俳優の岸谷五朗(55)と寺脇康文(57)が主宰する演劇ユニット「地球ゴージャス」による結成25周年祝祭公演「星の大地に降る涙」(来年3月10~4月13日、千葉・舞浜アンフィシアター)の製作発表が6日、東京都内で行われた。
2009年に三浦春馬(29)の主演で上映された10作目作品を、岸谷と寺脇以外のキャストを一新して11年ぶりに上演。昨年の15作目「ZEROTOPIA」にも出演した新田真剣佑(22)が今作で舞台初主演を飾る。
明治維新直後の1868年を舞台に、戦いに敗れ、記憶をなくした青年・シャチが流れ着いた島で出会った民族との物語。10年前に同作でシャチ役を演じた三浦からのVTRメッセージが会見中にサプライズで流れた。
「今のマッケンの実力からすると、優に(10年前の自分を)超えられる期待感が大きい。マッケンの実力で引っ張っていってください」との三浦のエールに、新田は「『マッケン』って言ってくださいましたよね? あとで(流れた)動画ください!!」と大興奮しながら「本当にうれしい。前作を超える作品にしなきゃいけないと思いました」と気を引き締めた。
作・演出も手掛ける岸谷は、前作よりもミュージカル要素を増やし、半分以上を新曲で構成したことを明かした上で「マッケンは舞台に立つべき素材、センスをすべて持っている俳優。磨いたらどうなるんだと思う」と若武者の伸びしろに期待した。
会見には、ほかにEXILEの松本利夫、笹本玲奈、湖月わたる、愛加あゆ、島ゆいか、森公美子が出席した。