通して急激な寒暖差はありませんが、1日の中で気温の変化が変わることが多いので、服装に気をつける必要があります。
ここではオークランドの特徴について3つ紹介します。
オークランドの気候は一年を通して寒暖差が少ないです。夏は日本のように猛暑になることはあまりなく最高気温は25℃前後で、冬も急激に冷え込むことはなく、最低気温は10℃前後が多いです。春と秋に関しては晴れた日が続き、爽やかな青空を見ることができます。
安定した気候という面では、留学生活は過ごしやすく勉強に集中できるでしょう。
オークランドは人口の約40%が海外からの移民ということから、非常に国際色豊かな街です。ヨーロッパ系からアジア系の人種まで、いろんな国の人たちを街中で見かけることができます。
オークランドの人たちも様々な人種の人々と普段から接しているため、移民に対して理解があり優しく接してもらえます。日本人ということで差別にあう、ひどい目にあうというようなことはないでしょう。
また、移民に理解があり優しく穏やかな性格の人が多いことから、オークランドは他の地域よりも治安がいいと言われています。軽重犯罪のレベルは日本と同じくらいです。しかし、日本といるときと同様に夜道を一人で歩くといった行動は避けた方がいいでしょう。
オークランドは自然と都会が共存している街です。街の中心部にはビジネス街やショッピングモールなどが立ち並び、多くの人が毎日行き交っています。
一方で、少し郊外に出るとニュージーランドの大自然を楽しむことができます。オークランドの中心部から車で10分〜20分離れた距離には「マウントイーデン」という死火山があり、休日には豊かな自然の中でハイキングをすることができます。山の頂上まで登ると、オークランドの風景を一望することができるため、休日の息抜きにはオススメです。
また、オークランドから船で1時間程度でいける「ティリティリマタンギ島」という島には、ニュージランド原産の野鳥のバードウォッチングを楽しむことができます。
ここではオークランド留学のメリットについて3つ紹介します。
オークランドには世界中の様々な国から留学生がやってきます。留学中は色んな人種や民族の学生と友達やルームメイトになったり関わる機会がたくさんあるでしょう。
留学生はそれぞれ違った文化背景や歴史背景をもつ友人たちと過ごす中で、国際的な視野や感覚が身につけることができます。さらに、これまでとは違った価値観を備えることができるかもしれません。
これらの感覚や価値観は、今後国際舞台で活躍したいというような人にとっては役に立つでしょう。
オークランドには様々な移民がいることから、アメリカ英語やオーストラリア英語を話す人々も多く暮らしています。これはイギリス英語の使用が主流であるニュージーランドの他の都市とは大きな違いです。
さらに、「kiwi英語」という独特の英語を話す人がオークランドにはいます。様々な英語が話されている環境の中で、それぞれの英語の違いについて学ぶことができるのもオークランドで留学することの醍醐味でしょう。
ニュージーランドはワーキングホリデー制度を日本と組んでいるため、日本人留学生はニュージーランドで学校に通いながら働くことが可能です。また学生ビザで入国する場合でも、政府が認める教育機関に一定期間在籍すれば週20時間の就労も可能となります。
特に長期留学をされる場合は、留学期間中に資金が尽きてしまうのではと不安になる人もいるのではないでしょうか。いざとなったら働ける環境は、留学生のそういった不安を解消してくれる重要なものとなります。
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対して、メリットがあればデメリットももちろんあります。ここではオークランド留学のデメリットについても3つ紹介します。
オークランドには元々のんびりとした雰囲気があります。大らかでゆったりしている反面、時間にルーズな部分があります。留学中、日常生活を送る上で周りの時間のルーズさにイライラすることがあるかもしれません。
たとえば、日本のように「ぴったりの時間にバスや電車が来る」ということはあまりありません。日本にいるときと同じ感覚で、時間通りに物事が進むことをあまり期待しないようにしましょう。
オークランドはニュージーランド最大の都市です。しかし、オークランドは東京などと比べてそこまで都会という訳ではありません。ほとんどのお店が午後5時には閉店してしまい、祝日にはスーパーでさえ開いていないときもあります。
日本にいるとコンビニも多く、いつでもなんでも買えるという考え方になりがちです。このような感覚を持っているとオークランドは不便に感じるかもしれません。
ニュージーランドでは基本的に物価が高いですが、オークランドでは最近、特に物価が高騰しています。不動産の高騰は顕著で、その家賃の高さに驚く人もいるようです。
例えば、オークランドの平均家賃は2,100NZDドルでこれは日本円にしておよそ18万円です。家賃を少しでも抑えたい人はシェアハウスを利用したり、家賃を折半できる同居人を探すことをおすすめします。
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ここではオークランドへ留学する際に知っておきたいことや注意点について紹介します。
国が違えばマナーの違いがあります。例えば、日本では人前で鼻をすする場面がありますが、ニュージーランドでは「鼻をすすること」はマナー違反だと考えられています。
日本にいるときと同じ感覚で鼻をすすると、周りの人を不快にさせてしまう可能性があるので気をつけるようにしましょう。
他にも、「人とコミュニケーションを行うこときはアイコンタクトをとる」「人前でゲップをしたら謝る」などのマナーがあります。知らなかった場合は仕方ありませんが、なるべく早く現地のマナーを身につけていきましょう。
ニュージーランドにはグッドフライデーとイースターサンデーという祝日があります。この祝日はイースター期間中の金曜日と日曜日のことを指します。
ニュージーランドではこの祝日には一部のお店を除き、「お店を開けてはいけない」という決まりがあります。
オークランドなどの大都市も例外ではなく、このグッドフライデーとイースターサンデーにはほとんどのお店がしまってしまいます。レストランもこの祝日には開いていないことが多いため、祝日がいつなのか事前に確認するようにしましょう。
ここまで、ニュージーランド留学についての特徴やメリット・デメリット、注意点について紹介してきました。オークランドは都会と自然が程よく混ざり合った街です。年間を通して安定した気候であること、多国籍であることから移民に対して差別も少なく、おすすめの留学先となっています。
物価が高い、日本のような利便性がないということも確かにありますが、それも一つの文化として受け止められると充実した留学生活が遅れることでしょう。留学先で迷われている人は、ぜひオークランドを一つの候補として持っていただけると嬉しいです。
もしオークランドが留学先として自分に合っていると感じた方は、具体的な語学学校を決めていきましょう。
オークランドでおすすめの学校や、留学費用について知りたい方は以下で紹介しているので参考にしてみてください。
オークランドの人気語学学校ランキング
オークランド留学の1ヶ月の費用
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