「イギリスのブライトンに留学したいけれど、どんなところなんだろう……」
と思っている方。
ブライトンはイングランド南部にある海辺の街で、イギリスの中でも有数のリゾート地です。治安が良く、学生都市でもあるブライトンは留学先としても人気を集めています。
とはいえ、具体的にブライトンのどんなところが良いのか、なかなかイメージしにくいですよね。
そこでこの記事では、
・ブライトン留学の特徴
・ブライトン留学のメリットとデメリット
・ブライトン留学で知っておきたいこと・注意点
をお伝えします。
初めての海外留学は不安に感じるかもしれませんが、押さえるポイントはそれほど多くありません。
まずはこの記事で、ブライトンについてざっくりと知っていきましょう。
※この記事の情報はすべて2018年10月時点のものです。
※この記事はすべて1ポンド=150円で計算しています。
ブライトンは人口約27万人、イギリス南東部のイースト・サセックス州西端に位置している街です。ロンドンからも電車で約1時間ほどでアクセス可能で、リゾート地として人気を集めています。
海辺のリゾート地としての歴史は古く、18世紀の中ごろから貴族の保養地として知られています。
古くは漁村であったこの地域ですが、1783年にジョージ4世の別荘「ロイヤル・パビリオン」の建設、1841年にロンドンからの鉄道敷設などを経て、1800年代後半から徐々にエリアを拡大していきました。
1900年代後半からは観光都市として広まり、国内外から観光客が数多く訪れるようになりました。
気候は、夏場でも平均最高気温が20度程度で、朝晩は肌寒くなります。冬は氷点下になることはあまりありませんが、海沿いの街のため海風が強く、体感温度は寒く感じるでしょう。
ブライトンは海辺のリゾート地ですので、せっかく留学するのであればビーチを満喫できる夏のシーズンがおすすめです。
ブライトン留学の特徴は3つです。
・イギリス有数のリゾート地
・多国籍の若者が集まる「学生都市」
・「LGBT」に寛容な街
1つずつ説明しますね。
1つ目の特徴が、イギリス有数のリゾート地であることです。
そのためブライトンは観光地として栄えており、ホテルやエンターテイメント施設も数多くあります。美しいビーチ沿いにはプロムナード(遊歩道)が続き、海岸通りにはリゾートホテルやレストラン、カフェが立ち並びます。
海沿いのエンターテイメントで有名なのが「ブライトンピア」。この小さなテーマパークでは、観覧車やメリーゴーランドなどのアトラクションを楽しむことができます。
夜になればナイトクラブで楽しむことも可能です。街中を走るバスは深夜3時まで運行しているので夜更かししても大丈夫。
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2つ目の特徴が、多国籍の若者が集まる「学生都市」であることです。
教育機関が多いブライトンは、留学先として、
・ブライトン大学
・サセックス大学
の2校が有名です。
ブライトン大学は現在約21,000人の学生が在籍し、薬学や工学、インフォメーションテクノロジーなどの理系分野の教育に強みを持っています。留学生へのサポートも手厚く、個別相談が可能で、無料の英語サポートなどの支援もあります。
サセックス大学はイギリス国内では新しめの大学ですが、120ヶ国以上から約13,000人の留学生を受け入れています。24時間いつでも利用できる図書館のほか、研究室、宿泊施設、スポーツ施設、レストランなどあらゆる施設が充実しています。
また、語学留学の場合も
・ユーロセンター ブライトン校
・EF ブライトン校
などの、実績のある有名な学校が多いです。
ブライトンは欧州を中心にさまざまな国から若者が集まり、特に夏のシーズンの語学学校は多くの留学生でいっぱいです。
3つ目の特徴が、「LGBT」に寛容な街であることです。
ブライトンはヨーロッパで一番大きな「ゲイの街」として知られており、マイノリティに対して寛容な街でもあります。年に1回「ゲイパレード」というフェスティバルが催され、その日はゲイの人達がドレスアップしたり、老若男女構わずみんなが音楽に合わせて道端で踊ったりして盛り上がります。
異なる価値観を受け入れる風土があるため、日本から留学した際もブライトンでは違和感なく過ごせるはずです。
ブライトン留学のメリットは3つです。
・治安が良い
・コンパクトシティで生活がしやすい
・日本人が少なく、語学習得に集中しやすい
の3つです。1つずつ解説しますね。
1つ目のメリットは、治安が良いことです。
ブライトンはリゾート地かつ学生都市でもあることから、治安が良いとされています。ナイトクラブなどは深夜まで営業していますが、警察官の定期巡回があるため安心して楽しむことができます。
長い期間その土地で過ごす留学では、治安の良さはとても重要です。その点においてブライトンはヨーロッパの中でも特におすすめできる街といえます。
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2つ目のメリットは、コンパクトシティで生活がしやすいことです。
ブライトンでは、語学学校をはじめショップやパブ、レストランやカフェなど、ほとんどの施設が街の中心地に集まっています。そのため徒歩での移動で多くの場合は事足りるため、とてもフットワークが軽く過ごせます。
徒歩以外の交通手段としてバスもあり、深夜まで運行しているのでパブで飲み過ぎても安心です。ロンドンまで電車で約1時間とアクセスしやすいのも魅力ですね。
3つ目のメリットは、日本人が少なく、語学習得に集中しやすいことです。
そもそも日本からイギリスへの留学者数がそれほど多くなく、イギリスへの留学先として主に人気なのがロンドンなため、ブライトンには日本人が少ないです。
私の友人が留学した際は語学学校での日本人割合はだいたい3%ほど、アジア人全体でも15%ほどだったということでした。
語学を習得するうえでは日本人が少ない環境に身を置くことは重要です。その点からブライトンは留学先として、とても良い選択肢といえます。
ブライトン留学のデメリットは、以下の2つです。
・年間を通じて天候が悪い
・アメリカ英語とイギリス英語のギャップがある
1つずつ解説しますね。
1つ目のデメリットは、年間を通じて天候が悪いことです。
ブライトンは年間を通じて雨が多いことで有名です。留学する際は雨具(レインコート、折りたたみ傘、長靴など)を持って行きましょう。
冬の寒さはイギリスの中では比較的厳しくなく、氷点下になることも少ないです。ただ夏場でも朝晩は冷え込みますので体調管理に注意が必要です。
ブライトンの天気・気候と服装
2つ目のデメリットは、アメリカ英語とイギリス英語のギャップがあることです。
ひとくちに英語といっても、アメリカ英語とイギリス英語では発音や綴りが異なります。例えば「映画館」のことをアメリカ英語では「theater」と書きますが、イギリス英語では「theatre」と書きます。語尾が少し違いますね。
この他にも「realize」が「realise」、「color」が「colour」など、少しだけ語尾が変わる場合があります。
実際のところアメリカ英語寄りの英語が使われている国は、
・アメリカ、ラテン・アメリカ
・日本
・フィリピン
と少数です。
・西ヨーロッパ諸国
・ロシア
・アフリカ諸国
・アラブ諸国
・オーストラリア
など、多くの国はイギリス英語寄りの英語を使用しています。
広い目で見ればイギリス英語を身に付けておくことは役に立ちますが、慣れるまでに少し大変かもしれません。
イギリス英語の特徴とアメリカ英語との違い
ここでは、ブライトン留学における
・費用
・ビザ
・アクセス方法
をお伝えします。
ブライトン留学の費用は、1カ月につき約25~50万円です。
・授業料(教材費込み):900~1,600ポンド(13万5,000円~24万円)
・学生寮:400~800ポンド(6万円~12万円)
・食費:250~400ポンド(3万7,500円~6万円)
・その他生活費:200~450ポンド(3万円~6万7,500円)
ここに航空券代として、往復11~18万円も見ておく必要があります。またイギリスはパブの文化もあり、夜は友人とお酒を飲む機会も多くなるかもしれません。生活費には余裕を持っておきましょう。
日本人がイギリスで6ヵ月間まで滞在する場合、ビザが免除されています。しかし、留学や就業目的で6ヵ月以上滞在する場合は、イギリスに行く前に「ビザ申請」が必要です。
イギリスのビザは大使館ではなく、「ホームオフィス」というイギリスの機関が管理しています。ビザの申請を行う場合はホームオフィスと提携する民間機関「VFS Global(ビザ申請センター)」にて直接申請を行います。
ビザ申請センターは東京と大阪の2か所で、いずれかに出向いて申請が必要です。
留学にする際に必要なビザの種類は以下の3つです。
イギリスへの滞在が6ヵ月以内の場合は基本的にビザ申請は必要ありませんが、就学のために入国する際は、入国時に入学許可書や資金証明などの書類を提出して入国の許可を得なければなりません。
入国審査でトラブルにならないためにも、こちらのビザを申請しておくことをおすすめします。
7ヵ月以上~11ヵ月以内の滞在予定で語学学校等へ通う予定の学生は、こちらのビザ申請が必要になります。このビザはTier 4よりも比較的発行しやすく、申請費用も安いので該当する場合はこちらを選びましょう。
主に大学や専門学校へ進学予定の学生向けの「Tier 4」と言われる一般的な学生ビザです。英語力の証明が必要で、12カ月以上の長期滞在予定者や滞在中にビザを延長する予定のある留学生向けのビザになっています。
ブライトンへの最寄りの空港であるロンドン・ガトウィック空港までの飛行機は、
・ターキッシュエアラインズ
・カタール航空
・キャセイパシフィック航空
・エミレーツ航空
・カンタス航空
などから出ています。
飛行時間は約20時間。往復料金は約11万円~18万円が相場です。シーズンによって上下するので渡航シーズンに合わせて予算を調整する必要があります。
ヒースロー空港からブライトンまでは、バスまたは鉄道が主な交通手段です。それぞれ所要時間と料金目安は以下の通りです。
・長距離バス(National Express):市内まで所要約1時間、1時間おきに運行。料金は約6ポンド(約900円)
・鉄道(National Rail Service):空港と駅が直結。所要約30分、1時間に4本程度運行。料金は6ポンド~10ポンド(900円~1,500円)
ブライトンの空港情報と市内へのアクセス方法
今回は、イギリスのブライトンへの留学についてお伝えしました。
ブライトンは人口約27万人、イギリス南東部のイースト・サセックス州西端に位置している街です。ロンドンからも電車で約1時間ほどでアクセス可能で、リゾート地として人気を集めています。
ブライトンは多国籍の若者が集まる「学生都市」でもあり、ハイシーズンには多くの学生が留学に訪れます。また、「LGBT」に寛容な街としても知られ、マイノリティを受けれる文化が根付いているため、国籍の違いなどを気にせず過ごせるはずです。
ブライトン留学には、以下のメリットとデメリットがあります。
【メリット】
・治安が良い
・コンパクトシティで生活がしやすい
・日本人が少なく、語学習得に集中しやすい
【デメリット】
・年間を通じて天候が悪い
・アメリカ英語とイギリス英語のギャップがある
できるだけ日本人のいない環境で語学に打ち込みたいという人や、リゾート気分を味わいながら勉強したいという方に、ブライトンはとてもおすすめです。
もしブライトンが留学先として自分に合っていると感じた方は、具体的な語学学校を決めていきましょう。
ブライトンでおすすめの学校や、留学費用について知りたい方は以下で紹介しているので参考にしてみてください。
ブライトンの人気語学学校ランキング
ブライトン留学の1ヶ月の費用
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