「イギリスに留学するのに、ボーンマスって良いところなのかな?」
と思っている方。
ボーンマスはイギリス南部に位置する都市で、イギリス有数のリゾート地です。ボーンマス大学をはじめとした教育機関も充実しており、留学先としても人気を集めています。
とはいえ、具体的にボーンマスのどんなところが良いのか、なかなかイメージしにくいですよね。
そこでこの記事では、
・ボーンマス留学の特徴
・ボーンマス留学のメリットとデメリット
・ボーンマス留学で知っておきたいこと・注意点
をお伝えします。
初めての海外留学は不安に感じるかもしれませんが、押さえるポイントはそれほど多くありません。
まずはこの記事で、ボーンマスについて大まかに知っていきましょう。
※この記事の情報はすべて2018年10月時点のものです。
※この記事はすべて1ポンド=150円で計算しています。
ボーンマスは人口約18万人、イギリス南部ドーセットの南海岸に位置する都市で、ロンドンに次いで留学に人気の街として知られています。
ボーンマスはブライトンと似た街であることから比較されることが多いですが、どちらかといえばボーンマスの方が落ち着いた雰囲気です。ゆったりとした港町という感じで、じっくりと英語を学ぶにはボーンマスの方が適しているかもしれません。
ボーンマスはイギリス海峡を望む街並みと美しいビーチを持ち、高級保養地として毎年550万人以上の観光客が訪れています。
ベストシーズンは春から夏にかけての5月~9月。海辺のリゾートだけでなく、ボーンマス近郊にあるニューフォレストは、かつての王室の狩猟場になっていたこともあり、「海と森」の魅力を楽しめる街でもあります。
ボーンマス留学の特徴は3つです。
・「イギリスで最も幸福な街」にランクインした街
・留学生に人気の街
・海辺のリゾートで観光が楽しめる街
1つずつ説明しますね。
1つ目の特徴が、「イギリスで最も幸福な街」にランクインした街であることです。
2007年に実施された「イギリスで最も幸福な街」調査で、ボーンマスは見事に1位に選ばれました。この調査ではボーンマスに住む住民の82%が「幸せである」と回答しています。
ボーンマスは美しいビーチを有するリゾート地でありながらも、落ち着いた港町の雰囲気を残し、さらに郊外には豊かな自然があります。このような背景からボーンマスに住む人の多くは、高い満足度となっていることが考えられます。
ちなみに2018年に国連が発表した「世界幸福度ランキング」ではイギリスは19位にランクイン。日本は54位と、経済的には豊かな国であるにもかかわらず幸福度は低いようです。
【世界幸福度ランキング2018 上位10ヶ国】
第1位:フィンランド
第2位:ノルウェー
第3位:デンマーク
第4位:アイスランド
第5位:スイス
第6位:オランダ
第7位:カナダ
第8位:ニュージーランド
第9位:スウェーデン
第10位:オーストラリア
参考:国連「世界幸福度報告書」
2つ目の特徴が、留学生に人気の街であることです。
ボーンマスはリゾート地で、特にシーズン中に多くの留学生が訪れる「留学生の街」として知られています。イギリスにおいてはロンドンに次いで留学生が多く、リゾート気分を満喫しながら勉強もできるところがボーンマスの魅力の1つです。
またボーンマスには多彩な教育分野を有する総合大学「ボーンマス大学」があり、街としてアカデミックな雰囲気も兼ね備えています。
3つ目の特徴が、海辺のリゾートで観光が楽しめる街であることです。
ボーンマスの魅力は何と言っても10km以上に渡って続く美しいビーチ。イギリス有数のリゾート地なだけあり、そのビーチでバカンスを過ごそうと毎年550万人以上の観光客が訪れます。
ビーチの中心にある「ボーンマス・ピア」は、ボーンマスでもっとも有名なスポット。ビーチから海に向かって伸びた桟橋の上につくられたボーンマス・ピアでは、劇場やレストラン・バーなど、さまざまなエンターテインメントを楽しむことができます。
その他にもボーンマスには、
など、見どころがたくさんです。
ボーンマス観光といったらここ!現地で楽しめるおすすめスポット5選
ボーンマス留学のメリットは3つです。
の3つです。1つずつ解説しますね。
1つ目のメリットは、生活費が安いことです。
同じ留学先として人気のロンドンに比べると、かなり物価の安いボーンマス。生活費は2~3割程度抑えられると考えて良いでしょう。
たとえばタクシーの初乗り料金を比べると、
・ロンドン:2.2ポンド(330円)
・ボーンマス:1.4ポンド(210円)
と、ボーンマスの方が4割近く安い計算になります。
市内を移動する際もコンパクトな街なので、基本は徒歩か自転車で生活が可能です。バスを使う場合も、「イエローバス」と呼ばれる市バスがリーズナブルに利用でき、定期チケットを購入すればさらにお得です。1週間の定期チケットで15ポンド(2,250円)、3カ月の定期チケットだと100ポンド(1万5,000円)となっています。
2つ目のメリットは、気候が温暖で過ごしやすいことです。
ボーンマスには日本と同様に四季がありますが、夏は涼しく過ごしやすい街です。イギリスの中でも寒暖の差が少なく、夏の気温は12~22℃、冬でも1~8℃とそれほど寒くなりません。
雨に関しては、急な雨は多いですが、日本の梅雨のように長く降り続けることはありません。降水量もイギリス全体の平均1,126mlに対して、ボーンマスは880mlですので少な目といえます。
ボーンマスの天気・気候と服装
3つ目のメリットは、日本人が少なく、語学習得に集中しやすいことです。
日本からイギリスへの留学者数はもともと多くないため、ボーンマスには日本人が少ないです。ボーンマスに留学する生徒は欧州からやってくることが、多いため多国籍の友人をつくる機会に恵まれるでしょう。
英語を学ぶうえで、日本人が少ないということは良い環境です。英語を話したり聞いたりする時間が増えるため、英語の習得スピートが速まります。
ボーンマス留学のデメリットは、以下の2つです。
・シーズン中は学校が混み合う
・他の主要都市まで遠い
1つずつ解説しますね。
1つ目のデメリットは、シーズン中は学校が混み合うことです。
ボーンマスのハイシーズンは夏で、リゾート客はその季節に集中します。当然ながらリゾート気分を満喫したいと考える留学生も夏場に集中するため、シーズン中はどの学校も留学生で溢れ、1クラスあたりの人数も通常よりも増えてしまいます。
もちろん、多くのクラスメイトと知り合える機会が得られるとも言えますが、講師とのやり取りを通じて密度の高い講義を受けたい、と考える人にとってはややデメリットとなるでしょう。
2つ目のデメリットは、他の主要都市まで遠いことです。
ボーンマスは物価が安いだけに、他の主要都市までのアクセスはそれほど良くありません。たとえばロンドンへ行こうと思ったら、高速バスを使って約2時間、鉄道を使っても2時間半程度かかります。
ボーンマスにはボーンマス空港がありますが、1日5便程度の小さな空港なため、使い勝手はあまりよくありません。
ここでは、ボーンマス留学における
・費用
・ビザ
・アクセス方法
をお伝えします。
ボーンマス留学の費用は、1カ月につき約21~40万円です。
・授業料(教材費込み):800~1,400ポンド(12万円~21万円)
・学生寮:250~500ポンド(3万7,500円~7万5,000円)
・食費:200~300ポンド(3万円~4万5,000円)
・その他生活費:200~400ポンド(3万円~6万円)
ここに航空券代として、往復10~15万円も見ておく必要があります。
イギリスに留学する場合、基本的に半年以内の留学であればビザは不要です。ただし、以下の条件に該当する人は事前にビザを取得する必要があります。
・6カ月以上留学する人
・6カ月未満の留学の予定だが、現地でコースを延長する可能性がある人
イギリスのビザは大使館ではなく、「ホームオフィス」というイギリスの機関が管理しています。ビザの申請を行う場合はホームオフィスと提携する民間機関「VFS Global(ビザ申請センター)」にて直接申請を行います。ビザ申請センターは東京と大阪の2か所で、いずれかに出向いて申請が必要です。
留学にする際に必要なビザの種類は以下の3つです。
イギリスへの滞在が6カ月以内の場合は基本的にビザ申請は必要ありませんが、就学のために入国する際は、入国時に入学許可書や資金証明などの書類を提出して入国の許可を得なければなりません。入国審査でトラブルにならないためにも、こちらのビザを申請しておくことをおすすめします。
7カ月以上~11カ月以内の滞在予定で語学学校等へ通う予定の学生は、こちらのビザ申請が必要になります。このビザはTier 4よりも比較的発行しやすく、申請費用も安いので該当する場合はこちらを選びましょう。
主に大学や専門学校へ進学予定の学生向けの「Tier 4」と言われる一般的な学生ビザです。英語力の証明が必要で、12カ月以上の長期滞在予定者や滞在中にビザを延長する予定のある留学生向けのビザになっています。
ボーンマスへの最寄りの空港であるボーンマス空港までの飛行機は、
・ブリティッシュ・エアウェイズ
・日本航空
・全日空
・キャセイパシフィック航空
・ルフトハンザドイツ航空
などから出ています。
飛行時間は13~15時間ほど。往復料金は約10万~15万円が相場です。シーズンによって上下するので渡航シーズンに合わせて予算を調整する必要があります。
ボーンマスまでは、ロンドンのヒースロー空港から陸路で向かうのが一般的。ヒースロー空港からボーンマスの市街地までは、バスまたは鉄道が主な交通手段です。それぞれ所要時間と料金目安は以下の通りです。
・長距離バス(COACH):市内まで所要約2時間30分、1時間30分間隔で運行。料金は片道20~30ポンド(3,000~4,500円)
・鉄道(ヒースローエクスプレス利用):パディントン駅に向かい、地下鉄ベーカールーラインでウォータールー駅へ。ウォータールー駅からボーンマスまで向かう。所要は2時間30分~4時間。料金は45~55ポンド(6,750~8,250円)
・地下鉄(ピカデリーライン利用):グリーンパーク駅で乗り換えて、ジュビリーラインでウォータールー駅へ。ウォータールー駅からボーンマスまで向かう。所要は2時間30分~4時間。料金は45~55ポンド(6,750~8,250円)
ボーンマスの空港情報と市内へのアクセス方法
今回は、イギリスのボーンマスへの留学についてお伝えしました。
ボーンマスは人口約18万人、イギリス南部ドーセットの南海岸に位置する都市で、ロンドンに次いで留学に人気の街として知られています。
ともに海辺の立地であることからブライトンと比較されることが多いですが、ボーンマスの方がゆったりとした港町の雰囲気です。静かにじっくりと英語を学ぶにはボーンマスの方が適しているでしょう。
ボーンマス留学には、以下のメリットとデメリットがあります。
【メリット】
・生活費が安い
・気候が温暖で過ごしやすい
・日本人が少なく、語学習得に集中しやすい
【デメリット】
・シーズン中は学校が混み合う
・他の主要都市まで遠い
生活費を抑えながら、リゾート気分が味わえるボーンマスは学生にとって魅力的な街です。日本人が少ないところも、語学習得にはメリットといえます。
もしボーンマスが留学先として自分に合っていると感じた方は、具体的な語学学校を決めていきましょう。
ボーンマスでおすすめの学校や、留学費用について知りたい方は以下で紹介しているので参考にしてみてください。
ボーンマスの人気語学学校ランキング
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