「イギリスに留学するのに、イーストボーンって良いところなのかな?」
と思っている方。
イーストボーンはイングランド南部のイースト・サセックスにある街で、イギリス有数のリゾート地です。落ち着いた街の雰囲気が良く、留学先としても人気を集めています。
とはいえ、具体的にイーストボーンのどんなところが良いのか、なかなかイメージしにくいですよね。
そこでこの記事では、
・イーストボーン留学の特徴
・イーストボーン留学のメリットとデメリット
・イーストボーン留学で知っておきたいこと・注意点
をお伝えします。
初めての海外留学は不安に感じるかもしれませんが、押さえるポイントはそれほど多くありません。
まずはこの記事で、イーストボーンについて知っていきましょう。
※この記事の情報はすべて2018年10月時点のものです。
※この記事はすべて1ポンド=150円で計算しています。
イーストボーンは人口約11万人、イングランド南部のイースト・サセックスにある街です。イギリス国内で「定年後に住みたい街ナンバーワン」に選ばれた街としても知られています。
イーストボーンは、同じく海辺の街であるブライトンと比較されることが多いですが、ブライトンが「若者の街」である一方で、イーストボーンは「落ち着いた年配の街」というイメージです。
ビクトリア調の家々が建ち並ぶ街はコンパクトで過ごしやすく、じっくりと腰をすえて勉強に打ち込みやすいため長期留学生が多い傾向があります。静かにじっくりと英語を学ぶにはイーストボーンは適しているといえます。
イーストボーン留学の特徴は3つです。
・美しい自然を有したリゾート地
・さまざまなイベントを楽しめる街
・交通アクセスが良い街
1つずつ説明しますね。
1つ目の特徴が、美しい自然を有したリゾート地であることです。
イーストボーンは海辺の街で、海岸沿いには灯台やきれいな砂浜が続きます。プロムナード(遊歩道)も整備されており、通りに並ぶヴィクトリア調のリゾートホテルを横目に海の眺めを楽しみながら散歩、なんてことも可能です。
イーストボーンの見どころを考えたとき、何といっても外せない観光地が「セブンシスターズ」でしょう。
映画『007』の撮影が行われたことでも知られるセブンシスターズは、切り立った白い崖が連なった観光スポットです。連なる白い頂が、寄り添う美しい七人姉妹に見えることから「セブンシスターズ」と名付けられました。
セブンシスターズの他にも、イギリスでもっとも高い530フィート(約160m)にもおよぶ断崖「ビーチーヘッド」や、初夏のプロムナードに花を添える「カーペットガーデン」など、さまざまな見どころがあります。
2つ目の特徴が、さまざまなイベントを楽しめる街であることです。
イーストボーンでは毎年さまざまなイベントが開かれており、
・女子テニスの国際大会「インターナショナルレディーステニスチャンピオンシップ」
・イギリス空軍アクロバット飛行チーム「レッドアローズ(Red Arrows)」の航空ショーが見れる「エアボーン」
・ビンテージクラシックカーイベント「マグニフィシェントモーターズ」
などを見ることができます。
国際的にも有名なイベントを定期的に間近で見ることのできる機会はなかなかありませんよ。
3つ目の特徴が、交通アクセスが良い街であることです。
イーストボーンまではビクトリア駅から鉄道で約2時間、またロンドンからも電車で約1時間半と、ほどよい距離感です。休日にロンドンへ買い物に出かける学生も多くいます。
また市内の交通アクセスも良く、リーズナブルにバスを利用することができます。バスは市内ほぼ全域をカバーしており、1ポンド~(150円~)利用することが可能です。
イーストボーンの交通事情まとめ!利用料金からおすすめの移動手段まで徹底解説
イーストボーン留学のメリットは3つです。
・街がコンパクトで過ごしやすい
・イギリス国内でも有数の天気が良い街
・長期留学生が多いので友人がつくりやすい
の3つです。1つずつ解説しますね。
1つ目のメリットは、街がコンパクトで過ごしやすいことです。
駅から海辺までは、歩いて10分くらいでいける距離。駅周辺にはさまざまなお店があり買い物には困りません。街なかでは現在あちこちで工事が進められており、どんどん魅力的な街になっています。
街路樹なども多く、なんといってもヴィクトリア調のおしゃれで落ち着いた雰囲気が素敵です。遠出するときもバスが運行していますので、車がなくても大丈夫です。
2つ目のメリットは、気候が温暖で過ごしやすいことです。
イーストボーンはイギリス国内でも屈指の「晴れた日が多い街」として知られています。雨の多いイギリスでは、とてもありがたい気候です。
夏場の気温も20℃前後と過ごしやすく、冬場でも氷点下までいくことはあまりありません。しかしながら冬は長く、海からの風も強いのでしっかりと防寒していくことは必要です。
おすすめのシーズンは6月下旬から9月上旬です。
3つ目のメリットは、長期留学生が多いので友人がつくりやすいことです。
イーストボーンと同じく留学先として人気のブライトンは、若者が多く、バカンス感覚で欧州からやって来る学生も多いのが実態です。留学している期間もそれほど長くなく、知り合っても短期間でお別れになってしまうため、友好を深める機会があまり得られません。
一方でイーストボーンは、あまり目立たない街だからか、真面目な留学生が多い印象です。真剣に語学に取り組む学生が多いことから平均年齢が高めで、長期留学生の割合が多くなっています。
そのため、イーストボーンではじっくりと時間をかけて友情を育むことが可能です。
イーストボーン留学のデメリットは、以下の2つです。
・シーズン中は学校が混み合う
・遊びを重視したい人には物足りない
1つずつ解説しますね。
1つ目のデメリットは、シーズン中は学校が混み合うことです。
イーストボーンのハイシーズンである夏場には、リゾート客が多く街を訪れます。当然ながら留学生も過ごしやすい夏場に集中するため、シーズン中はどの学校も留学生が多いです。そのため、他のシーズンに比べて1クラスあたりの人数も通常よりも増えてしまいます。
もちろん、多くのクラスメイトと知り合える機会が得られるとも言えますが、講師とのやり取りを通じて密度の高い講義を受けたい、と考える人にとってはややデメリットとなるでしょう。
2つ目のデメリットは、遊びを重視したい人には物足りないことです。
先にお伝えしたとおり、イーストボーンは「定年後に住みたい街ナンバーワン」に選ばれるほど、どちらかといえば年配向けの落ち着いた街です。
パブやクラブの数などを比べても圧倒的にブライトンの方が多く、どうしても華やかさに欠けてしまいます。
そのため、留学に対して遊びの部分も重視したい人にとっては、イーストボーンはやや物足りなく感じてしまうでしょう。
ここでは、イーストボーン留学における
・費用
・ビザ
・アクセス方法
をお伝えします。
イーストボーン留学の費用は、1カ月につき約21~40万円です。
・授業料(教材費込み):1,000~1,700ポンド(15万円~25万5,000円)
・学生寮:350~700ポンド(5万2,500円~10万5,000円)
・食費:300~500ポンド(4万5,000円~7万5,000円)
・その他生活費:300~500ポンド(4万5,000円~7万5,000円)
ここに航空券代として、往復10~15万円も見ておく必要があります。
イギリスに留学する場合、基本的に半年以内の留学であればビザは不要です。
ただし6カ月以上留学する人や、その可能性がある人については、あらかじめビザを取得する必要があります。
イギリスのビザは大使館ではなく、「ホームオフィス」というイギリスの機関が管理しています。ビザの申請を行う場合はホームオフィスと提携する民間機関「VFS Global(ビザ申請センター)」にて直接申請を行います。ビザ申請センターは東京と大阪の2か所で、いずれかに出向いて申請が必要です。
留学にする際に必要なビザの種類は以下の3つです。
イギリスへの滞在が6カ月以内の場合は基本的にビザ申請は必要ありませんが、就学のために入国する際は、入国時に入学許可書や資金証明などの書類を提出して入国の許可を得なければなりません。入国審査でトラブルにならないためにも、こちらのビザを申請しておくことをおすすめします。
7カ月以上~11カ月以内の滞在予定で語学学校等へ通う予定の学生は、こちらのビザ申請が必要になります。このビザはTier 4よりも比較的発行しやすく、申請費用も安いので該当する場合はこちらを選びましょう。
主に大学や専門学校へ進学予定の学生向けの「Tier 4」と言われる一般的な学生ビザです。英語力の証明が必要で、12カ月以上の長期滞在予定者や滞在中にビザを延長する予定のある留学生向けのビザになっています。
イーストボーンへはヒースロー空港から行くのが一般的です。東京からヒースロー空港までの便は、
・ブリティッシュ・エアウェイズ
・日本航空
・全日空
・キャセイパシフィック航空
・キャセイドラゴン航空
などから出ています。
飛行時間は13~16時間ほど。往復料金は約10万円~15万円が相場です。シーズンによって上下するので渡航シーズンに合わせて予算を調整する必要があります。
ヒースロー空港からイーストボーンまでは、バスまたは鉄道が主な交通手段です。それぞれ所要時間と料金目安は以下の通りです。
・長距離バス:イーストボーン市内まで所要約3時間30分。料金は片道25ポンド(3,750円)
・地下鉄:ヴィクトリア駅まで行き、ナショナル・レイルに乗り換え、イーストボーン駅ヘ。所要約1時間30分。料金は30ポンド(4,500円)
今回は、イギリスのイーストボーンへの留学についてお伝えしました。
イーストボーンはイングランド南部のイースト・サセックスにある街で、イギリス有数のリゾート地です。落ち着いた街の雰囲気がよく、留学先としても人気を集めています。
イーストボーンは、同じく海辺の街であるブライトンと比較されることが多いですが、ブライトンが「若者の街」である一方で、イーストボーンは「落ち着いた年配の街」というイメージ。静かにじっくりと英語を学ぶには、イーストボーンが適しているといえるでしょう。
イーストボーン留学には、以下のメリットとデメリットがあります。
【メリット】
・街がコンパクトで過ごしやすい
・イギリス国内でも有数の天気が良い街
・長期留学生が多いので友人がつくりやすい
【デメリット】
・シーズン中は学校が混み合う
・遊びを重視したい人には物足りない
なんといっても天候において過ごしやすいのは、留学するうえで大きなポイントといえます。特に長期間の留学の場合、気候から影響を大きく受けやすいので「天気が良い」ということは、それだけで留学生活を成功に近づけてくれます。
また留学の本来の目的は「勉強」ですので、じっくりと語学を習得するのであれば誘惑の少ない街を選ぶのが本道です。その点、イーストボーンは落ち着いた街で留学生も真面目な人が多いのでおすすめできます。
もしイーストボーンが留学先として自分に合っていると感じた方は、具体的な語学学校を決めていきましょう。
イーストボーンでおすすめの学校や、留学費用について知りたい方は以下で紹介しているので参考にしてみてください。
イーストボーンの人気語学学校ランキング
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